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YOSHIKI / "Unnamed Song"が良すぎる。国境も年代も超えて人々を癒す大名曲!

※このブログ記事は下のYouTubeラジオの台本のようなものです。ぜひYouTubeでお聞きください。(熱く語ってます!)


2021年9月11日に突如公開

2021年9月11日、アメリカ同時多発テロから10年の節目のこの日、YOSHIKIが自身のYouTubeチャンネルで「Unnamed Song」を公開しました。

この曲の詳しい経緯などはさまざまなニュースサイトにある通り。ざっくり言うと2001年の同時多発テロに心を痛めたYOSHIKIが2005年発売の「Eternal Melody 2」というアルバムに収録した楽曲。

もしまだ聞いてないという方は、とりあえずそちらを聞いてください。まぁYOSHIKIの曲を聞いてなくてこのブログに来るような方はかなりレアだと思いますが。。。笑

収録アルバム ”Eternal Melody 2”について

Eternal Melody 2、発売当時はhideに捧げたWithout youや、一時加入したglobeで発表されたSeize the lightなどの他の収録曲にスポットが当たっていた気がします。

ですが今回のYouTubeでの公開で一気に評価は鰻登り。私も正直「こんなにいい曲だったっけ?」と思いました。笑

サブスクにも登録されていないので、一部プレミア化。1まんえん近い値がついたり、コピー品が売られたりしている様子。


普遍的な名曲で誰が聴いても良さがわかるはず

ラルクやLUNA SEAのファンでX JAPANは追いかけてない、という方も多いと思います。X JAPANはメタル寄りな印象があるでしょうし。

ですがそういった方にもぜひ聞いて欲しい一曲です。

ラルクで言うとtetsuyaの曲に通じる、普遍的な素晴らしいメロディがたくさん聴けるはずです。

こういうストレートな良い曲、書けそうで書けないものです。スピッツやミスチルにも感じる部分ですが。

歌詞考察:喪失感を抱えながら生きていく

歌詞はYOSHIKIのメインテーマである「喪失感を抱えながら前を向いて生きていく」というもの。

ご存知の通り、YOSHIKIはこれまでの人生で父親、hide、Taijiと大事な人を失ってきた。

そんなYOSHIKIが自分が住んでいるアメリカで同時多発テロを目の当たりにする。

実際に見た人だから書けるような描写がいくつか登場する。

I saw a dream
夢を見た
You were flying in the sky
あなたが空を舞う夢を
The lurid sky is still tearing me apart
燃えるように赤く染まった空が、まだ私の心を引き裂いている

私たちがテレビの映像で見た光景。YOSHIKIのフィルターを通すとこうやって芸術的に表現されるのか、と改めて才能を感じる。

それにしても、あのYOSHIKIがこんなになるとは

YOSHIKIもミュージシャンとして30年以上のキャリアがありますが、こうやって世界中のあらゆる人を感動させる曲を作れるようになるとは。。。ずっと応援していた身としては感慨深いです。(当時、Xなんて音楽じゃない、あんなものは聞いても意味がないとまで言われていたので)



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