VISION PARTNER メンタルクリニック四谷

四ツ谷駅から徒歩2分、心療内科/精神科のVISION PARTNER メンタルクリニッ…

VISION PARTNER メンタルクリニック四谷

四ツ谷駅から徒歩2分、心療内科/精神科のVISION PARTNER メンタルクリニック四谷の公式noteです。こちらでは不定期に、クリニックのドクターが、日々のことやメンタルのことなどを綴ってまいります。https://vision-partner.jp/index.html

最近の記事

普通の生活

開院からあっという間に一か月が経ちました。VISION PARTNER メンタルクリニック四谷の林です。 新型コロナウイルス感染症の影響で、仕事や学校といった社会生活は勿論のこと、家庭生活すらもこれまで通りにいかなくなった方が大多数かと思います。 緊急事態宣言、東京アラートが解除されたとはいえ、すぐさま元の生活に戻れるわけではなく、またいつ生活や行動の制限がなされるのか、不安が頭をよぎります。 ありふれた日常が崩れていくということ。これは多くの人にとって苦痛であり、恐怖

    • withコロナ時代に思うこと

      院長の尾林です。緊急事態宣言も明け、息苦しさしかなかった状況に、一縷の希望が出てきました。しかしながら、以前のように自由な活動が取れる状況には程遠いまま。そんな、まだまだ窮屈な現状における、私たちの向き合うべき心的姿勢について、私なりの雑感を綴らせていただきました。 かつて遭遇したことのない未曾有の状況に直面し、私たちの不安も、これまでないほどに増幅されています。様々な対処法や心の持ちように関する多くの見解が示されていますが、膝を打つまでに納得感の得られるものは少ないかもし

      • 書籍発行のお知らせ

        この度、「企業は、メンタルヘルスとどう向き合うか-経営戦略としての産業医」が祥伝社新書より上梓されました。クリニックドクター3人の共著でして、執筆者は、副院長の堤多可弘先生、パートナードクターの木下翔太郎先生、そして院長の私(尾林)です。まだまだ、コロナ禍の残り香も漂う街の様子でしたが、営業を再開した池袋西武の三省堂を覗いてみました。 発売日は6月1日とのことだったのですが、書店の新刊コーナーに平置きされている拙書を発見し、思わず、「おおっ!」と、目を見開いてしまいました。

        • 「社員の味方!」はNGですか?  ~PARTNERに込めた想い~

          こんにちは VISION PARTNER メンタルクリニック四谷 副院長の "堤 多可弘"(note , twitter) です。 さっそく2回目のブログ行ってまいります。 院長に引き続き、「精神科医かつ産業医」の我々から、今回は産業医として、さらには”PARTNER”としてのお話です。 1.社員の味方はNG? ~産業医の中立性~産業医になりたてのころ、勉強を進め、経験を積むにつれて、臨床医との様々な違いを実感し始めました。 そうして学んだことの一つが産業医の基本

          産業医面談

          院長の尾林です。まだ慣れない、2回目の投稿です。 当院のドクターは、精神科医であることはもちろんですが、全員が産業医としても活躍しています。こんな顔ぶれで運営しているメンタルクリニックって、なかなかありそうでないことだと自負しています(もちろん、偶然ではありません)。 そんな訳で、今日は産業医のお仕事の断片をお話したいと思います。どんな一コマにもドラマがあるのですが、今回は、つい先日実施された、障害者雇用で採用されている、統合失調症の方との産業医面談の一コマです。 その

          嵐の船出の理由【副院長 堤】

          はじめまして。 VISION PARTNER メンタルクリニック四谷 副院長の "堤 多可弘"(note , twitter) です。 院長に続いて当院のnoteを執筆させていただきます。今回は、簡単な自己紹介とともに、私なりのクリニックの存在意義と思いを簡単にまとめていきます。 1.自己紹介私は当クリニックの副院長を務めるとともに、複数の会社の産業医を担当しています。 まずは私がこのクリニックを尾林院長が作るさいに協力を決意するまでの経緯をお話しします。 私は、

          嵐の船出の理由【副院長 堤】

          はじめまして

          VISION PARTNER メンタルクリニック四谷 院長の尾林です。 この度、noteにて、クリニックのドクターによる情報発信をはじめました。初回は私が、このクリニックを設立した思いについて、お話しできればと思います。 そもそも私自身、大学を卒業して社会に出た、どこにでもいるビジネスパーソンでした。医者になることなど、微塵も考えていませんでした。 そんな私ですが、日々社会の中で奮闘するうちに、働きやすさ、働きがいとは何だろう?と思案するようになりました。そんな時に知っ