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朝。 緩やかに涼しくなるこの時節に 三三七拍子と 張る声を無視して 躰をジワリと起こす。 最…
あばかれた そらの亀裂 のぞんで此処へ来たの きみの世界よ きみだけの 遠いふるさと なり…
今しがた今日さっき そこの角で辻斬りにあった 下手人登場からよける間もなく 袈裟掛けにばっ…
くりかえしおとずれる よろこびととむらい うけとりつづける さいわいとひらめき せかいのなか…
胃袋のコンディションは 朝から最悪だった 昼食はいつもの定食屋 本日のお勧めフライ定食 胃も…
おなじほしで ことばをつかう わたしたちは にんげんです おなじめだまでそらをみて おなじしたでアイスをなめる わたしたちは にんげんです ことばはみんな おとだけおなじで ひとつとして おなじものはない つかうわたしは にんげんです おなじほしで いきている わたしたちは にんげんです おなじでないから にんげんです
大人になったら女の子はみんな 峰不二子になると信じていた 時は経ち体は大人になったけど お…
たてた塔婆はそのままに 掘り返されるは いつかの白玉 かち割り夢に蕩かして 舌で転がす その…
穴を掘る 自ら埋まる その 時を待つ しめった土のにおい 海のような じぶんのにおい とろけ…
