デリカシーのない日本人名言ランキング(自己紹介編)
日本人と共に生きているだけで、日本人扱いをされがちです。外国人なのに、といいたいところなのですが、コミュニティ(?)の一員として見られて嬉しく思います。
しかし、初めて会う日本人に必ず同じことを聞かれます。そして、それは決して私自身を知ることができる質問ではなく、上下関係がわかる質問と、プライベートまで探る質問ばかりです。
本記事では、その質問についてのと、海外とはどう違うか、話したいと思います。
こちらは例のツィート↓↓↓
それでは、レッツ説明!
5. 何歳?
この質問はただ単なる上下関係が決まる質問ですね。それ以上それ以下の情報性がないです。もちろん、同い年だったら、相手に対して勝手に親近感が湧いています。
しかし、いちいち「こっちは一個上なんだ」などと気にし、年齢が対して変わらないのに優越感を手に入れようとしていても何も得ない気がします。
人は何歳であれ、その人を個人として知る必要があります。
年下なだけで、人を見下したりするのは絶対ダメです。
同様、年上なだけで、世界の知識を揃ったわけじゃありません。
年齢は生きてきた年数以外、情報性がありません。だから、知り合ったばかりの人にこんな質問をしても何も得ないと思います。
ちなみに、欧米では、知り合ったばかりの人にこの質問はしません。
4. 仕事は?
日本人はこの質問をするとき、何を求めているかというと、稼ぎを予想しどっちの方が偉いかと決めつけたいです。
しかし、この質問も承認欲求にすぎません。
会社名とか出た大学名などは、その人について何も教えてくれないからです。
海外では、大学名や会社名より、人の専攻や活躍している分野に興味があります。
だから、そのような質問をします。
例えば
「(大学の)専攻はなんですか?」
「どんな仕事をしているんですか?」
そして、活躍している分野がわかったら、相手の趣味や好きなことがわかるはずだし、そのトピックについてさらに様々なお話しができます。
3. 彼氏または旦那いる?
いたとしても、私と話さなくなっちゃうの?
と返したくなりたくなりますね。
もしそうならば、わたし自身より私の身体に興味があるってことでしょうか?
2. アメリカ?ロシア?
あ〜これは…もう!
これって、国を当ててみるゲームですか?だったら、私の国があたらないよ?笑
この世の中には、国が数多くあるし、皆はアメリカ人やロシア人なわけじゃないから、こんな質問を辞めてもらいたいです。
なぜなら、このゲームは、外国人の私を知ろうとする質問ではなく、聞いた側が正解だ!となりたいだけだからです。
本当に相手に興味があれば
「出身はどこですか?」
「国はどこですか?」
と聞きます。
1. ビザは?
この質問に対して何を思えばいいか、長い間わかりませんでした。
こんな質問されると、「私は違法滞在(労働)でもしているかと思っているの?!」っていうふうに疑われるように感じてしまいます。
そしてこんな質問をしてくる人の意図は、さっぱりわかりません。
見下されている感じが半端ないです。
日本にいて誰かの気の毒になれば、いちいちしつこく聞かれるし、今タイに住んでいるんですが、同じくこの国に外国人として住んでいる日本人にも同じことが聞かれます。
もううんざりなので、そんな質問をしてくる人達に、何も答えず「そちらこそは?」と返すようにしました。
そんなピンポンみたいなやり取りをすると、日本人の反応は「ちゃんと取ってるよ」と当たり前のように答えてきます。そんなもん。もうお分かりですか?
まとめ
世の中にはいろんな人がいますが、質問のし方がわからない人は、特に日本人の中では非常に多い気がします。
教育のせいか、仕事とプライベートを区別できないせいか、わかりませんが、気づいたら、ついこういう発言をしてしまいます。
そもそも
なんで知り合ったばかりの人に自分のプライベートを明かさなきゃいけないのかは、私にはさっぱりわかりません。
特に一方的に聞かれている時にね。それは会話じゃなく取り調べなんです。
本当に相手を知りたいと思えば、質問の聞き方を変える必要がありますね。
最後に、日本人は外国人と違ってスモールトークを知らないまたはわからない人が多いためか、こんな残念な質問をしてしまうかもしれませんが、この記事が参考になれば、とても幸いです。
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