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ピンクがすき❤️

子宮の中がピンク色だという話をご存知でしょうか。赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいる間、ピンク色に包まれているのです。だから赤ちゃんをピンクで包んであげると安心するという話もあります。その名残なのかどうなのか、

私はピンクが大好きです!


幼少期。歯ブラシなどを新しくするときに、母はいつも3歳上の姉と私のために、ピンクと黄色の歯ブラシをそれぞれ1本ずつ買ってきてくれました。当然選ぶ権利は姉にあり、妹の私はいつも黄色の歯ブラシを割り当てられました。

祖父母が一緒に住む田舎の農家に生まれ育った私。子供の頃、周りにピンクのものがあった記憶はありません。BOXに入ったティッシュペーパーは、なぜかピンクの箱は母専用と決まっていました。洋服はいつも母の手作りで、ここにもピンクの要素はありませんでした。ピンクとは無縁のまま大きくなった気がします。


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私は子供の頃から自分に対して女の子っぽいものを許していない部分があります。そのクセは今でも結構根強く残っていて、スカートを履くことはないし、いつもシンプルでボーイッシュなデザインを選びます。でもピンクだけは別です。

最初にピンクが好きだと認識したのは小学校高学年のときでした。5年生でインテリア雑誌と運命の出会いを果たし、すっかりインテリアのトリコになっていた私。きっかけになった雑誌の表紙だった部屋は、赤×白のギンガムチェックをふんだんに使った部屋でした。なのでインテリアを好きになると同時にギンガムチェックも大好きになりました。6年生のときに家庭科の授業で「自由に好きなものを作る」という裁縫の課題があり、私は喜び勇んで母にピンクのギンガムチェックの布を買ってきてもらい、ティッシュカバーとポケットティッシュのケースを縫いました。その時の家庭科は通知表で5をもらっています。それが私のいちばん古いピンクの記憶です。


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インテリア好きなのにひとり部屋をもらうことができず、やっと個室になったのは中学3年のときでした。それは4.5畳の和室で、1.5畳の大容量の押入れが付いています。そこから私のピンクの部屋作りが始まります。壁は元々白かったのでそのまま利用。押入れの襖を外してピンクのブラインドを付けました。窓にもカーテンの代わりにピンクのブラインドを使用。勉強机は前面の棚を外してピンクと白のペンキでツートンに塗りました。机前の壁面には白のワイヤーネットを取り付けて、ペン立てや棚を設置。当時は今みたいに100均でワイヤーネットが買える時代ではなかったので、ホームセンターで探して購入しました。勉強机の椅子も、今まで使っていたものではなくて。白いスチール製のものを購入。ピンクのフレームの全身鏡にピンクのラックを購入。カラーボックスもペンキでピンクに塗りました。ピンクの布を買ってきてベッドカバーやクッションを縫って、白いワゴンにはピンクのビニールテープを貼り、壁にはピンクの時計。中学生女子のハンドメイドとDIYで見事なピンクルームに変身したのです。それは私の夢やわくわくが詰まった部屋でした。友達にも好評で、とても嬉しかったのを覚えています。

その頃から少しずつファッションにもピンクを取り入れるようになりました。私は昔からボーイッシュな服装が好きなんです。若い頃はヘインズのTシャツにリーバイスのジーンズにコンバースって感じの服装をいつもしていました。今もあまり変わらないのですが、リーバイスがユニクロに変わっていたりします。そしてボーイッシュなデザインのアイテムをピンクで着こなすのがたまらく好きなのです。例えば、ラグランやヘンリーネックのピンクのTシャツにブルージーンズ。足下はピンクのラインにピンクの靴紐のアディダスのスニーカーといった具合に。ピンクは、パステルカラーのピンクです。



仕事と子育てばかりする忙しい生活を送るようになり、しばらくの間ピンクとは離れていました。自分のことを構う余裕なんてとてもなかったので、わくわくする気持ちも忘れていたのかもしれません。でも三女が保育園に行くようになり働きに出ると、またピンクを欲するようになってきました。今度は日傘やペンケースやマフラーなど、ピンクの小物類を多く所有するようになり、会社の人にもピンク好きが認知されていきました。会社を辞める前の1年ぐらいはやたらとピンクの服が着たくなって、セーターやトレーナーなどピンクの服を着ていることが多かったように思います。だから今でも会社で働く私の弟子は私のことを「ピンクの服を着ているイメージ」だと言います。

最近は、そこまでピンクのものを欲しているわけではありません。赤や水色など、違う色を選ぶ機会も増えてきました。でもそれは、私がいちばん大切なピンクの存在に気づいたからかもしれません。「ももりゅう」という名前は、noteの少し前に別の会社でブログを始めるときにつけた名前です。私の好きな「ピンク」「龍」を合わせてみました。龍は、いつの間にか気がついたら好きになっていました。若い頃はよくスカジャンを着ていたのですが、背中と腕に龍の刺繍がしてありました。



noteに来てからは「ももりゅう」という名前をみなさんに覚えていただき、だんだんコメントも増えて「ももりゅうさん」とか「ももさん」とか「ももちゃん」とか呼ばれています。私は今までずっと「愛ちゃん」と呼ばれる生活だったので、最初はくすぐったい感じがしました。が、今ではすっかり慣れてしまいました。

ある時、仲良くさせていただいている背古誠徳さん龍と色の関係。という記事を投稿されたのですが、その時のコメント欄で、私についている龍が桃色だということを教えていただきました。もう、天にも昇る気持ちです!「桃色は悪を祓う色だから、桃色の龍は悪を寄せ付けないと思います」ということもお聞きしました。私がももりゅうになったのは、単なる偶然ではなかったのです。

昨日お風呂で湯船に浸かりながら、そのことを思い出していました。じつは昨晩の入浴時に頭を洗っていると突然ピンクのイメージが降りてきて、今日書く記事を決めたのです。その前日に読んだゼロちゃんの記事あなたの指先に、フラミンゴを想う時。に影響されたのかもしれないけれど。目を閉じて、そっとももりゅうに話しかけてみました。ももりゅうは私の中にいるのか隣にいてくれるのかはわからないけど、左の耳の辺りに微かに気配を感じました。いつも、ありがとう❤️


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今日は11月22日。「いい夫婦の日」です。今日が結婚記念日のご夫婦も多いのではないでしょうか。うちは残念ながらちょっとずれていて、明後日11月24日なんです。「いいにし」と覚えています。一年で今日だけ発売されるスペシャルなロールケーキがあると次女に教えてもらって主人がそれを買ってきてくれました。


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連休も残り1日となりましたが、みなさん健やかにお過ごしくださいませ。


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未来はいつも面白い!