大切だから

本当にそのままの意味で届いて欲しいのは
1番近くに居るあなただよ
1番近くに居たあなただよ

私が好きな人達は少しづつ増えて行ったけど
皆輝いてて、尊敬出来て、大好きな人達
一番変わらないで居て欲しい人達

私の曲は全部自分が感じた事しか描けないから
ノンフィクション
それが別にかっこいいだろとかは思わないけど

今日の帰りあるゆえの曲を聴いて帰った
最近全然やってない曲ばっかり流れて
この子達も寂しいのかなって思った

一番最初に描いた曲達も
今でも鮮明にその時の事を思い出せる
思い出せなきゃ駄目だとも思う
年月が経つにつれて、その曲に対しての想いも変わっていく、理解度も変わっていく
それでもこの曲を泣きながら描いた日の事、絶対に忘れちゃいけないと思う
全曲愛してるよ、大切に描いたから、今でも自分の曲に頼れるし、少しだけ救われるよ

私が大好きな人が悩んでる時に話してくれた
「曲に対して歌うんだよ」
私はまだそれを全てでは出来ない、そこまで賢くもない
けど、あの時感じた事を忘れちゃいけないよって事なんだと思う

何にも忘れたくないって言うくせに
少しずつ薄れていく記憶が怖くて
あなたの事忘れる事が罪だと思って
詩を描いてる

自分が人を傷つけた事くらい歌にしなきゃ
あなたも私も報われない
ただ泡になって消えていくだけ
私は詩を描く人間として、それだけは駄目だと思う
唯一出来る償いで、唯一出来る復讐で、唯一出来る呪いで、唯一出来る祈りだから

一生なんてない事はもう何百回とわかってる
わかってても、当たり前に続くと思ってしまう
当たり前に大切な人は側に居ると思ってしまう
何度だってやってきてる癖に、馬鹿だよな
わかってるよ、わかってるけど、大切な人が居なくなることは怖いよ
もう誰も居なくならないで欲しいもん
今いる関係が変わってしまえば、あの時を忘れたかの様に、他人になって、互いに興味もなくなってしまうのは、私は怖いよ
大切だった人も、大切じゃなくなれば、もうなんだっていいのかな
そこまで誰も考えてないのかな

ねぇ届いて欲しいよ
届かないで終わってしまったら、私はまた同じ事を繰り返した最低な人間なだけだ
大切な人すらなにも変えてあげられなかった
ただのゴミの言葉になっちゃうよ

届くまで必死に歌うよ
嫌がられても、私大切なあなたの事くらいは、少しは救ってやりたいし、少しは変えてやりたいと本気で思ってるから
だからどうか、暗闇に1人で閉じこもらないで
見てくれなきゃ、聴いてくれなきゃ、私は何も出来ないから

あなたの不幸が全部私にくればいいのにね

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