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こんにちは。NPO法人very50統括マネージャー兼LiD運営責任者の杉谷です。2020年1月よりLiD2020の第1期生を開始させていただきましたので、そちらの活動報告をこちらで順次させていただきたいと思います。

今回はLiD2020第1期生の活動をスタートさせるにあたり、LiDというプログラムがどのようなプログラムかを紹介したいと思います。

LiD(Leadership in Developing countries)は将来的にアジア・アフリカといった今後世界の経済の中心を担う新興国での活動を目指す大学生向けのトレーニングプログラムです。現在、多くの大学生向けプログラムがある中で、このプログラムを始めた理由、このプログラムに求められていることは大きく2つだと考えています。

1)「自立した優しい挑戦者」の必要性

これはvery50自体が掲げているMissionではありますが、「自立した優しい挑戦者」を育てることが、現在必要になってきていると感じています。

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世界で格差が大きくなり、社会問題と言われる問題が様々な方面から発生してくる中で、自ら問題解決、ビジネスを行っていくスキルをもち(=自立)、自らのためだけでなく、社会や環境、世界のためにミッションを掲げて(=優しい)挑戦していく人材が求められてきていると考えています。このLiDではビジネススキルだけでなく、社会問題や新興国の現状を考えること、そこに立ち向かう事業家と議論をすることを通して、視野広く、視座高く、社会や世界を考えられる人材を輩出するようなプログラムを組んでいます。(以下トレーニングカリキュラム例)

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2)「本物の経験」を提供する

「自立した優しい挑戦者」を育てる上で、LiDがこだわっているのは「本物の経験」を提供することです。学生向けの、特にビジネスのプログラムで多いのは疑似的にビジネスを体験することや、ゼロベースで事業の未来を描いていくことだと思います。

しかし、LiDで行うケーススタディは「ケーススタディ」というものの域を超えています。新興国で社会課題に挑戦している「自立した優しい挑戦者」たちの事業はそれぞれ様々なステージにあり、様々な課題を抱えています。それは時に深刻な赤字経営の問題であったり、競合との激しい競争の中で狙うスケールアップの課題であったりと多種多様かつリアルで困難な課題です。このようなリアルな問題に対して取り組み、何か一つでも起業家のために貢献できるものをアウトプットとして出すのがLiDのケーススタディになります。

また、そのためLiDは講師の選定にもこだわっています。講師の有名さや企業の知名度を基準にせず、いかに現場で必要になるスキル・マインドか、そしてその分野においての圧倒的な経験値があるかという視点のみで講師を依頼しています。そのため、講義は聞こえの良い知識を学ぶ場所というよりもリアルな相談や問題解決の場所として設計しています。

講義、ケーススタディ、そして協賛してくださるアドバイザーまで徹底的に「本物の経験」にこだわったプログラムがLiDです。(以下アドバイザー抜粋)

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以上の2点から、LiDを企画し、現在2020年の第1期生のプログラムを14名の参加者とともに開始し、2月末まで活動予定です。その後選抜されたメンバーは、現地でのリーダーシップ実践トレーニングに無料招待され、4月の頭まで活動を継続していきます。

こちらのnoteでは主に、主催者の杉谷が講義やケーススタディ、参加者の活動を見ながら感じたことと、参加メンバーが活動を通して考えたこと、印象に残ったことを発信する場所とさせていただきます。「本物の経験」を通して「自立した優しい挑戦者」に変わろうとする参加者の葛藤から、LiDの魅力を伝えていけたらと考えています。


※2期生(5月-7月で活動予定)の応募に関しても2月より開始になります。興味のある学生の方、学生団体の方は以下のメールアドレスまでご連絡いただければ、資料をお送りいたします。

e-mail: internship@very50.org

※very50に興味を持っていただいた方はこちらからHPをご覧ください。



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