誰の土俵か間違えないこと

今日のお話は少し難しいかもしれません。
でも「コミュニケーション能力が高い」と褒めていただくことが続いたので、少しエッセンスを書いておこうと思いました。

SNS(フェイスブック)の話になります。

皆さんは自分の投稿のコメント欄に、フォローしてくれている方(フェイスブックであれば「友達」)の大主張が書かれていて困惑したことはありませんか?

私は、時々あります。
先日、「●●というイベントに行きとても勉強になった」という趣旨のことを投稿しました。
そうするとコメント欄に、ある方から「私も以前似たイベントに行って…」というコメントが入りました。ここで詳細を書くことは避けますが、趣旨としては「似たイベントに行ってネガティブな体験をした、あなたもきっとそうなるよ」という内容が書かれていました。

これを見た私は「私は●●に対して好意的な投稿を書いているにも関わらず、この人は(この人から見た)似たイベントを持ち出して、自分がネガティブな体験をしたことを延々と書いている…。●●の人たちが見たら嫌な気持ちになるだろうな。」と思いました。

結局、コメント返信にて「●●とあなたの行ったイベントは関係ないですよね」という趣旨のことを書いたのですが、それでも「似たイベント」についてまた返信が重ねられ…困った私は投稿をクローズしました。

後日、その方からDMが来ました。「良かれと思って書きました。悪く思わないでくださいね。返信は不要です。」
…一連のことに、嫌な気持ちになってしまいました。


ここで今日のタイトルである「誰の土俵か間違えないこと」について考えてみたいと思います。

フェイスブックにおいて私のフィードは私のものです。これを私の土俵と表現しました。だから、他人が自己主張をする場ではないのです。
そして、一方的な「返信不要」について。他人の土俵で自分の主張をし、その土俵の持ち主の発言を聞かないというのはあまりにも一方的で、攻撃的ですね。

こういうことはSNS上だけではなく、リアルな日常の中でもよくあることです。コミュニケーション特に発信という場において、相手がオーナーであるときには、その土俵の上で突然、自分の主張を繰り広げることは失礼があること…言うならば「他人の主張への愛情の持ち方」を是非皆さんにも考えてほしいのです。

では、うちの会社の皆にはどうあって欲しいか私の考えを書きます。
相手が発信をしている場合、まず持ってほしいのは相手への「敬意」です。そして、共感のスキルを発揮してみてください。

相手を嫌な気持ちにさせて良いことなんてひとつもありません。
発展的で創造的な仕事をするために相手を好きになる・信頼関係をつくる、意識して、毎日良い仕事をしましょうね。




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