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ATELIER VERT et NOIR  松島しづ

ホームスパンのマフラー

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羊毛を洗い、染め、紡いで糸にし、織って、マフラーやストール、ラグなどを作るホームスパンに取り組んでいます。

マフラーは軽く仕上げたい。そのために糸は細く紡ぎます。
シルクと組み合わせたり織り方を工夫して、繊細で洗練されたホームスパンを目指しています。


長野へ移住

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移住を考え始めた頃にクラフトフェアまつもとに初めて参加しました。
長野に工房を移して10年以上になります。

20代の頃に民藝の織を習いました。
当時学んだノッティング(結び織のラグ)は今でも製作しています。

その後、京都で森由美子先生のホームスパン教室に参加しました。

民藝で学んだ織を基礎に、森教室で学んだことでより自由に製作に取り組むようになりました。

移住後は教える機会も増えました。
民藝の街・松本で、ノッティングやホームスパンを作る人が昔のように増えることを願って教室を開催しています。


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いつも製作の傍らには犬がいました。
作業を妨げるようなことは一切なく、足元で丸くなって寝ていたり、窓から外を眺めていたり。
犬との散歩は気分転換と運動になり、製作を続ける上で大切な時間でした。

看板犬だったエルが昨年なくなり、今年は犬のいない工房に。
コロナの影響で織物教室も中止になったので、音楽を聞きながらひとり黙々と作業する一年になりました。新旧洋邦ジャンル問わず、FM COCOLOや藤井風、Snow Manをよく聞きました。

ギャベ

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奈良でギャベの講習を受けました。

ノッティングとは異なる結び方、道具の使い方になかなか慣れず、作業量も多くて大変でしたが、完成時の満足感は格別でした。

次の作品はどんなデザインにしようか、悩んでいるところです。





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