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自分のMissionについて考えてみた

毎日noteをすると頭がアウトプットモードになるらしい。色々とまとめて、感じたことを書きたくなる。昨日のnoteで「人材育成」について、Actionをできたのを自分のできたことにした。それをなぜか?と考えてみた。

私は「人の成長」を見るが好きだ。なぜなら、その人がもっと、自分の力を発揮しながら、他の人を幸せにするから。そして、結果として、みんな「笑顔」になるから。

使命とかMissionとかいうと「私には関係ない」と思うかもしれない。でも毎日「嬉しいと感じるもの」という中に、案外あるのかもしれない。人生自体が「毎日」の続きの集合体であるのだから。

私のMissionは「人が自分の力を最大限に発揮できるのをサポートする」だと思っている。このnoteも「パパとママが笑顔で育児に取り組めるようにする」ために「育児にかかわる自分の経験」や「自己管理としてどういう取り組みをしているか?」を共有し、少しでも生活の質や自分のコンディションをよくして、育児や仕事に取り組んでほしい。という思いからだ。これは、私のMissionと同じ方向性を向いている。

自分のMissionってなに?と考えたきっかけは、育休開けの会社で面白い取り組みをしている方に「ビジネスモデルキャンバス」や「バリュープロポジションマップ」に出会ったのがきっかけ。ビジネスの「価値提案」を考えたり、世の中の「Pain」をどう解決するのか?ということを体系化してみることができるものだ。それは、元々ビジネス用に使うものなのだけれど、「自分の仕事」を可視化した瞬間に自分の「仕事」と世の中の繋がりがみえるようになり、仕事をする姿勢が急に変わったからだ。

その後、私はリーダーをすることになり、チーム内での色々な勘違いや思い込みによる非効率な仕事の状況が発生していて、解決しなければいけなくなった。そのときに、私はこの経験を思い出し、チームで「自分たちのサービスとは?」ということを考えてもらった。みんな同じ方向を向いている。ライバルではなく、同じ目標や価値を提供している仲間だと感じてもらいたかった。

まず、ビジネスモデルキャンバスで「顧客」を書き込む。このときに、付箋を使うとかんたんに動かしやすいのでオススメ。そして、その「顧客」に対して自分の「提供価値」を考える。また、「顧客との関係(1回きりなのか、期間限定なのか?とか」「チャネル(顧客と繋がる方法)」「主要な活動(この価値提案をするために、実施している活動)」「パートナー(自分の価値提案に必要なパートナー)「キーリソース(価値提案や主要活動に必要なもの)」「コスト(必要な経費、キーリソースと関連する費用など)」「収益の流れ(サービス費用、定額制など)」といった項目を埋めていくだけ。まずは、付箋に、思いついたものを全て貼っていく。ここで選別する必要はない。ひたすら、各項目、2〜3分で集中してやってもらう。全ての項目が埋まった後、ペアを組んで、各項目に関して発表しあう。そのあと、共通の項目や、重要度の高いものを各項目、2つにしぼってもらう。それを、チーム内で発表してもらった。

結果「自分たちのサービス」という定義を、自分たちで作り上げ、認識合わせをすることができる。新しく作るのではなく、すでに自分の中にある意識を視覚化させただけなのだが、これにより、仕事に対する姿勢が変わる。

ちなみに、この付箋でお題にそって回答していく「アウトプット」は思考の傾向がかなりでる。例えば、キーリソースに「自分」と書いたり「同僚の知識、経験」という独自の視点で書く人もいれば「英語力」「交渉力」などスキルに偏ったりするのです。そこで、ペアでの話し合い、チーム内での話し合いをするだけで「この人ってこんな感じの人なんだ!」と思える機会を作ることができた。

実はこの取り組みをきっかけに、私はチーム内で色々と挑戦をしてみることにした。その一つが私の愛用している「できたことメソッド」をチームミーティングと組みあわせ、チーム内で発表してもらう取り組みだ。去年の10月から1年以上続けている。

これまでのチームミーティングは、単にプロジェクト毎の進捗や特記事項を、リストにしてそれに沿って、担当者が発言するといった、なにも面白くないものだった。それを思い切って、各メンバーの「できたこと」にフォーカスをすることにした。大きな問題や、困ったことがあれば、直接確認できる関係はできたので「量」より「質」を求めることにした。

「できたことメソッド」とは以下の5項目に沿って回答していくフレームワークである。

①今週の一番できたこと

②できたことの具体的な説明(いつ、どこで、何をしたか?)③なぜ、それができたのか?本当にできたといえるのか?

④いまのきもち

⑤明日からの工夫。

結果、週に1回この発表をするようになって、チーム内の成長がめまぐるしくなった。まずは、働き方の状態を確認する社内アンケートで「仕事の環境」「仕事のやりがい」「チームワーク」などで、ほぼ満点であった。

この「できたこと」を共有することで、仕事の方法や工夫、自分が直面しちている課題をストーリーとして共有でき、また各メンバーの強みがよくわかるので、チーム内でのコミュニケーションが活発になった。結果、仕事をすごく効率的に質の上がるような動きを全員がした。しかも、リーダーの私が直接関与したのではなく、自ら進んで、お互い切瑳琢磨して仕事に楽しく取り組んでいる。私は、単純に、環境を整えただけだった。結果的に私のMissionを果たす結果となった。いまは、私のチーム内の取り組みだけれど、部内、社内に展開したいと目論んでいる。投資はほとんどなく、自分達の価値を再認識する時間を二時間程度設け、チームミーティングの内容を変えただけなのだ。

長くなってしまったが、子育ても一緒だと思う。息子の力を最大限に発揮できるようにサポートする。ことについて、いつも考える。

子供の本来もっているものを、成長させることができる環境を与えるだけ。自分がやりたいことは、なになのか?なにをするのが楽しいのか?それは、社会の何に役立つのか?そう思える機会を作ってあげたい。

3歳だと、まだまだ物事を吸収している段階だからこそ「こんな世界もあるんだ」とか「こんな生き方もあるんだ」ということを感じてもらいたい。どんな刺激や経験をさせてあげるのか、色々と調査工夫をしながら、育児も楽しんでいけたらいいな。

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