秋山千景

邂逅と逍遥、感傷と観照。体言止めは止まらない。連綿と列なる詠歌の景色。それは揺れ、流れ、天翔る神の息吹と化す。あるいは、かつて夕暮れの空に振り撒かれた灰青色の余波。INFP,4w5sx/sp,try478
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「眺め」について歌詠みが思うこと

 初めにお伝えしておくと、これは学問ではない。王朝和歌に惹かれるひとりの歌詠みが日本語を眺めることでなされた、随想に過ぎない。  「眺める」というのは「歪める」…

White out

食べるものが何もない。日差しを浴びるときにいつも座っていたあのクッションの上に注がれていた、どの季節の陽射しより暖かい視線がなくなってから何度夜を過ごしたのだろ…

思い返すこと─4w5の個性を持つ者として─

以下は心理学的な性格類型をある程度知っている方向けに書かれていますが、知らなくても大意は取れるように配慮しています。暇潰しにどうぞ。 僕の父親は体育会系を地で行…

神の手

 神の手と称されたクラウス・マクレイン。かつて彼は凄まじく美に長けた絵を書くことで有名だった。しかし精神を擦り減らして描かれる絵画の数々は、緩やかに彼から視力を…

改行詩「静寂の色彩」

重心を詠歌に置いていながら、ときおり詩を書きたい気分になる。昨日即興で手書きしたものをいくらか推敲したこの一篇は、ここ一二か月の長期的な感情を反映していると推察…

一音句跨りとその効用

保たれたソーシャルディスタンスのあひに音なき溜め息のゆふまぐれ という歌を詠んだ。  またぞろ一音句跨がりムーヴメントが来てしまったようで。用いたい技法は周期的…