2019_01_19 働くこと
「働くとは」たまたまこれを募集中の欄で見かけたので、これについて考えていこうと思います。
その前に私は大学院生なので企業に勤めるという意味での「働く」は経験していません。すこし抽象的かもしれませんがご容赦ください。
まず、ぱっと浮かんだのは「働く」とは「金を稼ぐこと」である。
これは実際多くの人が考えてたのではないでしょうか?私はそれも一つの答えであると考えるかもしれませんが、私はそう思いません。なぜならこの言葉だけでは「働く」ことを説明するのは難しいかもしれない。
どういうことか?
「稼ぐ」。この言葉を辞書で調べると「生計を立てるために、一生懸命に働くこと」、「働いてお金を得ること」とある。私は大学院生ということもあってよくこんな会話をよくする。
「今月は居酒屋のシフト入れまくってめっちゃ稼いだわ」
「自分のバイト塾の講師やからあんまり入れんくて稼げないねんなー」
「稼げる時給いいバイト紹介してあげようか?」
などである。このような会話をしたり聞いてることから「お金を稼ぐ」ことと説明してしまうと、「働く」ことが「得る金額」によって優劣がつけらえてしまう。決してそうではないように思う。「働くこと」、これにはいろんな要素があるもので決して「お金」だけで優劣を決めることができない。
ではどのような言葉が「働くこと」を的確に説明することができるのか?
これを考えるためにあらゆる仕事の共通点を探してみた。
そして、一つだけ私は思い浮かんだ。
それは、
「人のために行動し、お金を得ること」
漠然としているがこれではないだろうか?実際に今ある仕事やアルバイトはこの言葉で表すことができると私は思う。
「医者になって患者の”ために”働く」
「自動車メーカーで多くの人の移動を助ける”ために”働く」
「プロスポーツ選手として子どもに希望を与えたり、多くの人にスポーツの楽しさをしってもらう”ために”働く」
「Youtuberとして世界中の人に楽しめるコンテンツを作る”ために”働く」
このように「働くこと」に関して「誰かのために行動すること」が必要条件なのではないだろうか?(もちろんボランティア活動も存在するため必要十分条件にはならない)自分の中だけでは「働くこと」は完結しない。人がいてこその「働くこと」なのだ。
なので、働くためには人が何を必要としているかを考えなくてはならない。逆に言えば、上の必要条件を満たしていれば、自分がするのが楽しかったり好きなことで働くことは可能である。
実際に好きなことで働いている人、あるいは嫌いなことをして働いている人もいるだろう。
私はずっと前者でいたいし、後者であっても好きな箇所を見つけて前者になりたい。
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