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ある歌の鑑賞文010(遠藤健人さん)
この人はいつ、どんな風に作歌してるんだろう?と不思議に思う人がいる。今日はそんな一人である遠藤健人さん。
遠藤さんは強引に一言でまとめてしまえば俯瞰の人だと思う。情緒が薄い。短歌が短歌としてエモーショナルになりすぎないように慎重に言葉を選んでいるのかなと想像する。
先日もうたの日で俯瞰みにあふれる一首を詠んでおられたので鑑賞していきたいと思います。
この国の歪(ひず)みがぜんぶわたくしの外反
ある歌の鑑賞文009(あきやまさん)
芍薬はすべてが過剰な花だ。
茎に対して花が大きすぎるし、生き急ぎすぎだし、水飲みすぎだし、香りも百合とは違うアクの強さでグイグイ来る。何より名前が強い。しゃくやく。自分の名前の中で韻を踏んじゃってる。やり過ぎである。そして私はそんな芍薬が大好きだ。筆名に貰うくらいに。
昨日、うたの日で「芍薬」の題詠があるというのでいそいそと見に行ったら良い歌好きな歌にたくさん出会えましたね~匂い立つような歌が
気圧低下も関係しているのか、モカが水さえも吐いてしまうようになった。これまでの嘔吐とは違ってひたすら透明な吐瀉物だ。
食べ物も水もダメとなると厳しいな。明日朝病院で吐き気止めと輸液をしてもらって色々相談する。
どんなに楽観的に見ても今年が三人で過ごす最後のクリスマスだ。
今日はバニラの幻の誕生日でした。
14本のチューリップでお祝い。
明日はまた病院。
食欲不振から抜け出すきっかけが欲しいところ。
もう私は関係者じゃないので黙ってるのが一番。
申し訳ないけど他人のために怒る元気も余裕もない。
朝から喉?が少し苦しくて息がしづらい。熱は全くないんだけどなんとなく緊張…モカも朝から食欲なく寝てる、気圧かな〜?
痙攣が!とよだれを垂らしてぐったりした犬を抱えながらおじさんが動物病院に駆け込んできた。事前に電話してあったらしくサーーっと個室へ吸い込まれていった。モカは主治医とは別の先生に点滴をしてもらって15分で帰宅。
人間の医療現場もいま、この程度の余裕がなくちゃいけないはずなのに。
寝ているモカの側で日がな一日過ごすとき、生きていることを確認しているのか死ぬのを待っているのか混乱することがある。
今日は喪中葉書が届いた。我が家も今年はバニラの喪中ってことでいいのかな。
補液の点滴パックをレンジで人肌に温めてから刺してくれるのも「最近の獣医は凄いな〜」って思う。
「背中に蒸しタオルを当ててるような気持ちよさで、終わる頃にはうとうとする子もいるんですよ。下痢止めも吐き気止めも内服薬の代わりに点滴の横から混ぜられるので便利(・∀・)」って天才かな?
ご飯を食べなくてもモカが自分で立って水を飲む、トイレをするのを諦めない限りは治療をやめないでおこうと思う。治療と言っても水分補給の点滴だけだけど…。カロリーもほとんどない水を背中に打つだけだけど…。
モカの意思ではなく私の意思で決めたということを忘れずにいたい。
歯磨きするために抱き上げたモカの身体が過去最高に軽くて一瞬自分の動きを止めてしまった。脇の下から手のひらを差し入れた時の胸周りが明らかに細い。2kgを切るのも時間の問題か。
動揺が彼女に伝わっていませんように。
大学病院の眼科。
本音としては病名を貰って安心というか心を落ち着かせたいところだけど今日も詳しいことはわからず。重病ではなさそうで良かった。いまでも眩しいし頭痛いけど。
病院側も迂闊に病名確定しないあたり、プロだなあと思う。
昨日のうちに下痢止めの薬を点滴に混ぜてもらって正解だったな。
これまでのパターンだと次は嘔吐の波が来るので気は抜けないものの、一日無事でいられてよかった。
本人も心なしか嬉しそうな顔で寝ました。ハッピー。
「バニラの時はこうだったからモカもきっとこうだ」と決めつけるのをやめたい。
病気の種類も体重も食嗜好も筋肉量も違うし、そもそもバニラは心臓病があって皮下補液をすることができなかったから食べなくなったら一週間くらいしかもたなかった。
明日は夫が出社で不在、明後日は私が大学病院で一日留守、明明後日は動物病院がお休みだからどうなることやら、、、、。
でももう無理しないで欲しいな。ぴんぴん生きてる人間の予定はどうにでもなる。
、、、、、、、寝よ。今一番必要なのは体力と笑顔だな。
リビングをちいさな生き物がちょろちょろしてない世界なんて想像できないね。
って夫に言ったら
ほんそれ
って返ってきた。このマンションでの14年=結婚生活≒犬との生活だから。
2が1になるのも寂しかったけど、2が1になって0になってしまうのはその何倍も、何乗もたぶん寂しい。