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自分を取り戻すための日記 28

2022.6.5 フラッシュバック

久々に演劇制作のことを書いたら、最近思い出すことも減っていた過去の辛い経験が一瞬でフラッシュバックした。
そして、途端に眠れなくなった。

胸がぎゅーっとして、冷や汗をかいて、イライラして、物凄い勢いで激しい怒りが押し寄せて来た。
血圧が急上昇し、頭痛が酷くなる。
胸の動悸が不規則な不協和音を鳴らし始め、そのうち気分が一気に急降下して深い鬱の底に落ち込む。

今まで経験した理不尽な出来事が、映画を見るようにはっきりと頭の中に映し出される。

騙されたこと
裏切られたこと
利用されたこと
掌を返されたこと
馬鹿にされたこと
嘘をつかれたこと
上から足蹴りにされたこと
搾取されたこと
抑圧されたこと
奴隷扱いされたこと

どうしてどうしてどうして
悔しい悔しい悔しい
悲しい悲しい悲しい
辛い辛い辛い

怒涛の感情がぐるぐると回転し始め、止まらない。
感情の渦の中に巻き込れ、足を取られて浮上出来ない。

自分の存在をないもののように扱われたり、馬鹿にされたり、否定されたり、大切に扱われないことに、
怒りを通り越して、深い哀しみの底に沈み込む。
先の見えない底なし沼に落ち込む。
悲しくて悲しくてやりきれない。

命の炎が一気に吹き消されそうになる。

何年もかけてゆっくりゆっくり地道に一歩一歩登って来たのに、
足を踏み外して落ちる時は一瞬だ。
何年もかけて積み上げたことが一瞬で崩壊する。崩れ去る。
上がった分だけ深く落下する。

でも、時間をかけて地道に努力した経験は、消えはしない。
確かに過酷すぎる難しい道を進んで来た。
ちょっとしたきっかけで命を落としかねないギリギリの危うい難所の道を歩いてきた。
いまもギリギリのところに立っている。
あと数ミリで奈落に落ちるかもしれない。
足元がそのまま崩れるかもしれない。
気を抜いた一瞬ですべてが崩壊する。
そんな境目に立っている。

彼岸と此岸の
命と魂の
現実と幻想の
夢と狂気の

狂ってしまうほうがラクかもしれない。
でも、狂ってしまう自分を許せない自分がいる。

狂うこともできない。
理性があるのでも冷静なのでもない。
ただ、狂気に逃げる自分を許すことができないのだ。

いまの状況は全部自分のせいだ。
だから、私は私自身に罰を与え続ける。
狂うことさえ自分自身に許可しない。
それぐらいの深い絶望。

このままで終わりたくない。
まだ死にたくない。
その思いだけで必死にしがみつく。

その姿を笑われても、どんなみっともない姿を晒しても、
まだ私は諦めたくない。
まだ出来ることがある。
まだ希望はある。

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