早稲田大学建築学科に入るためには①

早稲田大学建築学科に入学するためには、まず大きく分けて一般入試と推薦入試と内部推薦があります。そして推薦入試の中にはAO入試と指定校推薦、帰国入試があります。推薦入試、AO入試が導入されたのが最近なこともあり、情報が少なく、受験の時困りますよね、、
なので今回は入試情報について徹底解説していきます!
まずは第一弾として、一般入試と創成(A0)入試について書いていきます!

1. 一般入試

【1.1  基本概要】

募集人数:80名
受験科目:英語・数学・理科(物理/化学)・空間表現
*空間表現…鉛筆デッサン
倍率:4.1倍(2021) 4.3倍(2020)

【1.2  併願校】

多くの人は、国立大学特に東京大学や東京工業大学が第一志望の人が多いです。あとは、横浜国立大学や東北大学の建築学科と併願して受験をする人も何人かいます、私立だと、慶應義塾大学・東京理科大学・明治大学が多いと思います。センター利用で理科大明治を抑えるひとがおおいです。
理工の他学部と併願不可なのが辛い、、、大学側も偏差値を上げたいなら併願可能にすればいいのにと学生全員が思っています。

【1.3  勉強方法のススメ】

まず、全員が口を揃えていうことは
「東大に向けた勉強をすること」!これに限るんです。
正直、入学をして早稲田建築が第一志望の一般入試生はほぼいないんです、、東大か東工を第一志望にした人が多いという現実です。慶應大学の問題よりは癖があるイメージです。なので、東大に向けて勉強をしてください。受験を闘う人は、東大に向けて勉強をしている人たちなのです。
②それぞれの勉強
英語はある程度でそこまで特化する必要はないです。理工の英語は東大より難しいといわれることがあるほど、専門用語が出てきます。つまり、英語で差がつくことはほとんどありません。
数学は年度によって難易度に差があるため、点数取れる人、取れない人の差がつきやすいので、数学が得意な人は特化するといいでしょう。癖がある問題がでることはありません。
物理も基礎があれば十分解けます。
化学は変な問題があり、特に3問完答のところは捨てましょう。
空間表現は、うまくなくても大丈夫です。空間表現に勉強時間を割く必要はありません。
②最後までやる
E判定でも最後まで諦めないことが大事!実際に、ずっとEでも受かる人がたくさんいます。最後の一ヶ月粘ることがなによりも大切。

【1.4  学生の特性】

まず、数学や物理などの一般教科が秀でているため一年生の時は無双できます。さらに計算系も強いので工学系と言われる環境系や構造系の研究室に進む学生が他の入試より割合が多いイメージ。

2. 創成入試(AO入試)

【2.1  基本概要】

募集人数:25名/正直受かっているのはこの募集人数より少なめ
一次試験提出書類:志望理由・入学後の抱負・活動報告書
二次試験:自己PR、面接、空間表現
*空間表現…鉛筆デッサン
倍率:3.8倍(2021) 4.5倍(2020)
→なんと昨年度は倍率が一気に低くなったんです!もしかして穴場なのか、、、

【2.2  併願校】

併願をしていない受験生も多くいます。一般入試と同時並行で進めるのが一般的な形です。AOの併願する場合は、SFC(慶應義塾大学環境情報学部)や明治大学、横浜国立大学が多いです。たまに、東北大学や筑波大学を併願する人もいます。

【1.3  勉強方法のススメ】

SFCなどのAOと比べると、志望理由に癖がなくても、論理が通っていれば受かるイメージです。これは活動についても同じようなことが言えて、SFCのように「個性派」というよりかは、早稲田建築は「正統派」の学生が多い気はします。AO生でも生徒会活動や学業の活動のみでも受かっている学生がいます。ただこれは受験生がそもそも正統派が多い可能性もあるので、一概には言えないです、、
AO生に受験について面接などの質問すると、「パーソナリティを見てくれた!」と言うひとが多いです。つまり、今まで歩んできた人生をアピールすることが重要なのです。早稲田のAO入試は「あなたができること」をみてくれます。そして、人生で何を学んできたのかが大事になります。留学、学校行事、部活、学業、ボランティアなどなにを「経験」したかも大事ですが、それ以上に大事なのは「経験を通してなにを学び、どんな成長ができたか」ということです。
AOの準備を始める時期には差がありますが、多くの人は二年生の冬から三年生の5月くらいまでに始めています。デッサンは上手なことに越したことはありませんが、できなくても大丈夫です。絵が苦手でも受かっているひとがいます。また、志望理由の字数が多い訳ではないので、活動報告書などを充実させることも大事になってくると思います。

【2.4  学生の特性】

プレゼン力とアイデア力がある学生なのは基本AO生というイメージです。突拍子もないアイデアを建築のデザインの時でも出してきます。そして、AO入試を通ってきたからなのか、講評会などのプレゼンが上手で、ストーリー性があるプレゼンを得意としている学生が多い気がします。
AO生は意匠か都市計画にいく学生が多いです。



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