見出し画像

第3回Venture Bankビジネスプランコンテスト【前編】

Venture Bankではビジネスのジャンル問わず、独自性・成長性が高い新規アイディアを持ち起業を志す方を支援すべく、ビジネスプランコンテストを開催しております。

VB結果

記念すべき第3回Venture Bankビジネスプランコンテストの最終プレゼン会が2021年2月27日にフクラシア丸の内オアゾで行われました。


第一次審査、第二次審査を見事通過し、最終審査に残ったのは12組!


最優秀賞(1組)獲得者には賞金100万円と事業支援プログラムの権利が授与されます💸


また、今回のコンテストでは最優秀賞とは別に、当日VB賞(Venture Bank賞)も最大で10名分ご用意!


審査員から、基準以上のGood投票を獲得した参加者が受賞対象となり、その場で賞金30万円が授与されます👏

画像1

最終審査12組のプレゼンをご紹介!

◆エントリーNo.1

《清水太陽さん》

タイトル【大学卒論の課題を企業からもらうプラットフォーム】

清水さん

現在日本では卒業をする為に、卒論を書かなければ卒業できないケースが多く、学生たちは長い人では1年程かけて卒論を書いています。

しかし、現状は卒論に関するテーマに関心がある学生は半分も満たないというアンケート結果も。

つまり卒業するためという意識で、「なんとなく卒論」を書いている学生が多いのです。同時に日本の学生が他の先進国に比べ勉強時間が短いという点にも清水さんは着目し、「企業側から卒論のテーマとそれに値するお金を学生に与えてもらうサービス」で学生の勉強や卒論への意識を高めることで、社会貢献にも繋がるのではないかと発表されました。

画像4

【審査員からのコメント抜粋】

・事実と私情が混在したプレゼンテーションになっているように感じる。発想は素晴らしいが、事実を積み重ねたプレゼンでなければ投資する側への提案が弱くなってしまう。
・全国の大学生、大学院生では対象が広すぎるので、学生側も企業側もターゲットを絞った方がいいのではないか。

審査員からは上記のコメントも出ましたが、同時に前向きなエールも送られました📣

ありがとうございました👏


◆エントリーNo.2

《木寅玲子さん》
今回は事情により代理で旦那さんの篤人さんに発表いただきました。

タイトル【Re-energy】

木寅さん「

これまではデメリットとされてきた、都市のビルの谷間に吹くビル風ですが、木寅さんはその風のエネルギーを利用し、電気エネルギーを作り出せると考えた木寅さん。


風速3メートルから機能し、密集した場所にも適した作りをする次世代の風力発電機は、2050年までに温室効果ガスを0にするという、政府の目標にも貢献できると発表していただきました。

画像6

【審査員からのコメント抜粋】

・大きさや仕様はどういうものなのか、プレゼンの中で発表されていない点が気になる。
・新しい形の風力発電が多いが、海外にも同じようなものがあるのではないか。(※同じような形のものはあるが、特性は違う認識とのこと)

ご応募いただいた木寅さんご自身は、様々なコンテストにチャレンジし、そこで獲得した賞金を元に更なる開発に、日々励んでいるということでした🧪

また次回は万全の体制でチャレンジいただければと思います🚩

ありがとうございました👏

◆エントリーNo.3

《笹原猛稔さん》

タイトル【あなたに似合う最高の髪形を見つけるマッチングサイト】

笹原さん

笹原さんは、自身の髪型に関しては関心がなかったものの、SNSの動画で、他の人が美容室で施術を受ける過程を見て、自分にも最適な髪型があるのではないかと興味を持った体験から、今回の美容師と顧客のマッチングサービスを発案されました。

また、現在の美容室全体の顧客単価も減少傾向にあることに着目し、顧客がプロから意見をもらえることの満足感で、美容室業界の単価の底上げができるのではないかと発表いただきました。

画像8

【審査員からのコメント抜粋】

・こういうサービスがあったらいいなと率直には思ったが、若手のチャレンジにはなるが、人気がある美容師の人は登録しないのではないかと考える。結果人気のない美容師しか集まらないのではないかという懸念はある。
・競合相手は現在に至るまで莫大なコストがかけられている。また、お店の宣伝だけでなく、予約管理などいろいろなサービスが入り組んでいる。それに対しての営業戦略が少し弱いのではないか。
・今までご自身がやってきたことと異なるが、これをやりたいという熱意はどこにあるのか、どうしてやりたいのかという強い意思が伝わってこなければなかなかジャッジが難しい部分もある。

発想自体は優れているという意見はあるものの、競合がかなりの大手ということもあり、審査員からはなかなか厳しい指摘もありました…!

ありがとうございました👏

◆エントリーNo.4

《阿久津岳生さん》

タイトル【早い!詳しい!優しい!住まいの『住みやすさ』チェックサービス】

阿久津さん

阿久津さんは自身の不動産業に勤めていた経験や、引っ越しの際に抱いていた不安から、「住んでいるところは安全なのか、どのような場所なのか」という情報を瞬時に調べることができるサービスを発案されました。

住みやすい街ランキングなどは既に存在していますが、実際にそういったランキングはいつの、どのようなデータを元にしているのかという点が不透明であったり、個人別の住みやすさを項目化した際には適していません。

そこで阿久津さんは衛生データをはじめとする様々な複数のデータから、その地域の住みやすさに関し、点数を付け、更に個人別に住みやすさが分かる仕組みを提案し、発表されました。

画像10

【審査員からのコメント抜粋】

・発案は素晴らしいが、今住んでいる人の意見はとても重要になる。ユーザーのクチコミなどが含まれれば、更に信頼できるサービスになるのではないか。
・複数のデータが必要になってくるが、アプリ開発以外にも物凄い開発費用がかかってしまうのではないか。もっと大きく、長い年月を予定し開発していくといい。
・地域別で不動産の持っている裏データのようなものも存在するだろう。莫大なデータベースがあるからこそ、より信頼度の高いサービスとなるだろう。その為にも、他の不動産なども供用できるような仕組みを作っていくといいと思う。

審査員からの意見は前向きなものも多く、更により良いサービスにする為のアドバイスも多く述べられました🌍

ありがとうございました👏


◆エントリーNo.5

《大工裕貴さん》

タイトル【プリントの手書き部分を消すことのできるアプリ】

大工さん

大工さんは、勉強などの際に直接文字を「メモを書いてしまったプリントを元のデータに簡単に戻すことはできないのだろうか」と思い、プリントの手書き部分を簡単に削除できるサービスについて発案されました。

AIが手書きか機械の文字かを判別し、ユーザーが手書き文字を削除したい部分を選び削除するだけではなく、出力されたプリントは自由に編集できるという仕組みです。

画像11

【審査員からのコメント抜粋】

・具体的な点で一つ。技術的にどういう過程を経て完成していくという部分も、しっかりと提案した方がよかったのではないか。
・AIが編集する訳でなく、単純に上から塗りつぶせばいいのではないか。または、元のプリントを印刷するだけではダメなのか。
・特殊なケースではあると思うが、筆跡鑑定などにも応用ができると、サービスが広まっていくのではないか。それを実現させるには、AIの判断基準の項目をかなり細かく設定し、更に分析していく必要がある。

今回の最終プレゼン会では最年少の大工さん。

厳しい意見は出たものの、今後の改良に期待が寄せられました💪

ありがとうございました👏

◆エントリーNo.6

《中路寛星さん》

タイトル【子供の自由な発想✖️クリエイティブビジネスマンが夢の世界を!】

中路さんNEW

子供の自由な発想とそれを具現化できる専門性のある大人をマッチングさせ、支援者を募りながら子供の発想をそのまま商品化させるサービスを発案された中路さん。

大人になると考えや思考が狭まりやすくなってしまいますが、まだ良い意味で経験が浅く、自由に発想できる子供のアイディアを尊重し、実際に商品化という成功体験を持たせることにより、子供の自己肯定感も上げていこうというサービスです。

画像13

【審査員からのコメント抜粋】

・日本はこのサービスを実現しやすい国であると思うので、実現の流れや実現の仕方をもう少し詰めると良い。
・子供と大人がマッチングする際に、保護者側は知らない人とマッチングさせるという点に関しては不安材料になると考える。そこに対する対策をもっとしっかりと持たなければならない。

実現しやすい事業ではあるが、まだまだそこに対する課題は多いという審査員の意見もありますが、資料作りなどはとても丁寧に作成されておりよかったという意見もありました🌳

ありがとうございました👏


以上で前半の発表は終わりです!

コンテストの様子は公式インスタグラムからもご覧いただけます!

📷@vb_busicon

後半、結果発表の投稿もお楽しみに!!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?