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分けるは分かる

こんにちは、VFJ二期生の野口福太郎です。
福島県南相馬市の地域を事業起こしで再生する(株)小高ワーカーズベースでコミュニティマネジャーとして働いています。

簡単な会社と地域の紹介
南相馬市の小高は震災とそれに伴う原発事故により、一度は避難指示区域になりました。
そんな地域を再生すべく、「地域の100の課題から100のビジネスを創造する」をミッションに2014年に創立されました。
食堂、仮設スーパー運営、ガラスアクセサリ工房、コワーキングスペースの運営、起業家誘致など、様々な領域に事業を展開しています。

現在僕は簡易宿所付きコワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」の運営を中心に、主にコミュニティ拡大に向けての戦略立案・PRに携わっています。

7月のテーマは、「分けるは分かる」です。

1.やりたいこととやるべきことのバランスどり

6月・7月となって、2つのコワーキングの運営スタッフ、イベントの担当者、段々と業務多岐にわたってきました。
自分の名刺もできて、4月・5月の「慣らし期」から本格的に社会人となり、かつこの会社のメンバーになったのだという感じがしています。
ただ一点、困ったことも。
自分のコミュニティマネジャーとしてのミッションど真ん中の部分へ裂けるリソースが減っているのです。
毎週のタスク進捗会議で自分が担当している物があまり進んでいなく、自分が自分で嫌になってしまうこともしばしば。

原因はなんとなく、集中力と優先順位だと思っていました。
仕事には4つの象限があり、緊急度と重要度のかけ合わせで緊急かつ重要な第一象限、緊急ではないが重要な第二象限、緊急だが重要ではない第三象限、緊急でも重要でない第四象限があると言われています。
僕の「コミュニティマネジャー」としての仕事はまさに小高パイオニアヴィレッジにおいて第二象限にあると自覚していますが、実際には第一、第三象限がしょっちゅう降ってきます。
本当は第二象限の部分に意地でも取り組まねばならないものの、実際できていない状況が続いています。

2.ここ2ヶ月じていたモヤモヤの正体

VFJでは毎月末にメンタリングをしてもらっていますが、6月末のメンタリングでは、「自分はベストを尽くし切れていないのではないか」という疑問がありました。

サボっているわけではないのに、気づけば一日は終わり、取り掛かるべきことが進んでおらず明日へ繰越になってしまう。
では家に帰った後に再開すれば良いか?
と考えつつも気が抜けてしまい手をつけられない。
6月のメンタリングでは7月の目標に、「一日のPDCAを付けてみる」としてみたものの、大して変化はなかったし継続できませんでした。

メンタリングの中で話しながら分解してもらい解ったのは「理想自体は自分の中にあって、けどそれを明確に言語化していないからなんとなくその状態とのギャップを感じてしまっている」ことで、それを打破するためにはスケジュール化することに行き着きました。

思えばVFJが始まる時も自分が2年間のテーマに据えた、「因果」とも深く関わっていました。
物事は時間とエネルギーを投下すれば進むし、していなかったら進まないという。

ストレングスファインダーで最下位の「計画性」プランニングという最も苦手とするところに向き合わねばならない。
重いけれど業務が多岐にわたり、多くの人と関わるからこそ不可欠な物。
変化の月として取り組んでみようと思います。

3.仕事が面白くなってきた

企業、市と連携して開催する市民向け講座の担当者になるなど、本格的に自分が携わるものが増えてきました。
多くの人と協力する分、多方面からのチェックがあるなど、時間もエネルギーもたくさん咲かねばなりません。
ただ、だからこそ高いクオリティのものを作れると信じてて取り組んでいこうと、なんだか最近は仕事が以前にまして楽しいと感じます。

沢山のことを同時にさばくためときどき何をすればいいのか、今自分はないをやっているのかがよくわからなくなりかけるものの、最初の研修でも習った原点に帰って「分けるは分かる」を大切に8月は進んでいこうと思います。

おまけ話

VFJ3期生候補とのお話です。
南相馬の地域はVFJ参画企業が多く、先日企業を見学をしてきた子と話す機会がありました。
その中で、いく中で「スキルとかが特別あるわけじゃないんだから、腹括ってのめり込むしかないわな」と自分自身言い放っていました。
特別なスキルがあるわけでも、恵まれた才能があるわけでもないなら、覚悟をもってのめり込んでみるしかない、これは当時の自分がVFJを活用してみようと決心したときの心境だったし、今一度この考え方が背中を押してくれました。

今これを読んでいて、VFJを検討している方、いつでもお話聞きます。
よくわからない部分などは浅学ながらみなさんの判断材料となるようサポートできれば幸いです。
ぜひお声がけください。