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反応しない練習

心は求め続けるものと理解すると不思議な心境の変化が訪れる。つまり、このままではいけない、何かが足りない、と言う得体の知れない欠落感や焦り、心の渇きがおさまって、人生はそういうものと、もっと大きな肯定が可能になる。

他人の小さなことが目について、不満を感じてしまうと言う悩みの正体は、もっと自分を認めてほしいという承認欲だったりする
承認欲という、それまでの心の渇きの正体がわかるだけで、その不満状態から抜けてしまう

人は3つの執着によって苦しむ。求めるものを得たいと言う執着。手にしたものがいつまでも続くようにと言う執着。苦痛となっている物事をなくしたいと言う執着である。では、これらの苦しみが止むとは、どういう状態なのだろうか。それは、苦しい現実そのものではなく、苦しみの原因である執着が完全にやんだ状態なのだ。

苦しみを生んでいる判断を手放そう

自分を否定しない。どんな時も
自由な心を取り戻すエクササイズ。一歩一歩と外を歩く。広い世界を見渡す。

私は私を肯定する。

人は人、自分は自分
正しい自分でいるより素直な自分でいよう

自信なんて、考えなくて良いのです。先のことはわからない。それよりも、今しておかなければならないことがある、それが正しい考え方です。

自信をつけるたった1つの方法、やってみる、体験を積む、ある程度の成果を出せるようになる、周囲が認めてくれるようになる、こう動けばある程度の成果が出せるようになると見通しがつくようになる。

反応しないことが、最高の勝利

外の社会や人間が気になってしょうがないなら、目を閉じる。勝ち負けや優越、劣等と言う判断が苦しいなら、目を開ける。目を閉じるのは、反応しないため。目を開くのは、妄想から目を覚ますため。

慈しみの心、これは、相手の幸せを願う心です。自分の都合や欲求を通すことではなく、純粋に相手が幸せであるようにと願う心の事

悲しみの心、これは、相手の苦しみ悲しみをそのまま理解すること。相手の悲しみに共感すること

喜びの心、これは、相手の喜び楽しさをそのまま理解すること。相手の喜びに共感すること

捨の心、これは、手放す心、捨て置く心、反応しない心です。中立心ともいいます。例えば、欲や怒りという反応に気づいて、ストップをかける心がけのこと。

5つの妨げに気をつける。快楽に流される心。怒り。やる気の出ない心。そわそわと落ち着かない心。疑い。

反応に逃げないと言うのは、例えばちょっとした隙に、テレビをつけるとか、ネットを開くといった反応を止める事

究極のところ、人間の動機は貢献です。どんな人も、お役に立てれば良し、なのです。貢献と言う動機に立って、できることをして、暮らしが立って、ほんの小さな喜びや楽しい出来事が日々に見つかったら、もうそれで十分ではありませんか。

ままならない現実、わかりあえない人間は、これからも現れてくるでしょう。しかし、そういう時こそ、いたずらに反応せず、ぐっと目を閉じて、心を見つめて、正しい心がけに戻りましょう。そうすれば、納得が残ります。また途中でどんなに辛い思いをしようとも、その後の人生に納得できるように、また最初からスタートすれば良い。

あなたが悩みを抱えたときに考えるべきは、正しい生き方、正しい心の使い方に帰ることです。過去や他人を恨むことではなく、これから先を悪く想像することでもない。自分を責めることではありません。この生き方には違いはない。いざという時は、この心がけに帰ろう。そう思えることが、最高の答えです

今日をよく生きることだけ大切にしていれば、きっと最高の納得へとたどり着けることでしょう

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