美しさの共有
人間が美しいと感じるものは、国や文化が違えど共通のものがあって、
長い年月をかけて大自然が作り上げた風景や、
古の叡智や技術が結集した美しい教会や、寺院など。
人はそんな地球や人類の歴史を感じさせてくれる圧倒的な美しさの前では、無力に感嘆するばかりです。
そして、その圧倒的な美しさを保護・保存し、その地を訪れる人々の旅の手助けをし、
地元民の生活の糧ともなるのが観光です。
いわば観光は世界中の様々な国から訪れる人々と、
その国が誇る歴史や伝統に裏打ちされた、圧倒的な美しさを共有するための手段とも言えるでしょう。
日本は観光資源に恵まれ、その圧倒的な美しさを感じるために来日する観光客があとを絶たないわけです。
そういう国に生まれた幸せと誇りを胸に日々生きていきたいものですし、
訪日観光客が増加していく日本で、観光というものに対して今一度真摯に向き合い、
より良質なおもてなしができるような日本であって欲しいと願います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?