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カナシミペディア

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喪失・悲嘆・グリーフケア関連の用語をかんたんにまとめていきます。随時加筆。
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#悲嘆

[カナシミペディア]_003 <サイバー・モーニング>

悲嘆をめぐる言葉たちを粛々と採集していくマガジンです。 第3回 <サイバー・モーニング> 📍サイバー・モーニングとは・・・ こちらのわたしのnoteも「サイバー・モーニング」の一種だと思われます。 周囲の人たちに直接お話しするのは気が引けたり,難しかったりするけれど,Twitter(X)やLINEなら気持ちがスルッと出せることってありますよね。 わたしは・・・これまでの自分の経緯を知らない方たちや,あったこともない方たちに随分と助けていただきました。 現代ならでは

[カナシミペディア]_002 <グリーフ> grief

こちらは悲嘆をめぐる言葉を粛々と採集していくマガジンです。 第2回 <グリーフ> grief 📍グリーフ(grief)とは・・・ (死別などによる)深い悲しみ。悲嘆。苦悩。嘆き。 <デジタル大辞泉より> 前回のカナシミペディアでは、 「かなしみ」という日本語について書きました。 グリーフは「悲嘆」と邦訳されることが多いのですが、もともとの意味は、印欧語の「重い」という語根から派生したものだそうです。 (重力 gravityと同じ語源) そこから「こころが重い」と

[カナシミペディア]_001 <かなしみ> 悲しみ・哀しみ・愛しみ・美しみ

こちらは<悲嘆をめぐる言葉たち>を粛々と収集していくマガジンです。 初回は、悲嘆の源流とも言えるやまと言葉 <かなしみ>をとりあげます。 第1回 <かなしみ> まずは自分の本棚から、 「悲」という文字のつく書籍をざっと背取りしてみました。 けっこうありました。 悲しみ、悲嘆、グリーフという言葉を見ると、買ってしまいます。 悲嘆本コレクターかもしれません🥺 かなしみの語源についてさて。 はじめに <かなしみ>という日本語の語源について、 語ってみようと思います。