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整理収納アドバイザー2級をとった話

小学校5年生でインテリアと運命の出会いを果たし、インテリア雑誌を買い集め部屋の模様替えのことばかり考えているような子供時代でした。高校も工業高校のインテリア科に進み、仕事も設計一筋でン十年やってきたのでインテリアなしに私の人生を語ることはできません。

がしかし、順調に見えたインテリア人生にひとつ問題があったのです。それも私のインテリア好きを脅かす重大な問題が!

じつは私、片付けができない子なんです。

だらしない性格もあると思うけど、そもそも片付けのやり方がわからないのです。子供の頃は部屋に物が溢れていたけれど、それでも片付けをするとなると大きな押し入れがあったので何とかなっていました。家族にも言われていたけど、私は普段部屋を散らかしているが、一旦片付けるとものすごくきちんと片付いた部屋に見える。なのでやり方がわからないだけで、もしかしたらセンスはあるのかもしれません。

でもやり方がわからないと気づくことさえできずに大人になったので、我が家の片付けはそこまできっちり行き届いているわけではありません。特に赤ちゃんを育てながらフルタイムで働いていた時代は酷かったと思います。ただひとつ訂正しておきたいのですが、決してテレビの汚部屋特集に出てくるような不潔な部屋ではありません。ゴミや食べたものの片付けはその都度きちんとしています。収納がちゃんとできなくて、物があふれているのです。そんな人生を歩んできたので模様替えをしたい気持ちでウズウズしていても、まずは断捨離から始めなくてはいけません。でもそもそものやり方がわからないので、なかなか片付けが進まず模様替えは不発に終わったりなんてことを繰り返してきました。何という不自由さ‼︎片付けは私にとって永遠のテーマだと思っていました。

転機が訪れたのは今から2年半前のこと。ある日急に閃いたのです。

「整理収納アドバイザーの資格がとれないかな」

すぐにネットで調べるとありました、整理収納アドバイザー2級の講習会が。それも自宅から乗り継ぎなし数分でたどり着ける程近い会場で。1日講習を受けてその日に試験があり合否が決まります。費用も自分ですぐに出せるほどの金額です。締め切り間近!迷ってる暇はない。

いつもなら二の足を踏んでしまう私ですが、その時は違いました。これまで20年以上子育てと仕事と家事ばかりやってきて自由のない生活でしたが、ようやく末っ子が1年生になり、これからはもっと自分のために生きようと考えていたタイミングだったのです。もちろんすぐに申し込みをして、無事2級に認定していただくことができました。

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とは言うものの、1日の講習だけですぐにプロの実力が発揮できるわけではありません。まだまだ修行が必要です。そんな私とは対照的に、次女は片付けがとても上手です。もともと頭が良くて自分の力でどんどん前へ進んでいく子なのですが、私が買い集めた収納の本(主にコジマジック)がたくさんある環境で育ち、子供の頃によく読んでいたのですっかり断捨離上手の収納上手なミニマリストへと成長しました。物を捨てるのが楽しくて仕方ないらしく、部屋はシンプルで機能的に作られています。家具は全て白く無機質なデザインで統一され、ファブリック類はピンクとグレーでまとめています。物を買う時はよく吟味して気に入った物を少量だけ所有し、不要になった物は躊躇することなく手放します。次女自身の性格や人生も無駄がなく、そのかわり興味があることに関しては貪欲に情報を取り入れるといった感じでもはや収納どうこうというよりは、持って生まれた性格なのかもしれません。

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話が脱線しましたが、私の片付けについてです。ここ数年は短い期間で引っ越しを何度もやっているのでその都度断捨離をして物が少なくなっていて家の中は突然家庭訪問があっても大丈夫なくらいには片付いています。でも私がいつも頭の中に思い描いている生活やインテリアはそんな物じゃない。もっときれいに、モデルルームのような部屋にしたいと考えています。

なので自分の勉強も兼ねて整理収納アドバイザーの講習会で勉強したことをまとめて時々noteの記事にしていこうと思います。そのうち自宅の片付けの進捗状況も併せてお知らせできたらいいなと覚悟の意味も込めてここで宣言したいと思います。

がんばるぞ‼︎



未来はいつも面白い!