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毎月寄付をさせていただいている『こころのビタミン研究所』の活動をご紹介します

株式会社マルラニの高橋真希です。神保町でカレーグランプリで優勝したカレーを提供しているカフェとエシカルショップを経営しています。noteや講演会を通して女性の自立や幸せな経営者が増えていくためのメッセージを定期的に発信しています。

私は、社会貢献の活動として『認定NPO法人こころのビタミン研究所』さんに毎月寄付を行っております。今回は、こころのビタミン研究所さんの活動や実績が素晴らしいので少しご紹介をさせていただきます。

こころのビタミン研究所のビジョン

現在、世界人口約77億人のうち、8億2000万人が飢えに苦しんでいます。一方、モノが豊かな日本では、年間2万人を超える自殺者、うつ病や幼児虐待など、こころの問題が多発しています。「からだの飢餓」と「こころの飢餓」。その両方をなくして、真に幸福で平和な世界を創りたい、それが「こころのビタミン研究所」のビジョンです。

こころのビタミン研究所HPより抜粋

数年前に創設者の方のお話を聞く機会がありそのビジョンに共感したのがきっかけです。
国内の主な活動としては、すべての人に相談相手をという思いのもと、『相談支援』、『被災者支援』、子どもの貧困や孤立化を防ぐ『こども支援』、両親、配偶者、お子さんを亡くした悲しみを癒す『喪失回復プログラム』があります。
海外での活動は、『ハイチ支援』と『バングラデシュ支援』。

ハイチ共和国は、北米大陸と南米大陸の間にあるカリブ海にある国で中米の最貧国。この国では若者が教育を受けても貧しい状況がゆえに人材が国外へ流れてしまうことが問題で、それが長きに渡り貧困が解決しない理由だということで職業訓練校の建設の支援を行なっているそうです。

バングラデシュでは職業開発センターや小学校設立などを支援。また女性が自立できるようにと、少女の奨学金制度、母子ケア病院の建設、最近では『ハッピー・マザー・プロジェクト』という活動も行なっているそうです。バングラデシュではまだまだ男尊女卑の社会で、少女が若年結婚を強いられたり、安心して子どもを産むことができない、仕事に就かせてもらえないなど女性の貧困がしばらく問題になっていました。


プロジェクトは、「バングラデシュ独立50周年(2021年)までに飢餓を終わらせる」というビジョンのもと、2001年から現地のリーダーであるミトン氏を中心にさまざまな支援を進めてきた結果、なんと、2021年には42%を超えていた貧困率が2021年には12.5%になり、一人当たりのGDPは2001年には412ドルだったのが、2019年には1905ドル中所得国となり、2021年には、見事に飢餓を終わらせることができたのです!!

寄付をする側とされる側の関係性

私が携わった年数はここ数年ですがその間、現地のリーダーのミトン氏の話を直接聞いたこともありますし、こころのビタミン研究所のその年の活動報告の場に参加したこともあります。そこで感じたことは、寄付をする側、される側が対等であるということです。一般的には上下関係や、哀れで可哀想といった優越感と劣等感の関係ができてもおかしくないわけです。しかしながら、関係性は非常に対等で同じビジョンに向かっていく同士としての関係であり美しさすら感じ、感動したことを覚えています。


人を動かすのはビジョン

この素晴らしい功績を成し遂げることができたのは間違いなくビジョンの力によるものだと思います。ビジョンはいつも真実で私たちが進む方向を照らし続けてくれる、暗闇の海での灯台のような存在です。
携わる人々全員がワクワクするような状態。ここが明確でありありと描くことができると賛同する人が徐々に増えていきますし、私はこのプロジェクトのビジョンに間違いなくエンロールされたと思います。


平和は身近なところから

貧困を生み出す最も大きな原因は戦争です。戦争は遠い世界のどこかだけで行われているとは限りません。家庭の中で、はたまた自分自身の心の中でも戦争が起こっていないかを省みるとよいでしょう。
家庭で、職場で不機嫌を撒き散らしていないか?自分の機嫌に責任を持つ、と学びました。そんな小さなことでも多くの人が取り組めば大きな力になるはずです。家族やパートナー、職場の人たちと平和的な関係を保つ努力をすることが大切だと思います。平和は自分の身近なところから。
この素晴らしい支援を継続できるように私自身も努力し続けます。

以上

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