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日本イチ稼がない東大卒獣医師がいま企んでいること

About me

はじめまして、東大卒獣医師のCarna(カーナ)です!
現在、動物病院で臨床獣医師として勤務しながら、保護犬猫をサポートするスタートアップ 「Buddies」を立ち上げています。

このnoteでは、ペットがいる人もいない人も楽しめるような動物に関するさまざまな情報をYouTubeと連携してシェアしていきたいと思います!

1990             大阪生まれ
1990-2005   1つ年上の姉(雑種犬)と共に成長
2010-2013   東京大学 教養課程(留年含む)
2013-2017   東京大学 農学部 獣医学専修
2017-           動物病院勤務
2018            ウガンダ国立研究所インターン
2019            Buddies立ち上げ
2020            Buddiesサービスローンチ準備中

S◯ftbank風家族

私には1つ年上の犬の姉(くう)がいます。
両親が私を妊娠しているときに妊婦健診に行って、その待ち時間で捨てられていた子犬を見つけてフラっと連れて帰ってきた雑種犬です。

人間の兄弟はいませんが、両親にもくうがあんたのお姉ちゃんやと教えられてきました。
いやいやそれ一人っ子やから、とよく突っ込まれますが、私はとても心外です。

なぜなら、私が初めての子どもだというのに家族は私にはそーんなに興味がなく、人間的には一人っ子でも服もおもちゃも全部どこかの誰かのお古だし、「ええ加減にしいや」って子どもへのトーンじゃない声でいっつも怒られるし(みんなくうには信じられないぐらい優しい声で喋るのに…)、一人っ子あるある的に可愛がられた覚えがないのです!

でもそんな超放任主義の両親に代わって、くうは常に私の面倒をみてくれていました。
赤ちゃんだった私の隣に待機して、泣き出したらすぐベロベロ舐めてくれたり、初めてのお使いも2人で行ったり、どこ行くにも何するにもずっと一緒でした。

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東大に行くとどうせ良いとこの子で、教育ママに育てられたんでしょ。っていう偏見を受けがちですが、正直うちの家系は真反対です。

母親はむしろ勉強するとかダサって感じで、ちっちゃい頃にエジソンの本買ってと頼んだら、「インテリぶらんでええて!」と断られるわ、大学受験前に部屋で勉強してたら、すごい声で「ちょっときてー!!!」と言われ急いで行ったら、「今10回目!」とリビングでフラフープしてる姿を見せられるわ。

そんな環境の中で、私が東大に入れたのは絶対絶対くうのおかげだと確信しています。実際に犬と育つと読解力が高まったり集中力が上がるという研究報告もちゃんとあるんですって。

犬が読解力を高める
学校犬が集中力アップ

くうは私が15歳の時に亡くなりましたが、私が東京に来てから実家には新しい妹ができました。両親は年いってからできた子どもだからと言ってこれまた信じられないぐらい溺愛しています。

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私も私で、カラスに空から落とされた猫と崩壊したブリーダーから保護した犬を娘として目に入れても痛くないというほど可愛がっています。
これ本当に。目に入れても全然痛くなかったんですもん。

うちの次女(猫)はとってもいい子なんですが、たまにイラっとすると目を狙ってくるんですけど、彼女の爪が私の左目にクリーンヒットしたことがありまして。
角膜が見事にベローンと外れて、普通はかなり痛いはずなんだそうですが、全く痛くなくて、視力も直後は見えなくなったけど2.0まで戻ってきました。

ちなみに普通の人は反射が働き、とっさに目を閉じることができるはずなので、みなさんはこんな事故、心配ご無用。
(私は日頃から呼吸が気づいたら止まっていたり、瞬きをするのをしばらく忘れていたり、フランスパン食べたら十中八九パンの破片が目に入ったり、多分延髄かどっかがいかれてるんだと思います。)

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ビンボー東大卒が今企んでいること

姉の他にも、保護したリスやマレーハコガメ、ウシガエル、昆虫類を育てたりちっちゃい頃から動物に囲まれて育った私は当然のごとくアフリカに憧れ、実際にアフリカを訪れて様々な野生動物を目にすることとなるのですが、不思議なことにそんな大自然の中で私の心を掴んで離さなかったのは、道端をうろちょろしているガリッガリの野良犬や野良猫でした。

やっぱり私、犬猫が好きなんや、やりたいことはこういう行き場のない犬や猫をサポートすることや!と確信し、日本に帰国後まずは日本の動物福祉レベルを上げることに注力しようと保護犬猫関連での起業を決意しました。

立ち上げた「Buddies」は保護犬を雇用し、犬好きの人の元へと派遣する犬材派遣会社です。

なぜ動物の保護でNPOではなくビジネスの形を選んだのかというと、保護犬猫のサポートをサステイナブルそしてスケーラブルに行っていきたいからです。

Buddiesが実現したいのは、動物好きの人が動物をかわいそうだから“一方的に助けてあげる社会”ではなく、捨てられていたくうが私を育て上げてくれたような、人と動物が“win-winな関係性で共存できる社会”です。

Buddiesでは、
保護犬には、譲渡・殺処分以外の新しい生き方を、
犬好きには、気軽に始められる犬とのカラフルな生活を、
(犬嫌いの人には、殺処分に使われる税金の削減によってもたらされる、より豊かなインフラを)
提供することを目指しています。

Buddiesの活動と連携し、より多くの人にさらにカラフルなアニマルライフを送ってもらう為、ペットケアなど動物に関する様々な情報を発信するYouTubeの配信も始めましたので、ぜひそちらもご覧ください!

今はボンビーガールでも、早く人と動物がwin-winになってみんなが楽しめるシステムを確立し、自分自身もまともな生活を送れるようになることが当面の目標!

よかったら、サイトや各SNSもチェックしてみてください♪

🏠Website(まだ未完ですが😅)
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