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孤独の中に光が見える時

"人は誰しも1人では生きていけない"

当たり前でありきたりな言葉ですが、深く想いを巡らせると、

様々な人間の在り方を教えてくれるような言葉だと思います。

世の中は1人の集合体で構成されていて、1人1人が繋がっていって、日々様々な出来事が世界中で起きています。

しかし、1人1人が緊密に結びつく家族や親しい仲間のような関係性もあれば、

通勤・通学電車でただ同じ車両に毎日乗るので、なんとなく顔は見たことある、

なんて関係性もあるわけで。


でも、人は確かに1人では生きていけませんが、何かを感じ取り、思考し、決断し、行動し、結果を受けとめるというプロセスは、

周囲の信頼できる人に相談などしながら、結局のところ最後は自分の頭や心の中で考え、実行していく事になります。


つまり人は孤独であるという事です。

自分の頭や心を違う人間が覗き込む事はできないから。

人は日々孤独の中で最終判断し、様々な事を実行しています。

食事をとる、電車に乗る、話しかける、生きる。

実行には常に他人が付随していくので、孤独を感じる事は少ないでしょう。

しかし人は孤独であると認識する事で、他人もまた孤独であり、思い悩み苦しみながらも

日々決断しながら生きているという事を知ります。

つまりは人の孤独を知れば、他人の痛みがわかるという事です。

自分が孤独の中で苦しんでいるように、他人も苦しんでいます。

みんな同じです。


孤独を知り、他人の痛みを知る。

痛みを知れば他人に優しくなれるはず。

やかで、人は孤独であるけど孤独ではない事に気付けるはず。

#エッセイ #孤独

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