カンボジア・プノンペン RPG編 移動はベンツ

プノンペンでRPGを撃つ事になった我々、射撃場は流石に町中にはなく、かなりの距離を移動する。コーディネータのフォー(仮名)には射撃場への移動もお願いしており、なんとウェブサイトには「レクサス」で送り迎えすると書いてあった。すごいぞレクサスだ、一応日本だと高級車の分類だろう。とはいえ私はそれを信じてはいなかった。単純に我々が5人もいるし、運転手もいるのだからどうやっても物理的に6人乗り以上の車が必要である。そしてレクサスにはたしか6人乗りの車はない。まあそんなことはどうでもいい。

(以下の写真は特に脈絡はない、面白いだけ)

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当日の午前10時、我々はホテルのロビーで待っていると、時間通りに彼はやってきた。カンボジアの現地電話番号はないのでWechatでやり取りをして合流。フォーは彼のインスタアカウントで見た厳しい写真でみるよりもいい人に見える、写真を取るときにはハラに力をいれているんだな、なんとなくちょっとホッとする。適当に英語で会話した我々は車に乗り込んだ。はたして車はベンツだった。

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うんまあ、いいたいことはわかる、ベンツじゃないようにおもえる、実際ベンツじゃないんだろう、しかしこのベンツ(以後ベンツ)は本当にカンボジアでよく見るのだ、っていうか三回くらい別の場所で乗った。「カンボジアは豊かだな、だってベンツがこんなに走っている」そういうことにした。

運転手、フォー、我々の7名が乗車。私は四列シートの部座席に座りこんだ。上座下座とかそういうのではなく、単に乗り物酔いに強いからである。

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一応言っておくと、商用を除きカンボジアの車は良いクルマが多い、レクサスのSUVが本当に本当に多い。レンジローバーとか、パナメーラとかも走っている。

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「ところで、射撃場まで実際どれくらいかかるの?」とフォーに尋ねると「うーん、混んでるし2時間くらい」と言われた。HPでは1.5時間といわれていたので、案外嘘が書いてなかった、なお、実際は二時間ちょっとという所か。結構遠いが、まあカンボジアの町並みを見るのもたのしいからいいかなとなった。

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さて、プノンペンの道路事情について書いておこう、プノンペン市街は本当に渋滞がひどい。まあ東南アジアは全体的にそんなものではあるのだが。「これ、何車線なの?8?10?」「都市設計の失敗ですね」「今後MRTもとおるんじゃないの?」「いうほどは排ガスひどくないな」「この糞カオスな道路事情でなんでみんなこすらないんだ?みんな神業もってるのか?」だれともなくつぶやく。

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そして40分くらいするとやっと街を抜け、渋滞が終わる。街をぬけるとどうなるか、かんたんにいうと信号が一切なくなる。町中も結構あやしい(たとえばだが、赤信号でも進む)のだが、信号が消えてすべてがカオス、すべてが阿吽の呼吸になる。あらゆる車は名古屋走りをするし、煽るし、突然右折したり、突然横道からとびこんできたり、対向車線をつかってごぼう抜きしたりする。しかし私は事故らなかったし、事故も(たしか)みなかった、カンボジアのドライバーはやはり運転がうまい。あと、(予想外かもしれないが)クラクションもほぼつかわない、カンボジアの道路事情は平和なのだなと思った。

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ちょうど昼頃、みなが下校なのか、投稿なのか、子供が多くあるいたり、バイクにのって移動していたりに遭遇する。制服があるので日本とかわらないな〜〜という感想。スクールバス(?)も脱走できなさそうで安全そう。

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話思い切りかわるが、カンボジアのインターネットはとても良い。電柱はハチャメチャだが、ホテルのWifiは普通に60Mbpsとか出るし、携帯(LTE)も、射撃場以外では普通に10とか60Mbpsとか出る。あらゆるところにLTEの電波塔があり、ちゃんとしている。今回の旅で1〜2を争うインターネットの快適さがあった。ちなみに最下位はマレーシアだが、それはまたいつか書く。

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話をもどして、歩道という概念は街をぬけるとなくなる。路側帯というものがなんとなくあり、中央線というものがなんとなくある、という程度の世界観となる。道路は(幹線道路だからだろうが)片側4車線ありそうな広い道なので路駐が普通にあっても特別に問題にはならないのはいいなと思う。(いいか?)

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カンボジアのトラックはなぜかミシュランマンが装飾されていることが多い、理由はまったくわからないが安全な神様なのだろうか…。

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バスは市街地にしかないので、労働者はこのようにして輸送されているっぽい。

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さらに進み、1時間半くらいると幹線道路をはなれ、側道にはいる。側道はいかにもアジアといった風情で舗装がされているのかされていないのかわからなくなる。道端は川だったり、家だったり、店だったり、牛だったりと飽きない。飽きるが。

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途中、だれかの実家かな?という感じの商店にとまり、ビールと的にするスイカを買う。

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水牛?などをみた。

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そこから更に進み、どうみてもこれ軍の施設だよな?という感じのチェックポイントを通過してガッタガタの道(ベンツがこわれないのか?このベンツ悪路走破性高いな!とか思った)を通り過ぎたら射撃場についたのであった。

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つづく。




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