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わたしたちは

ある人を好きになったり、

ある人を嫌いになったりするが、

これは、いったい、どういう心の働きが、

そうさせるのだろうか?


また、

そもそも

好かれる人とは、

どういう人なのだろうか?


あるいは

人から嫌われる人とは、

どういう人なのだろうか?


そして

好かれるためには、どうしたら良いのだろうか?

それは、心理学的に、どのように

考えられているのだろうか?


わたしたちは

なぜ人を好きになるのだろうか?


好きになる条件って、あるのだろうか?

心理学者の詫間武俊氏によると


【好き嫌いは選択を前提とする】という。


どういうことだろうか?


それは


好き嫌いについては、個人差がかなりある。


そして、

時代背景など選択の余地が少なければ、

好みは、なかなか叶えられないこともある。

たとえば、

パートナーを選ぶにしても、

戦時中などは、家の格式や親の都合で

配偶者が決められていたこともある。

また

食べ物や、着る物も

当時の食糧事情や衣類の配給事情などにより、

本人の好き嫌いは通らないこともあった。


選択の余地が少ないと好き嫌いは、

なかなか言えるものではなかった。


つまり、

好き嫌いというのは選択が可能な状況を

前提に出発しているのだ。


わたしは、この考えを知って

「なるほど!

 好き、嫌いが言えるのは、

 今まで、当たり前と思って、

 あまり考えたことは、なかったが、

 現在は、本当に恵まれているな。

 ありがたいことやな」と思った。


そして、

我々が普通にしている


好きなものには接近し、

嫌いなものは回避するというのは


我々の行動展開の基本型だ。

つまり

好き→接近

嫌い→回避


が、基本パターンだ。

ただ、

子供の頃は、

好きなところには、くっつき、

嫌いなところからは、離れたりしていたが、


大人の場合は、

好きなものであっても

自制しなければならないこともある。


また、

嫌いなものであっても、

避けてはならないこともある。

ところで、

好きになる条件って、あるのだろうか?


もっと言うと


「なぜ、あの人を好きになるの?」
 
……次回につづく



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