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【LiD活動報告】初のプレゼンを終えて

こんにちは。LiD責任者の杉谷です。1月11日にスタートしたLiDも本日で2週目を終えました。今日は先週発表されたケーススタディの事例に関して、チームごとに目標設定をするというお題でプレゼンテーションを行いましたのでその活動報告になります。(各班、プレゼン直前の準備中の写真です)

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今回の参加者は2チームに分かれて、それぞれ別の社会起業家のケーススタディに当たっています。Aチームはベトナムで伝統技術の保全、環境配慮を掲げるハンドメイドアパレルブランドのスケール戦略の立案を担当、Bチームはカンボジアの貧困層女性のエンパワメントを掲げるハンドメイドバッグブランドの黒字化を担当しています。それぞれ違った課題感、問題の大きさを感じながら1週間のリサーチの結果を報告しました。

今回、プレゼンテーションのFBのために、自身でも事業経験のある、元accentureマネージャーの方をお呼びして、プレゼンテーションを行いました。

Aチームは主に選択と集中に関してのFBを頂きました。スケールアップの段階においてどの施策がどれほど実現性があり、どこにコストを投入すべきなのか、起業家の意思や先行事例といったコミュニケーションとファクトを今後集めていく形になりそうです。

Bチームはかなり厳しめのFBになりました。コストが膨らんでいる現状に対して黒字化を目指すという目標が、SocialなVisionを掲げるこの企業にとって妥当なのかという投げかけは目が覚めるような思いだったのではないでしょうか。Social Missionを掲げる事業家にとって、ビジネスで利益をあげることは1つの手段でしかありません。Social impactを最大化するために妥当な目標はどこにあるのか、今後の大きな課題になりそうです。また、黒字化をする上でもコストや売り上げの考え方が現実からほど遠いことも指摘を受けました。コストや売り上げはただの数字ではなく、因数分解をした上でそれぞれ何が出来るかを考えられるレベル感までブレークダウンしていくことで初めて生きた数字になってきます。今後のBチームの巻き返しを期待しています。(BチームがFBを受けている様子)

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今回のように、LiDでは「本物の経験」をしてもらうために、このような参加者とFB側の実力差が大きい場面でも手加減は一切しません。一流のコンサルタント、事業家、専門家から現実に即した本気の意見をもらうこと、それが参加者の成長につながると信じていますし、その差を痛感した上でも、何かを持って帰ろうとするレジリエントな姿勢を参加者には求めています。今日の振り返りを自身の大きな学びにつなげるとともに、次回の発表に向けて方向修正をしていってほしいと思います。

※2期生(5月-7月で活動予定)の応募に関しても2月より開始になります。興味のある学生の方、学生団体の方は以下のメールアドレスまでご連絡いただければ、資料をお送りいたします。

e-mail: internship@very50.org

※very50に興味を持っていただいた方はこちらからHPをご覧ください。

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