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【13周年】認定NPO法人very50-13周年を迎えて-

2021年6月1日を持ちまして、認定NPO法人very50は13周年を迎え、14年目へと突入しました。
遅ればせながらではございますが、代表理事菅谷をはじめ、スタッフ一同の13周年を迎えてのコメントを書かせていただきましたので、ご覧いただければと思います。

代表理事 菅谷 亮介

2021年の6月に入りvery50は14年目を迎えました。・・・もう13年もたったのか・・って感じることに何なら"恥ずかしさ"を感じるのはなぜでしょうか。
それはきっとコロナという歴史の教科書にのる厄介者が不安の渦の中に僕らの片足を引きずり入れたからかもしれないです。
さて、不安とは「今より現状が悪化するという確信」と「今の自分自身のあり方や所有に固執する」の矛盾に生じる火花です。
「"世界は終わりだ"とか"もう倒産だ"」という不安と 「自分よがりな輝かしい未来」という"希望"の狭間で引き裂かれた狂乱が世界中の各地で生まれていたはずです。
僕もその狂乱の中で踊っていた1年だったように思います。
それが少しだけ落ち着いたときに、いつのまにか「14年目に突入」しているという若々しくない響きと、自分の1年間のあり方を照らし合わせてきっと恥ずかしさを感じたんだと思います。
振り返ると、この1年で仕事のあり方も変わりました。
多くの人にとって仕事とは、「やらねばならぬ義務」と「面倒くさい」の往来に横たわる厄介な存在です。コロナ禍で仕事がテレワークになり、自分の生活に入り、いつの間にか仕事とプライベートの距離は短くなったはず。
家にずっといる旦那のせいで夫婦仲が悪くなり離婚相談が5割増加したとか。
思えば、「アナタじゃなきゃダメだったわけではない」と「それでもアナタを選んだ私」という揺らぎの中に結婚は存在している気もします。
そう、つまり僕らはきっといつだって"相反する矛盾"の中に生きています。

冒頭にお伝えしたように、僕はvery50の経営を通じて、希望と不安の相反する矛盾の中でスタッフらと笑顔で過ごしてきました。
さて、こんな"矛盾"に耐えられる方法はただ一つで、"白黒はっきりしない"灰色の存在を認め、灰色の言葉をきちんと認めて受け止める勇気を持つことだと思います。
「この人はダメだな・・」という人は確かにダメ。
「この人めちゃくちゃいいな」という人も最終的にダメになることが多い。
「この人はなんかいいな」という灰色の存在はずっとなぜかよかったりします。
僕らは僕らが思うよりもずっと言葉にならないモノを愛しているように感じます。
コロナに入り、まだ何があるか分からないこの時代の中において、理屈のある不安や希望よりも"なんかいい"の直観を信じることで苦難を乗り越える楽観さがあってもいいと思っているこの頃です。
14年目に突入したいま2021年の僕らはどうやら"なんかやれるっしょ"と思っております。
これからも期待して見守っていてください。

副代表 谷弘 望

最近、体調を崩してしまい、2週間ほど仕事をほぼ完全に止めてしまうという経験をしました。ところが、復帰すると他のメンバーたちによって変わらず事業が推進されており、コロナ前の2年前では、考えられないほどチームとして強いものになったと感じました。コロナによって世の中全体に、大きな停滞感が漂っているし、我々も日々の業務で苦戦している部分があるのは確かです。それでも、今年1年は組織面や仕組みなど、大きく進歩することができました。大きな目標にむけて、どんな障害が立ち塞がろうと前進を続けるという意気込みで今年もがんばります。よろしくお願いします。

理事 北野 彩

私がvery50に入社してから、まもなく4年を迎えようとしています。高校生MoGの拡充、社会人フェローの導入、認定NPOの取得など、皆さんと共に語り、描いてきたたくさんの夢を、少しずつ、でも着実に実現することができ、感慨深い思いです。志あるたくさんのリーダーが、世界各地から集う場所、very50。この貴重な活動に関われることに心から感謝し、これからも皆さんが心身共に健康で、新しい挑戦に向けて一歩を踏み出せるような環境を提供できるよう、私なりの取り組み方を続けていけたらと考えています。

スタッフ 杉谷 遼

very50での勤務を始めて1年半、very50との関わりを持ち始めてから7年の歳月が過ぎました。自分が参加者だったころ、社会起業家とのプロジェクト、ビジネス的なものの考え方など、当時の自分に輝いて見えたものをどうやって多くの人たちに届けていくのか、その言語化と仕組み化が今一番楽しめていることだと感じています。
13年目の今年はコロナに見舞われ、大きな飛躍の年にはなりませんでしたが、大きくしゃがみこんでジャンプをする準備が出来た年だと感じています。14年目、大塚の小さなNPO法人が大きな社会インパクトを生み出した、そんなことを言われる日を目指して、飛躍への一歩にしていきたいと思います。
皆さまのご支援・ご声援のほど、よろしくお願いします。

スタッフ 長田 明子

6月1日は私がvery50に入社した日でもあり、早くも2年が経ちました。先生方、保護者の方々、国内外の社会企業家の方々、プロジェクトをサポートしてくださるフェロー・メンターの方々から、ご寄付をいただいて支援していただいている方まで、本当に多様で多くの方のサポートを頂いていることに日々感謝の想いが沸いてきます。またこうした方々をつなぐ機会を創りだせるvery50が、NPO法人として存在することの意義が感じられることは私にとって喜びです。very50での3年生となる1年は、さまざまな転換や新たなチャレンジが迫られるvery50において、私自身がvery50に投影したいビジョンも描きながら、楽しみながら、日々の業務にあたっていきたいと考えています。

スタッフ 大島 輝一

very50の誕生日と同じ日付の6月1日に入社をした自分は、13周年を迎えたと同時に、入社2年目になりました。新卒としての1年間はとても充実していて、very50の仕事に誇りとやりがいを感じ続けた日々でした。
コロナの状況もあってなかなか思うようにいかないことも多いですが、全てが組織にとっての成長の機会であり、楽しいチャレンジだと捉えて、より一層行動し続けていきます!

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認定NPO法人very50
2008年創業、高校生から社会人までを対象に社会問題を解決しながら学ぶ実践型プログラムを提供
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