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五六七の仕組/皇族の存続も危うい

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■皇族の存続も危うい


日月神示で説いているのは、正確には大アジア主義での大ユーラシア主義でもない。それを超えたワン・ワールド主義である。それも日本の「てんし様」を中心とした世界一家だ。「イシヤ」の目指すワン・ワールド主義とまさに紙一重だが、中心には「ゝ」がくるところが決定的に違う。

日月神示ではこのことが極めて重要なポイントだ。

「三千世界一度に聞いて、世界一列一平、一つのてんしで治めるぞ」(『雨の巻』第13帖)

「ミロクの世」が顕現した暁には、世界は一列一平、人類は皆平等、対等になる。だが「てんし様」だけは別である。日本は「てんし様」を戴く国であるから日本であり、この「てんし様」を中心に世界は一つに治まるというわけだ。

「てんし様」は常識的に考えて「天子様」であり天皇を意味する。とは言え、今はあらゆるシステムが崩壊して新しくなる大激変の時代だ。ということは現天皇家も例外ではない。そのためか、皇室にも変化の流れが来ている。

そもそも日本を日本ならしめているのは何かというと、それは「国体」だ。では「国体」とは何かということを突き詰めていくと、それは天皇であるということになる。天皇あっての日本だが、では何をもって天皇というのだろうか。

大嘗祭を経て即位の礼などの儀式を行なって、初めて皇位につくのだが、そういう手続きを経て皇位に就いた天皇という「人」が国体なのか。

三島由紀夫は国体というのは「三種の神器」であると言う。もし天皇の玉体と「三種の神器」が同時に危機に瀕し、どちらか一方しか護れない場合は玉体ではなく「三種の神器」を護らなくてはならない、と。


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■過去ログ

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