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緊急事態宣言 DAY 8・9 ~全国規模に拡大

状況は極めて宜しくない。これだけ検査を抑制していて確認できただけで、今日現在 全国9,220人以上の感染者/死者199人。自分の知人のまわりには感染者・濃厚接触と呼ばれる人がいるレベルになってきた。実数はこの何倍かと考えると気が重い。

2月29日に首相は「これから1~2週間が瀬戸際」と言ったはず。首相の発言を<真実>にせんがために、様々なものが歪められてきた経緯があるだけに常に警戒が必要だ。

首相が1日の検査体制を2万件に増やすといえば、「検査したら医療崩壊する」論を唱えていた<日本スゴイ>の人達は、「休業補償したら、財政破綻する」「海外に比べて死者数は少ない」という方向にシフトした。緊急事態宣言後からTwitter上にこれまでみなかったほどの規模での必死な印象操作と思しき<仕事>も見受けられる。

実際、報道機関に対して圧力がかかっているようだ(やっぱり)。

<補償なき自粛要請>では皆食べていくために働かねばならぬし、<情報統制>で真実が見えないから先を見越したベスト・ベターな選択ができないし、緊張感が諸外国に比して絶望的に欠けている。よってズルズルとこの2ヶ月を無駄にして<感染爆発>したのだろう。初動を誤り、方針転換のタイミングも見誤り、精神論をひたすら唱えたこの国の瀬戸際はもう終わった。

NHKニュースウォッチ9、報道ステーション、NEWS23を見比べてみた。NEWS23にロンドンから出演したWHO顧問 渋谷健司 氏が「日本は感染爆発に入った」「検査抑制により、公表されている数は氷山の一角」と躊躇なく言い切った。

事業規模108兆円の対策費用は世界に類を見ない手厚いものだというウソ。手の内は既に世界にバレている。オリンピックを死守せんがための検査抑制が医療崩壊を招いたことも。

今日2つのことが動いた。

<1>緊急事態宣言対象地域を全国へ拡大

緊急事態宣言の対象地域が7都道府県から全国に拡大された。これまで<#名古屋とばし>の憂き目にあった愛知県大村知事等は県独自に緊急事態宣言を発出して凌いできた。これからは自治体の首長が舵取りをしていくことになるようだ。もはや政府のなげやり感といったら、呆れる…。東京のように潤沢な財源がない地方に対して、国はあくまでも<補償><損失補償>をするスタンスはとらないといっている。雇用調整助成金の一点張りで、雇用保険の特例措置はなぜつかえないのだろう。

<2>10万円一律給付へ

1世帯30万円の極めて限定的な給付からの方向転換。世論の突き上げと、緊急事態宣言を全国規模に適用することでやっと政府が動くようだ。補正予算を組み替え、4兆円→12兆円規模になるという。4月27日に補正予算案を提出し、早くても給付は5月中とのこと...大本営報道を聞いてる端から文字にしたまで。私はあまり信用していない。世帯規模という古い縛りがとれたことは歓迎するが、国籍の問題、スピード、追加給付の有無はどうなることやら。遅すぎる。[追記]がしかし、さすが歴史修正主義はちがう...一律現金給付は我々自民党が当初から主張してきたものだと議員達が早速ツイートし始めた。「恥を知れ」で有名なあの人も。「働かざる者食うべからず」を唱え、現金給付をしぶっていたのは自民党だったはず。検証を経ずに政治家がダイレクトにツイートすることの危険性に震える。

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アベノマスク・減収世帯に30万円・貴族の動画を<#不評3点セット>と呼ぶらしい。ボヤボヤしていたら、政府に殺される。

...明日、また首相会見。どうなることか。

※私の微熱は2日程度。あとは喉の違和感と倦怠感のみ。万が一を疑って、誰かにうつしたくない。2月からいつでも籠れる準備はしてきたので大丈夫。持病の薬に多少の余裕はあるので通院も見送った。ベットに横になっていたので、今日は2日分の記録となってしまった。

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