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就活体験記をあえてここに綴ります~感情のジェットコースターを添えて~

こんにちは!
わたしは香川大学教育学部の4回生です。
タイトルの通り今回のnoteは、就活体験記を、揺れ動いた感情とともに書いていきます。

大学名を書いたのは、地方の大学生だということを書きたかったから。地方って情報が遅かったり、移動費や宿泊費がかさんだり、就活めちゃたいへんですよねピヱン。わたしは家に泊めてもらっていた…。ありがたすぎると痛切に感じてます。
で、学部名を書いたのは、「教育学部なんや~!先生になるん?」という質問をN万回聞かれたから。そんなわけないんです。先生になる人ももちろんいるし、ならない人ももちろんいます。学部で職業決まるのこわくなーい!(笑) ここら辺は、また後半に書いていきます!

だからこれを読んで欲しい人はこれから就活始める人メインです。
わたし的にも就活がひとまず落ち着いたので、人生初就職活動の記録を大切にnoteに残しておこうと思っています。生きたあかし的なね。私の就職活動は、型にはまっていないような、ありきたりなような…?と考えてみても、一人ひとりが持つ夢も、大学の忙しさも、精神状態も、金銭面も、いろんなことぜ~んぶが違うので、まず、人と比べてもキリがないなと思っています。
読んでいくうちに意識たけ~…となったら、それは、、ありがとうございます。嬉しい。だけど、敬遠しないでね。わたし自身がんばりたい理由があって、でも成し遂げたい事なんか20歳の私には見つけたいのに分からなくて、果たす場所や方法が分からなくて、私なりにめちゃもがきました。それに、全然がんばれない超無気力状態の時期もありました。

だから、大丈夫です。

一人ひとりペースが違うのは当たり前なので、どうか人と比べないでね。世の中が推奨する就活の理想例を見るのも大事だけど、いろんな例の形を見ることも大事だと思うので、あくまで参考例として捉えてくれると嬉しいです。そろそろ話が脱線してきたので、題名の通り、ぼちぼち就活の全貌をお話していきます。(過去一超大作)


◇イケてる人って結論から言いがち? だから私も結論から書いてみる☆彡

まず結論から言うと、志ある人財を輩出する総合教育グループに就職することが決まりました。ざっと60~70社は企業を調べて紆余曲折、結果、原体験に戻った。

新型コロナウイルスで情勢が一変した中で、採用してくださることは当たり前ではないので、心から感謝しています。

人生、なにして生きていこうかな~と考えていると、ちょうど大学三年生だった感覚。よく聞かれる就職活動の軸は、『全ての人が自身の存在意義と夢に誇りを持って、挑戦し続けられる社会を創ること』。模範例は他にありそう。(笑)過去の体験、そしてその時の感情に向き合うことで生まれた志です。考え、気付くのには時間がかかりました。これを実現するための手段である夢はコロコロ変わりましたが、『教育』を通して実現していきたいと思っています!

ここからは、上記のことも含め、就活のはじまりからおわりまで書いていきます!(●^o^●)

◇スケジュールと、利用したサービス~感情のジェットコースターを添えて~

まず、私が就職活動を始めたのは大学三年生の3月です。早めに始めたのは、2つワケがあります。
1つ目は、私が大学三年生の2月まで、イベント運営の関係で、人の夢・志に死ぬ気で向き合っていたから。もちろんこんな経験は初めてだっだけれど、志を持ったらこんなにも人って無限のパワーが発揮できるんだってこと、同世代にはこんなに輝いている人がたくさんいることを知りました。そして、“どんな想いも夢になる”ことを感じました。私のターニングポイントにもなったので、こちらも良ければ読んでみてください。▼


2つ目は、私は教育学部に在学しているので、夏には教育実習が待ち構えていたからです。先輩方のいろ~んな姿を見ていたので、楽しみでもありながら、めちゃくちゃ構えていました。実習中である9月には、さまーいんたーんとか、行けないのかあ、という軽い想像が見事的中したので、結果よかった。夏はずっと実習してました。

教師になる道も頭に入れつつ
企業に入る道も頭に入れつつの就活記録。
ざざっと、書いていきます。

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大学三年生3月:自分の過去・今・未来とがっつり向き合いました。

一人だったら煮詰まるタイプで、なんらかの形で人に開示するのは大事やなと思っていたので、自己変革リーダー育成プログラムを受けました。これは留学先で出会った先輩が紹介してくれて、自己分析をしたい、夢を持ちたいという強い思いをもって行きをました。夢は見つからなかったけれど、自分の在り方に真剣に本気で自分自身が向き合い、向き合ってくれる人がいて。、『人が新しい世界を見たり感じたりするきっかけになりたい』という漠然とした思いが生まれました。信頼できる人から色んな情報を取り込んで、自己投資をするのは若いうちかなって。ほんとうに参加して良かったです。怪しいセミナーとかには気を付けてね。(そんなんほんまにあるんかな知らんけど、、笑) 


大学三年生4月下旬:訳も分からず動いてみた&自分の見せ方を考えました。

東京での用事のついでに、“digmee”というたまたま見つけたサービスの中から合説に参加したのがこの頃。このサービスは1回しか使わなかったけど、地方組は何かのついでに、足を運んでみるっていうのは大事かなと思います。行ったら東京のすごそうな大学の名前ばっかりで面白かった。(笑) 香川からきました~💖って言うたらそれだけで珍しさから話題になるし、恥ずかしかったら「用事のついでよ~/////慣れてないの///」って言えばOKだし、とりあえず行ってみるっていう小さな思いが大きな刺激になりました。私の場合は、他大学との交流もほぼない大学で普段の大学生活に関しては狭いなあと感じていたので、こういう機会はまじありがとうだった。



あと、“Goodfind”というサービスを使ってグループディスカッション対策講座に行きました。これは後に分かることだけど、わたし的にはこの時期にGD対策は不要だったと思います。(笑) なぜなら、選考前に対策すれば事足りるなと感じたし、まず私が受けた選考にGDが含まれていた企業は1社だけだったから。結果論だけどね。これは業界によると思うので、じぶんが苦手かも~って思えば、重点的に対策をしていたらいいかも。“Goodfind”はたくさんの先輩が、いいよ!って進めてくれたので、おすすめです。
▼22卒向けにもイベントしてるみたいです◎


そして、この“Wantedly”は超超超おすすめです!
なぜなら、幅広い人事の方と繋がれるから。
私は自分の見せ方を考えようと思って、とりあえずこの時期からプロフィールを忠実に書き始めました。このプロフィールを考えることで、のちのエントリーシートを書くヒントになったり、メタ認知に繋がったりするのでオヌヌメ。大学三年生8月の欄にも書くけれど、ベンチャー企業が多めかなという印象です。
人事の方がプロフィールを読んでくださって、スカウトが来ることもあります。逆に、学生側から気になる企業の方にメッセージを送ることもできます。え、自分からアプローチかけれるって最高じゃない?今考えると、冷静にすぎょい。私の場合、地方という理由から直接会うのは負担だよねって、企業によってはスカイプで面談してくださったりと柔軟に対応してくださることも。熱がある学生は無理OF無理御免!っていう人事の方はきっといらっしゃらないと思うので、気になれば、アピりましょう。
自分の判断材料・基準を増やすことはむだにはならないっていう実体験。



大学三年生5,6月:4月にプロフィール欄を書いてみたことにより、二つのハテナが生まれました。

一つ目は、あ~これって、つよみ??どうなんやろ?っていう疑問。
二つ目は、『挑戦する人をサポートしたい』っていう思いがあることに気付いたんやけど(漠然)、これ果たすのに最適解どれですか?という疑問。『誰かに話したい!!!きいてほしい!』という5月でした。
3月に行ったプログラムで友達になったひとが、インスタのストーリーに“逆求人フェスティバル”というイベントを載せていて、参加してみたいなってリプしてみたのが始まり。まさかの時期的に2020卒向けのイベントだったらしいけど、特別に参加させていただきました。人事の方に事前に渡している自己PR書面と最初のご挨拶タイムで、人事の方が話したい学生を選び、その後、学生→人事の方に対してプレゼンをするお見合いみたいな感じのイベントです。温かい空気で、でも緩くはなくて、喋りやすかったのが印象深い。

すごく貴重な機会がありがたすぎたんだけど、いちばん感謝しているのはこの逆求人を運営している社会人の方々との出会い。このイベント本番までに、高松で朝活とランチと居酒屋合わせて4回もお時間とっていただいて、プレゼンのフィードバックや自己分析の壁打ち、社会人としてのやりがいや苦悩、お互いの願望などなどについてお話しさせていただいた。
今その方は新しい働き方に挑戦されていて中四国管轄ではないんだけど、手厚くて愛溢れる素晴らしい方・会社やったな~という印象です。ぶっちゃけると私が行った日のイベント当日に参加されている企業でピンとくる企業は残念ながらありませんでしたが、運営側である人材界隈のかっこいい大人たちとのたくさんの出会いがあって、漠然と人材業界に行きたいと思うようになりました。それぐらい、輝いていて。どこにきっかけがあるのか分からんね~!今でも連絡とらせていただいておる。感謝ですジースタイラスさま!!
▼22卒向けにもイベントしてるみたいです◎


大学三年7月:東京・大阪に人材業界のインターンに3社行きました。あと、エージェントに二つ登録しました。

エージェント一つ目は、私が所属していた学生団体のおおもととなる会社界隈のサービス。二つ目は、東京の学生限定フリースペースがあってキャリア相談ができる場所。両方好印象だっだけれど、私は前者の方を9割ぐらいの割合で利用していたよん。なぜなら、学生団体での活動内容を理解してる前提だったから、話がスムーズに進んだし信頼度が高かったから。ほんとうにお世話になりました…!涙
エージェントの利用は、個人的には、おすすめします。
・社会人の視座,視点を自身に取り入れられる
・スケジュールを一緒に考えてくださる
・讃えてもらって自己肯定感が爆上がりする
この三点は感謝している点です。エージェントさんは自分以外何百人も学生さんを担当している場合も十分あるので、とりあえず「助けてください」とだけでも、まめに連絡を取ることキモかなと思います。自明かもだけど、お互い人間なので相性は様々なので、心の違和感が続けば別の手を打つことも考える方がベターなのかも。


大学三年8月:上記の“Wantedly”で、魅力的な人材業界の企業を見つけ、初めて企業にメッセージを送ってみて、内定に繋がったっていうお話です。

人事の方のプロフィールを見ていると、色んな共通点があって直接会わずとも死ねないというほどの思いが生まれたため、面談と面接のため大阪支社と東京本社まで足を運びました。頂いた名刺はお守りのごとく、肌にいちばん近いかなと思ってスマホケースに挟んでいました。(今思えば保管法失礼…すみません)
紆余曲折あり、内定は辞退させていただくと同時に現状報告などもさせていただきましたが、生まれたての小鹿よりも心が震えていた田舎者の私を温かく、尚且つ業界の仕組みや会社のリアルを丁寧に説明してくださったことは一生忘れないと思います。


大学三年9月:いよいよ教育実習です。

9月2日~20日    小学校
9月21日~23日  東京で自己分析合宿(エージェント主催)
9月25日~     特別支援学校

という感じ。語ると長くなるので一言で当時の感情を書くと、『やっぱり子ども可愛い、可愛いを超えて表現法分からないくらい、愛くるしい』『子どもの可能性無限大』『世の中から障害をなくしたい』。
ほぼ人材業界に気持ちが傾いていた私は、実習かあ…楽しもう!ぐらいの気持ちでいたんだけど、私は気付いてしまった。

教育がしたい

担当教員や配属が同じ友達から、教師に向いているとか、そんな生き生きした表情で毎日過ごしていたのに教師にならないのは勿体ないとか、いう言葉はまんざらでもなく嬉しかったです、心から感謝…。
それ以上に自分の心は正直で。
毎日朝起きたら子どもたちの顔が浮かんできたり、毎日いくつも成長する子どもたちと向き合う時間…。これは人生かけれるなって思ったんです。
多方面の業界を見て人材業界を研究した過程があったからこそ見えた教育観があったり、社会で働くたくさんのかっこいい大人との出会いは今でも大切だったり、どんな経験も自分の広いものの見方考え方に繋がるなと体感しました。

実習の間にはるばる参加した自己分析合宿では、メンターさんと一緒にES(エントリーシート)に書く内容を、この時期に文章にしてしまいました。実際企業に出したESは一応書き直したけれど、すでに基盤が固まっていたことは心のゆとりにもなったし、自分を客観的に見れてよかったからオヌヌメ。誰かに見てもらうことも、オヌヌメだよ!


大学三年10月:父が亡くなりました。
こればかりはね。これまでのnoteの記事に死生観などを書いているので、気が向けばまた読んでみてね。
教員免許は大学卒業と同時に取得できるので、色んな事を考慮し、教員採用試験を受けて地元で教師になる事も本気で考え始めました。
いや、それよりも、就活なんてどころじゃない…?
いや、正直言うと記憶がないんです。ときが経つの、はや~!


大学三年11月、12月:メンタル回復期間~。
この期間も、正直言うと記憶がないんです。
食べて、大学で授業受けて、〆切を延期してもらった課題を少しずつして、寝て、また朝が来る。
こんな感覚がずっと続いてたら一年が終わりました。状況をエージェントのメンターさんには報告をしていて、温かい言葉,安心させてくれるような言葉など心にスーっと入ってきたことは記憶にあります。『人生に余白を持つこと』を意識させてもらった。あと、人って頑張れないときもあるよな。ということを言葉で理解するのではなく、身に染みて感じた期間でした。自分の中の当たり前を押し付ける人間には、ならないと決めてる!


大学三年1月:生きることについて考えました。(壮大)
父の死の経験と、特別支援を通して世の中から障害をなくしたいという思いから、『豊かに幸せに生きる』手立てについて興味が湧き、実は福祉業界も見ていました。メンターさんと話を重ね、2月末までには、就職活動を進めるか,教員採用試験に専念するかのどちらかを決めると約束していました。悩んだな〜。


大学三年2月:大学のテストやレポートに集中しながら、自分のもやもやをゆっくり昇華。就活再スタート。感情整理noteを少し載せます。

▼想いが溢れてきて、『自分が優先してやりたいことは何か』を整理するために視覚化したページ。

PREP法を参考に、想いと経験を紐づかせたページ。

就活再スタートということで、教育業界に絞ってインターンシップの参加や、福祉系ベンチャーの企業の方にOB訪問をしたりしました。OB訪問するときに使ったサービスは、“Matcher”というサービス。大学や学年に関係なく気になる企業の気になる人にOB訪問ができるので、積極性さえあればたくさんの社会人に話を聞きに行くことができます。(サイト抜粋)
個人的な使い方は、東京や大阪に行く予定があるときの空き時間に合わせて日程調整をしてみたり、テレビ電話で質問や相談をさせてもらいました。例えばベ〇ッセ勤務の方から言語化の訓練をしていただいたり、面接練習、のちにES添削もずっとお世話になるという、超贅沢ありがたすぎ空間…。

▼ガクチカの流れ(一部)

たくさんの人に支えられたなあと、思い返しています。涙



大学三年3,4,5月:説明会や選考がぼちぼち始まってくるう~
この頃には、就活解禁という言葉があるように周りも動き出してるかな、、!だけど、紆余曲折×100ほど考えてきたので時期的な意味で特に動じることは一切ありませんでした。
むやみに多くの企業を受ける意味も見当たらなかったので、本当に惹かれた五社を受け、二社は一次選考で落ち、三社は内定をいただきました。もちろん一つひとつの選考は引かれるほど緊張していましたが、『緊張は本気の証』というメンターさんからの言葉を信じて冷静に挑むことができました。めちゃいい言葉だよね、ぜひ覚えてて💖


◇「動くの早すぎたので後悔してます」って人を私は聞いたことがない。

以上、長々と一年間を読んでくださりありがとうございました~(●^o^●)冒頭にも書いたように人は一人ひとり違うので、私の体験記から参考になることや使ってみたいサービスがあれば、ぜひ取り入れてみてください!

そして、これから就活を始めるあなたや迷っているあなたに伝えたいことは、大学や学部での学びはあなたの厚みになる、だけどそれがあなたの未来だと決まっては、ないということ。
日本には企業は410万社ある=それ以上選択肢があるってことで。
就職活動は価値観のマッチングだと思ってるから不一致な場合ももちろんあるけれど、狭い世界しか知らない人は堅いです。幅広い選択肢の中にもちろん学部と絡んだものも入っているし、憧れの世界をのぞいてみてもいいんじゃないかなと思います。

教育学部からテレビ制作会社に入った方、
経済学部から教育業界に入った方、
人文学部から開発系の企業に入った方、
法学部からSNSマーケターになられている方も。

あなたの人生だから、
あなたが選んでいいんだよ。

あと就活を始めるタイミングは、自分で決めるといいと思います。それぞれ事情が違うからね。でも私は、「動くの早すぎたので後悔してます」っていう友達に一人も出会ってない。(笑)
未来に想いを馳せることは、案外ワクワクできる楽しい瞬間もあったなと思っています。自分と向き合う時間を、日常生活でじっくり取れている人ってどれくらいいるんやろう。就職活動という機会をきっかけに、自分を客観視して、未来に想いを馳せてみてね。思いのほか、素敵な出会いがあなたを待っていると思います。

◇最後に

最後に、ここまで体験記という形でアドバイス等を書いてきて、どの口が言うてるねんという感じ…

でも
本当に関わってくださっている方々から大きく支えられ、たくさんの恩や愛を与えていただいたからこそ、今度は誰かに少しでも還元したいという気持ちも込めてこのnoteを書きました、、!💖(熱くなりすぎて7500字突破。ここまで読んでくれたあなた、おつかれさま!)
心から、いつもありがとうございます!

長い文章を、最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの就職活動が、うまくいきますように。


2020.07.28

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