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五六七の仕組/「新・アジア主義」の実現を目指して

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■「新・大アジア主義」の実現は夢ではない


かつて満州のあった中国東北部というのは今でも非常に親日的だという。

大連では市民の多くが日本への留学経験を持ち、日系企業に勤めている人も多く、大連市民の多くが日本企業に勤務する親族を持っている。彼らは中国政府の官製メディアに流されない知識があるという。

大連は中国大陸において最も古くから実質的に日本の統治が施されてきた地域だ。日露戦争後にロシアに代わり日本に統治された初めての都市だった。

日本は大連に満州鉄道の本社を置き、上下水道・電気など都市のインフラの整備に努めた。今日でも大連駅などをはじめ、日本統治時代の建物が多く現役で使用されている。日本による計画的な都市開発は″アカシアの大連″と呼ばれる美しい街並みを遺した。

大連をはじめとする遼寧省など東北三省では、他の地域に比べて対日感情がいい。その対日感情と中共統治下の経済悪化と自由への締め付けに対する反発は、満州時代に対する懐かしさと回帰くぉ求める気持ちを生む機運を高めるかもしれない。


今は小さな動きはあるものの、新満州建国の萌芽は見られるようなってきた。だが今の日本の経済は中国共産党と良い関係を保つことに執心している。日本が中国と丁丁発止できないのは政府に財界の意見が影響を与えているためだ。

日本の企業は中国にあまりにも肩入れし過ぎており、撤退するにもリスクが大きくてできないのが現状なのだ。

こんな運動に肩入れすれば現在の中国政府との関係が悪化するのは歴然である。それでもやるという企業なり、政治家なりが誰もいないのが情けないけれども日本の現実である。


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■過去ログ

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