見出し画像

自分の内面を深く見つめ直す契機

今年もインターンシップ研修生の受入が始まる。

関西および愛媛県内の7大学から9名の学生たち。
見ず知らずの学生がいきなりの共同生活で、この深い山里に2週間住み込んでみんな何を思うんだろう。

10年ほど前まではこの山までは満足に電波が届かなかったから、住み込んだ学生はまさに日常から隔絶されていたが、今はLINEやFacebookでいかようにも外と繋がれる。

でもせめてこんなときくらい、日常を遮断する勇気を持てないか。
それはすなわち、自分の内面を深く見つめ直す契機となるのだから。
そのためにこそこの山奥まで乗り込んでくるのではなかったか。

これまでに受け入れた学生は10年間で100名を超す。
この研修で大きな衝撃を受け、人生の針路がまったく想像もしていなかった方向に定まった学生も多い。

今年の9名にも自分の当たり前が揺さぶられる体験をしてほしい。
受け入れる我々ができるのは、その手助けだけだ。

(2014/8/8記)

サポートなどいただけるとは思っていませんが、万一したくてたまらなくなった場合は遠慮なさらずぜひどうぞ!