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そのアドバイスいる?

心理カウンセリングでよく言われる「アドバイスNG」についての私見
結論は「アドバイスNG」です。もうシンプル。
持論ですが
ネガティブに悩んでカウンセリングに来てるんですよ、その深い悩みにアドバイスして「目から鱗~心が洗われた~明日から~」コンボ発動できる人類います? では、何故その質問を?となりますが語弊のある言い方すると「できない理由をつけたい」からです。
パッと見「自演乙w」となるかも知れないですが「違う、そうじゃない」です。
依頼人は深く悩んでいます。自身ではどうにもならないし、知人に言っても解決しないorわからない からです。
それらのどうにもならない「気持ちの表現」として何か良いアドバイスは無いでしょうか?な感じで来室されます。わからないから聞いてるけれど今まで解決策が出なかったのに赤の他人が違う視点から云々で 目から~コンボ になると考えられますか? という話。
要するに依頼人は「自身で解決できない理由」を探しているであり、解決できる方法を求めてはいないのです。
だからアドバイスNGです。これ伝わりますかね?

「雨に濡れたくないです(主訴)」
傘させばええやん(アドバイス解決)
「傘は嫌な思い出が(解決できない)」
ほな雨合羽でおk(アドバイス解決)
「蒸れますので・・・(解決できない)」
はなどうせいゆうねん(終劇)

というやりとりがアドバイスだとする。
アドバイスNGなら方向性としてOKぽいのが

「雨に濡れたくないです(主訴)」
そうなん?濡れたらなんか問題あんの?
「嫌な思い出が」
あ、そういう系なんや
「濡れると思い出します」
そっスね、じゃあ濡れても思い出さないルートか嫌じゃない思い出になるルート、雨自体にかからないルートあたりが候補ですけどその辺つめていきますか?
的な流れが「妥当」なラインかなと。
アドバイスOKというか、バシバシしないとなのがポジティブな悩みに変化した時。例えば
「嫌な思い出を消す方向性に希望がありそうです!A案がありまして~」
A案だと厳しくね?A案はセキュリティに問題が。個人的にセキュリティ改善のためA⁺案を提唱するがね(アドバイス)
「いやそうはならんやろ」
なるやろがーい!A案だと云々(アドバイス)
「A⁺は物理的に不可能になる可能性があります」
ほな違うか~。B案とか考えたら?(アドバイス)
「お前はサタニストだ! もう来ねえよ!」
( ;∀;)

くらいになるとカウンセラーから独立できるし依頼人が恩義に感じないかつ数年後思い出になるレベルになる。ただカウンセラーは漏れなく精神ダメージを負う。翌日ログイン(よく寝る)でフルゲージ復活するけどなw




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