「ブスは笑え!」から学んだこと

この強烈な言葉は、私の前職の大先輩(男性)が発した言葉です。
実はこの言葉、深いんです。
先輩いわく、「笑顔のブスはいない」と。みんな笑ってればみんな可愛くて(美しくて)いいよね!というめちゃくちゃポジティブな言葉なんです。笑顔や明るさは美しいことと同じかそれ以上の価値があると。
20年も前のことですが、心に突き刺さった言葉として、今でも時々思い出します。
もう一つ、私が子どもの時に、母から言われた言葉で記憶に残っているものの中にこんなものがあります。
小学校高学年、反抗期だった私は、イラッとして母をにらみつけると
「そんな怒った顔してると鼻の穴がどんどん膨らんで可愛くなくなるわよ」と。
そんなこと言われて余計に怒れてきた私は鼻が膨らまないよう、鼻を指でつまみながらさらに母をにらんだ記憶があります(笑)
大人になり、怒りやひがみ等の感情が押し寄せると、私はこの言葉を思い出し、鏡に映った自分の顔を想像し、急いでその感情を取っ払う努力をするようになりました。気持ちの切り替えがうまいのはこの経験のおかげだと思います。

以上のことから、私は美しさとは、決して容姿だけではないと思っています。人は見た目が9割、もある意味では間違ってはいませんが、結局のところ、その人の気持ちや心持ち、が表情となり見た目に現れますよね。笑ってれば良いことあるし、笑顔でいることで明るい空気をつくることができると考えます。それに、人の笑顔って、本当に素敵ですよね!だから、怒ってたり、負の感情を持つことって、とっても損だと思うようになりました。

私自身、ここ二年くらいで、職場の人や友達から、「いつも元気だね」とか、「いつも明るいね」と言ってもらえる回数が驚くほど増えました。多分、いつも笑顔でいることを目指しているのはもちろん、スキンセラピーを学び、考え方が変わったおかげで、気持ちが明るくなり、自然と笑顔になっているんだと思います。肌に不安がなくなることが、こんなに毎日を明るくしてくれるなんて、自分でもびっくりしています。

約二年間、肌について勉強し、皮膚の仕組みなどを理解しながら、自分自身のスキンケアや食習慣、呼吸の仕方なども見直すことをしてきました。すると、今までの肌トラブルに対する不安や、エイジングの不安が少なくなり、自分の肌を受け入れ、変化を楽しめるようにまでなりました。
対処と習慣の違いを知ることで、将来の肌トラブルを解消できるという期待を持てるということは、自分の中だけに留めておくのはもったいないと思うほどでした。
多くの女性が美肌を目指し、溢れる情報に迷わされながら、スキンケアや肌トラブルへの不安を持ち続けなくてはならない、というのが現状ではないでしょうか。
私が学び、実践してみて分かったことを通して、そんな女性たちに、長期的な視点に立った肌やボディケアのアドバイスがてきたら、、、
お客様に本当の美しさを考えてもらう機会を提供し、共に美しさを求め、カウンセリングや施術を通してお客様に進化してもらいたい、そう考えています。
とはいえ、私自身、まだまだ発展途上にいます。
いつも穏やかで明るくいられるわけではなく、怒りやモヤモヤの感情が出てくることもあります。人と関わり生きていく上で、それは当然だと思います。ただスキンセラピーで得た思考を軸にし、怒りやモヤモヤにこの先も惑わされず、私の身近にいる大切な人たちから、元気に美しくなる応援をしていきたいと思います。
明るい思考と明るい視野で。
美しいものを美しいととらえられる健やかな心で。

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