
今年は夏まで大政局は起こらない
国民民主は自民党と連立出来ない
これが一つ目のポイントです。
いくら国民民主党がネットで人気が出てきたとはいえ、
やはり支えている電力、電機、自動車、ゼンセンの
4大民間系労組です。
ここが生み出す基礎票があってこそ国民民主党は
力が出ます。よって経営者側の経団連と組む
自民党とは連立を組む事が出来ません。
維新は万博に専念する必要がある
これが第二の理由です。
大阪で行われる万博は大阪の行政にとっての
特大イベントです。事実上大阪の行政を牛耳る
おおさか維新はこれ以外の活動が出来ず、
維新自体の全国化への資源も割けません。
立憲は都議選で負けるので、参院選で勝てない
立憲が都議選で負けるのはもはや規定事項です。
そもそも連合東京は都民ファーストについています。
ここに国民民主党も候補を出すとされています。
結果的に割りをくうのは4人区以上で議席を稼ぎ、
自己組織も股裂き状態になる立憲です。
一人区は都民、自民の争い。
二人区は自民、都民or国民の争い。
三人区は自民、都民、公明。
四人区は自民、都民、公明まで決まりでラストを
共産or立憲or国民が競り合う可能性がが高いでしょう。
つなぎ予算への賛否が読めない
恐らく今年は3月末までに予算は決まらないでしょう。
そうなるとつなぎ予算を1か月分ずつ行政の停滞が起こらない様に
交渉して措置する事になるでしょう。
これが1回目(4月分)は与党への批判にいくのは見えますが、
2回目(5月分)は野党にも当然批判はいきます。
その時に第一野党である立憲だけが批判されるのか、
立憲、維新、国民の三党が批判されるのかが読めません。