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整形外科

どうも、おはこんばんにちは。ばれたです🙋‍♂️
これを書きながらヲタクと話していたら、相手が寝落ちしやがりました。

最近というよりか今月になって働く環境が変わってから肩こりが酷い。
何か霊でも肩に憑りついているのではと思うほどに重い。
なんなら首も痛いし謎の満身創痍な状態だった。
ずっと放置していたが、ついに今日仕事をほったらかして某ライブを見るついでにと思い、整形外科を受診した。


整形外科はいつぶりだろうか…ちゃんと覚えているのは中学生最後の体育大会の3番目の競技の100m走で肉離れした次の日に行った。
ちなみに、肉離れしても綱引きや騎馬戦で奮闘し、組体操で土台となり、大縄をブンブン振り回し、応援団として演舞もやり切った。
結果としては1点差で負けるというドラマチックな惜敗をしたのも覚えている。
そんなことを思い出しながら整形外科で受付を済ませて待っていると、ふと目にした文字…
「現金のみ、クレジットカード利用不可」
現金のみだと…さっきチェキ券を錬金した際に使ってしまったことが悔やまれる…
そして、初診だ。上乗せでいくらか払う必要があるはずだ。
おそるおそる受付で現金を持ってないことを白状して現金を下ろしてくる旨を伝えたついでに金額も聞いてみた。
「レントゲン撮っても1万円もかからないと思います。ただ、それ以外に何か治療すると超すかもしれないですど、1万円もかからないと思います。」
受付の「1万円」という言葉で僕は焦燥感に駆られ、急いで近くの銀行から福沢諭吉を召喚した。
これは会計時、全くの杞憂だったことがわかるのだが…

レントゲンを撮るために呼ばれると、その技師さんはテレビでヤバめ素人として登場しそうなおじさんだった(大変失礼)。
レントゲンを撮り終わり、診察室に呼ばれると東幹久と本並健二(分からない人はググってね)の割合が3:7位の先生が座っていた。デスクにはスタバのカップが置いてあった。このご時世、スタバは医師のデスクにも進出しているのかと思い知らされた。
先生からレントゲン撮影の結果が伝えられた。特に首の骨には異常はなく、肩こりは筋肉痛、首の痛みは筋膜炎と診断された。
それから、予防策として簡単な首の体操や筋膜リリースや肩甲骨回りのストレッチを一通り僕に試して診察は終了となった。

そして待合室に戻ってすぐまたあの技師さんに呼ばれた。
なんだ、またレントゲンか?と思ったが、レントゲン室よりも奥の部屋に通されてこう言い放った、というよりも聞こえた。
「首吊りと電気流します」
ただ一瞬恐怖を覚えた。
技師さんは僕を謎だらけの機材のある部屋の入口すぐに通して壁の方に向けて座らせて、器具を取り付けた。
リアルSAW的な感じを覚えた。あのヘッドギア(著作権的やつがあるので調べてね)

あの先生はジグソウで、技師さんはその手下なのでは?僕は更生の機会を与えられたのか!
(施術して身体を改善させるのであながち間違ってないと思っている)
ただ、この更生プログラムの実施場所が入口近いこともあってほかの看護師さんが近くを通るととても恥ずかしい。
器具をつながれた男が首を上げ下げされている姿は滑稽だったと思う。
こんな姿を母が見たらどう思うだろうか。きっと大声でげらげら笑ってるだろう。
ただ目を瞑って器具の動きに身を委ねた。
身体の不調を改善しているのに、心の不調が出てきてしまいそうだ。
低周波に関しては、特にこれといって何もなかった。
低周波が流れてきて肩がプルプルするのを楽しんでた。
施術終了後、技師さんがなぜか話しかけてきた。
「どうですか、調子は」
「前よりかは軽くなった気がします。もう少し低周波は強くしてよかったかもしれないです」
「そうですか、言っていただければ強くしますので。何なりとおしゃってください」
楽しそうに話してくれた。ヤバめだった。

最後に会計のために受付に呼ばれた。名前を思いきり間違えられた。
間違えを訂正するのも面倒だったのでスルーした。なんだ、現金を下ろしに行った腹いせか?
結局、野口英世を3人分リリースすればよいほどの値段だった。
ただ、診察時間が遅いこともあり、処方箋をもらったが薬はもらえず、また来なければいけない羽目となった。
帰りのエレベーターでは、僕を診察した先生と一緒になって首の痛い患者として認知されてた。
いろいろとおんぼろエレベーターの中で痛み対策のアドバイスをくれて、エレベーターを降りると颯爽と街並みに消えていった。

そんなこんなで肩は軽くなったが、ほったらかしてた仕事を思い出して肩の荷は下りなかった。

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