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ヴィヒタ入浴剤 〜森とヴィヒタの香り〜

お久しぶりの投稿となります。

今年の2月3日にヴィヒタ入浴剤の販売を開始致しました。
日本のお風呂文化×北欧のサウナ文化を掛け合わせた商品です。
白樺の葉のエキスを使いヴィヒタを使ったときの効果と似るようにと作らせて頂きました。
お家のお風呂で白樺の葉のエキスが入ったお湯を肌になじませ「お風呂ウィスキング」でととのいへ!!
まさしくサウナーのためのサウナーに向けた商品ですがお肌トラブルを抱えてる方や気分を変えたい方にもオススメの入浴剤でございます。
サウナに行きづらい今だからこそ手に取って頂きたい商品でございます!

…と、冒頭から怒涛の商品紹介をさせていただき失礼しました。これまでで購入された方ありがとうございます。
まだのサウナーさんは要チェックでお願いします!買ってくれーとは言いませんが要チェックですよ!
もう言ってますね、noteですみません、、、

私は入浴剤の製造について全くの無知でしたが、理想の入浴剤を絶対形にするという気持ちと、熱いこだわりを持ち、特に香りを本物のヴィヒタに近づける為に譲れないヴィヒタのエキスを入れること。
ここは絶対に譲れないと思い協力していただける企業様を探す日々を送っておりました。ですがどの企業様もそもそもヴィヒタとは??となるのでそこの説明からでした。何件も電話して断られ続けました。全体的に断られる理由がエキスを入れることがかなりのネックだということ。しかし、エキスが入っていなければVihta JPで作る製品ではない。これを作る意味がない。そこだけは死んでも曲げないと思いながら日々の仕事をしていると、ある日電話が鳴り「やってみましょう!」と前向きの電話を日本生化学さんからいただきました。
それからは打ち合わせ、試作、改良の日々を重ね理想を追い求めました。担当していただいた方がたまたまサウナ好きだった事もあり、辛抱強く納得いくまで話し合えました。大切にしたのは香りをできるだけ生ヴィヒタに近づける事、色味、エキス入り、お風呂での香りの広がり、パッケージなどなど。
1から全て考え細部まで作り込みました。気付けば完成までに結局1年近く経っていました。
問題のエキス入りという点がわりとスムーズに進みましたが、1番手こずったのが香りでした。
エキスからの香りはほとんどしなかった為、香りの調合をし生ヴィヒタの香りに近づけました。そして広がり方も、ブロックタイプより粉タイプのを使用してます。入浴剤を湯船に落とした時に粉タイプだと粉が舞うので香りが部屋全体に広がりやすく一瞬でヴィヒタの空間になります。いち早く溶けすぐにお風呂にも馴染む。ブロックタイプはおしゃれでどうしても気になってしまいますが香りを大切にしているので、ここは粉でいこうと決めました。
試作が出来上がるとサウナー友達やサウナー後輩に「家の風呂入らせてくれ」と頼み、湯船をためて試作品を投入。いろんな風呂の大きさで入浴剤の香りの広がりを試したくて次々と押しかけました。かなりいい迷惑をかけました。おかげさまで納得のいく商品が出来上がりました。ありがとうございました。

・色
当初は白濁りに薄く緑を入れたいと思いましたが、白く濁るタイプはジャグジー付きのお風呂にはトラブルを起こすと伺ったので断念しましたが、「生ヴィヒタ」のイメージですと今の色が最適だったなと思います。

・パッケージ
試作を試しながら次に悩んだのがパッケージです。これについては本当にセンスがなく和のイメージで筆でヴィヒ湯と書く感じでどうですか?の問いかけにデザイナーさんがいいんですがー、と言いながら半笑いしていました。おかげさまで大変可愛らしいデザインになり独断で進めたら「ヴィヒ湯」筆字になるところでした、イメージでいうと東京の足立区にある明神の湯の看板のイメージです。私は普段から和が好きでこのイメージと、どっちがいい?とVihta JPを手伝ってくれている仲間に質問したら100対0で今のパッケージでした。
Vihtaのaの上をあけて湯のマークにするあたりはさすがだなと思わず感心してしまいました。
箱も普通の箱よりお店に売っている形みたいにして見るたびに気分が上がるように飾っていただきたく箱にもこだわりました。


たくさん悩みましたが新しいものを形にするのは大変楽しいですね。そしてそれを皆様がいいと言ってくださる。これは大変心地よく気持ちいいです。
そして、とてつもなく嬉しいです。今後もどんどん形にしていきたいです。
入浴剤としては少し割高だとは思いますが、品質は抜群だと思っております。
サウナ好きな方への贈り物にもぜひオススメでございます。
サウナやヴィヒタが知れ渡りたくさんの人に良さが伝わり広がっていけば嬉しいです。
ちょくちょく更新していきます。

閲覧いただきありがとうございました。 諸星

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