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海外駐在の準備や手続きなど

①赴任前、②赴任後、③帰国前、④帰国後に分けて、覚えておいた方が良い手続きを紹介します。実際には、駐在前に派遣元企業から詳しく説明もあると思いますので、その内容に従うようにしてくださいね!

*駐在前に会社がくれたマニュアルを参考にしながら、私の経験を踏まえて一部加筆をしています。

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1.赴任前

①住民票の転出手続き:住所地の市町村役場で転出届を提出します。ただし、住民登録が抹消され、印鑑登録も抹消されるため、実印が必要な不動産や自動車の売買を行う場合は注意が必要です。

②国際運転免許証の取得(必要な場合):国内の運転免許証の有効期限が1年以上残っていることが必要です。1年未満の場合は、特例更新手続きを先に行います。

③電気・ガス・水道・NHK・新聞の解約:インターネットでも簡単に解約できます。念のため、各社の連絡先やお客様番号も控えておいた方が良いです。帰国時に再開する場合は覚えているとスムーズ。

*私の場合、解約したはずが、ガスについて、口座からの自動引き落としが続いていました。年末帰った時に気づき、料金を返してもらいました。解約ができているか念のための確認が必要です。本当に油断ならないですね…

④電話・インターネットの解約:ルーターの返却など忘れずに。期間が短い場合は、電話番号保管サービスを使っても良いです。アプリに登録している方も多いと思うので。私は、保管サービスを使いました。月数百円の支払いが必要です。

⑤郵便物の転送手続き(必要な場合):1年間は国内の指定住所に転送してもらえます。(インターネットで手続き可能)転送できない銀行などからの郵便物については、国内の実家などへの住所変更手続きをしておきましょう。

⑥借家の解約/留守宅の管理:解約もしくは、空き家管理サービスを利用します。家を残していく場合は、仲の良い友達に定期的に、通風・通水・掃除・郵便物チェックをお願いしても良いでしょう。

⑦納税管理人の届け出:国内に土地・家屋などの固定資産を有している場合や、留守宅に家賃収入がある場合、駐在中も固定資産税・都市計画税または所得税がかかります。あらかじめ納税管理人を定め、確定申告をおこなってください。

⑧健康診断の受診:海外に6ヶ月以上赴任する場合、法律で赴任前および帰国後の健康診断の受診が義務付けられています。かかりつけの医療機関に相談してください。

⑨予防接種:うちの会社は任意でしたが、受けておいた方が良いです。推奨されたものは、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、狂犬病。なお、厚生労働省は下記サイトにて、推奨リストを公表しています。

数週間おきに複数回必要なワクチンもあり(肝炎など)、直前の接種では間に合いません。私も一部間に合いませんでした…ただ、上にはないですが、風疹・麻疹を受けておきました。会社から補助が出ると思うので、これを機にやっておくと良いでしょう。

⑩海外旅行保険への加入:会社の指示を受けて入ってください。うちの会社では、他に、海外医療アシスタントサービスにも加入してもらっていました。病院の手配、通訳、治療費の精算サポート(キャッシュレス)などをしてもらえます。海外は、日本と勝手が違うので、心強かったです。私がお世話になったサービス会社は、以下の通り↓

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2.赴任後

①ビザ・滞在許可の申請:日本より取得したビザの期間内(もしくは滞在可能な期間)に、駐在先で滞在(在留)許可手続きを行います。詳しくは、駐在先の企業が教えてくれると思います。

②在留届の提出/在外選挙人名簿登録:海外に3ヶ月以上滞在する場合は、居住地を管轄する在外公館に在留届の提出をする必要があります。併せて、在外選挙人名簿へ登録しておけば、海外在住の有権者も投票が可能となります。(有効になるまで、ラグがあるので、直近の選挙には間に合わない可能性あり)

③パスポートの更新手続き:世界各国の日本在外公館で手続きが可能です。

④運転免許の更新手続き:海外に生活の本拠があり、日本に住所を有しない場合であっても、一時帰国の際に、日本の免許を更新することが可能です。一時滞在先を住所地として更新することが可能です。詳細は、各都道府県警察の運転免許センターまで。

⑤銀行口座の開設/クレジットカードの作成:ビザがないと作れませんが、日本からの送金や経費の振込に必要なので、ビザを取得次第つくりましょう。赴任直後には、銀行口座がないと思うので、現金を多めに持ってきて、家で保管しておきましょう。私も金庫に入れておいて、少しずつ両替しながら凌ぎました…なお、銀行口座とカードは審査体系が異なり、カード作成の方がハードルが高いです。

⑥現地日本人会への入会:語学講座や文化活動、レクリエーションなどに参加できます。経費は、会社によっては、補助が出る場合もあります。仲間づくりにも良いと思います。

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3.帰国前

①外国人登録(在留届)の抹消:管轄の大使館もしくは総領事館に帰国届を提出してください。

②税金精算:手続きは各国で異なるため、関係各所へ確認をとってください。

③現地日本人会の退会:手続きは各国で異なるため、関係各所へ確認をとってください。お世話になった方へのご挨拶も忘れずに。

④銀行/クレジットカード:帰国後もクレジットカード・家賃・公共料金などの支払いが残る場合に備えて、住所を勤務先に変更し、口座は解約しない方が良いです。ある程度の残金を入れておきましょう。

⑤電気・ガス・水道・新聞・電話・ケーブルテレビなどの解約:手続きは各国で異なるため、確認の上、解約ください。

⑥郵便局:帰国後も郵便物は前の住所に到着するため、転送先を勤務先か、友人宅に指定しておけば良いと思います。

⑦使用人の解雇:帰国日を考慮しつつ、メイド、運転手、ベビーシッターなどへの解雇通知を出してください。

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4.帰国後

①住民登録・住民票の届け出:転入届は、仮住まいの場合でも、帰国後14日以内に提出ください。必要書類は、自治体によって異なるため、事前に電話で役所に問い合わせください。

②印鑑登録:海外駐在前の印鑑登録証は無効となるため、住民登録地で新たに登録ください。

③電気・水道・ガス・インターネットの使用登録:赴任前の逆で、開始手続きを行ってください。

④電話:電話番号保管の手続きをしている場合は、再開手続きをしてください。

⑤納税管理人:赴任前に納税管理人の選任を行っていた場合は、各市町村へ解任手続きを行ってください。

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海外赴任の準備チェックリストを公開しているサイトもあります↓

派遣元の会社が慣れていれば色々とサポートをしてもらえると思います。私の場合、会社にほとんど経験がなかったので手探りの部分もありました。私のような方にとって、少しでも参考になればと思い、記事にしました。

私は、特に銀行口座の開設に苦労しました。香港の場合しか知りませんが、また別の機会に詳しく書いてみようと思います。お付き合いいただき、ありがとうございました。

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P.S. ついにキャセイがすべての日本便を止めますね…下の記事にもあるように、飛行機は旅客だけでなく、物の移動も担っているので、日本産品の輸出にも大きな影響があることは間違いないですね。香港で外食店をされていた方も、減便によって、日本産品の調達が大変になったとおっしゃっていました…一刻も早く、通常通りに戻れば良いのですが…


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30代戦略系コンサル、香港駐在帰り。「海外駐在・生活」「コンサル関係:都市計画・産業戦略」「趣味の自然散策」などについて書きます。興味は手広く、軸は「環境」。 *迷鳥とは:本来は生息・分布していない地域において、迷って来たかのようにみられる鳥をいう。