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歌うことは、まるで自己紹介みたいだねって話

昨晩は、「明日めっちゃ気合入れるぞオラァァ!!!!!!」

って感じで寝ついたのに、今朝は昼近くまで寝てしまいましたYoshikiです。だめじゃん。

起きるの遅い&天気悪いと露骨にテンションが下がって行動力も落ちるんですが、

「お休みなのだから身体を休めたのは大正解!!」
「寝てしまったのはそれだけ疲れていたから仕方ない!」
「雨の日があるから晴れが気持ちいいんだ!」

って納得することによって落ち込むのを回避しました(笑)

掃除したり、作詞したり、収録したり、予定つけたり、イラスト書いたり…そこそこ充実した休みを過ごせた気がします。

さて、今日の記事は…歌とは自己紹介のようだねって話。

『歌には、その人間の自生の全てが出てくる。』

っていうのは私の師匠にあたる人の受け売りなのですが、実際考えれば考えるほどにその通りであって、今となって思えば考えるまでもない事実なのだよなと思うわけです。

私ってどんな人?

私は「自己紹介記事」を書いていませんので、

初見さんは「何者だこの偏屈人間は」「小難しいめんどくさい」「いちいちネガティブすぎひん?」

なんて思われていることでしょう(偏屈というか卑屈じゃん…w)

今日は自己紹介を兼ねて、土曜にライブに飛び入りして歌ってきた動画を晒します。

この動画まさに「自己紹介みたいだ」と思うんですよね。

どんな性格しているのか、何となくわかりそうじゃありませんか??(笑)

これのどこが自己紹介みたいか?

何が自己紹介見たいって、顔も声も話し方も全部わかるし、性格も体つきや考え方とかも歌っている姿からはボロボロとこぼれ出るわけ、物凄い情報量なんですよ。

これ、私がボーカリストだからってことではなく、どんなタイプの人が歌っても自己紹介みたいになるわけです。
(歌ってすごい。というか、声ってすごい。)

だから初めましての人にレッスンしてあげたりすると、

その人がどれくらい真面目なのか、神経質なのか、熱心なのか、疲れているのか、疑念を抱いているのか、取り繕っているのか…などなど
あらゆることが伝わってくるし、表情を見る以上にバレバレなのです。

(そのせいで切ない思いをすることもしばしば…笑)

音だけの情報であったとしても、日頃から声にばかり集中している私みたいな人間はかなりの情報を受け取ることができますし、逆に言えば声が聞こえないことに結構不安を感じてしまいます。
電話も実は苦手、正確には本人の声じゃありませんからね( ̄▽ ̄;)

文面は不安と隣り合わせですので、
「誤解されないくないなぁ」、「嫌われたくないなぁ」
と思うほどに無駄に丁寧に長くなり、めんどくさがられる文章を書き出してしまうわけです(笑)

同じ言葉でも、歌でも、解釈の違いがあります。

同じ言葉で気持ちを表して、同じように認識していても、実際には違うものが入り混じっていたり、形が違ったりします。

その全てを晒せる一つの手段なのではないかなと、思うわけです。

(そういう意味では、私は声が素敵な人がとても好きです。)

取り繕いのない自己PR?

歌は自己PRみたいなんです。

でも超特殊。

PRとは、パブリックリレーション。すなわち、公衆との良い関係づくりのために行う広報のようなものであり、一般には形式ばった、多少取り繕いもあるものになります。

ビジネスでもそうでなくても、公共という時点で最低限のマナーが重要視されますからね。
深く意識せずともペルソナをかぶるようなことになってしまうのだとは思います。

ところが興味深いことに、
歌を聴いてもらうという一連の行動には、直接的な会話と違い、
(聴き手と歌い手とには一定の距離がありながらも)ダイレクトに歌い手自身の素顔を聞き手に晒すことへの、ある種「赦し」のようなものがあります。

取り繕いのないPRなんです。

本当の自分を晒すことができる絶好のツールなんですよね。

まとめ

まぁ確かに、あまりにも歌が苦手な方だと、うまく自己表現できないことはあるかもしれません。逆に、うまくなればなるほどに、その人の人間性が出てくるって印象ですね。

つまり、今日の記事の内容が私がボイトレを進める大きな理由の一つです。

一度、記事をお読みのあなたも自分の姿を鏡で見ながら歌ってみては??

自分がどんな人間なのか、見えてくるかもしれませんよ☺️

今日はここまで、ありがとうございました!

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