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ふるさとにはかつて十三連アーチ橋があった⁈

レトロな建築物の絵葉書を見ていると、そこには美しいデザインの橋も登場します。たとえば、京都の四条大橋もその一つで、かつてはアーチ橋であることを知りました。

そこで日本各地の美しいアーチ橋をアーチの数で調べてみました。

一連アーチの霊台橋(れいだいきょう)。
こちらは、熊本県下益城郡美里町を流れる緑川に架かる美しいカーブのある石橋。別名船津橋。単一アーチ石橋として熊本県で最も大きい。1847年(弘化4年)竣工。

二連アーチの眼鏡橋
こちらは、長崎市の中島川に架かる石橋。架橋時、琉球王国だった天女橋を除くと、日本初の石造りアーチ橋。1634年(寛永11年)架設。

三連アーチの 羅漢寺橋(らかんじばし)。
大分県中津市本耶馬渓町の山国川水系山国川に架かる石橋。橋長:89m。1920年(大正9年)完成。

四連アーチの宮ケ原橋。福岡県八女市の星野川にかかる石橋。橋長:46m。1922年(大正11年)建築。

五連アーチの原尻橋。大分県豊後大野市の原尻川にかかる煉瓦の橋。橋長:73m。1923年(大正12年)架設。

六連アーチの長瀬橋。大分県佐伯市の緒方川にかかる石橋。橋長:78.4m。1923年(大正12年)架設。

八連アーチの耶馬渓橋(やばけいばし)。
通称オランダ橋。大分県中津市の山国川に架かる石橋。現存する石橋の中では日本最長。橋長:116 m。 1923年(大正12年)完成。

十一連アーチのタウシュベツ川橋梁
北海道上士幌町の糠平湖(ぬかびらこ)にかかるコンクリート製の橋。ダムの水が少ない1月頃から湖面に姿を現し、水位が上昇する5月頃から沈み始め、夏頃には完全に沈み姿をひそめます。

そして最後は、福島県福島市の荒川かかる「信夫橋」
こちらはかつて美しい十三連アーチの石橋だったようです。橋長:193m。1885年(明治18年)完成。

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謎の多いふるさとの「信夫山」を調べなければ知らなかった「旧信夫橋」
きっとその存在と保存の大切さを知ってもらいかたかったのかもしれません。

持続可能な社会が叫ばれる昨今、可能な限り修理したり、部品交換をしたり等、限りある資源と文化を大切に次世代につなげたいものですね♡

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