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立春から数えて何日目

立春を過ぎたら、待ちわびた春をようやく迎えたということになるのだが、都心部でも小雪が舞ったりするほど、まだまだ冬真っ盛り。
春なのになぜ? と思わないでもないが、この日を境に少しずつ暖かくなるというのが立春なのだから、一年でいちばん寒くて当然なわけだ。

立春から数えて何日目、という言い回しがある。
立夏・立秋・立冬に比べてなぜ立春だけそんなに特別なんだろうとずっと不思議だった。
大学生になるまで、立春に年明けの意味があることを知らなかったのだ。
大学横の吉田神社の節分祭に、大晦日でもないのに年越しそばの出店があるのを見て、そういうことかと初めて立春という節気の重みを知った。
一年の計を元旦に立て忘れた人は、立春にこっそり立てておくのもよいかもしれない。

立春から数えて88日目の5/2は八十八夜。
今年も地元のおいしいお茶、飲めますように。

(2015/2/6記)

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