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屋上と海峡と門司港と

ウズハウスの最大の魅力は関門海峡の景色が目の前に広がること。

下関でゲストハウスを開業しようと思ってた5年前。
1番最初に内見した物件が、いまウズハウスを運営している建物でした。
オーナーさんに案内されて屋上まで来た時に、目の前に広がる関門海峡の景色を見て、下関を100%表現できる場所だと直感して、家賃も聞かず収支計画もまったくないままに物件を決めてしまいました。

そのために経営に苦労する話はまたどこかでしようかと思いますが、とりあえず今回はこの屋上の魅力について。

海と海峡

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ちなみに海峡についてはWikipediaによると

海峡(かいきょう)とは、陸地によって狭められている水域

と定義されていて、日本には25箇所あるらしく、有名ドコロだと津軽海峡や鳴門海峡、明石海峡あたりでしょうか。

海峡海峡って言うけど結局は海でしょ?って思われる方も多いと思いますが、海峡が普通の海とまったく異なる点が1つあります。
それは船が横に進むこと。
通常であれば陸から見える船は行くか帰るか、出港か入港です。
しかも関門海峡は狭いところで700m、目の前を大きな船が通過する風景はダイナミックで爽快です。
さらに関門海峡を1日に行き交う船は約1千隻とも言われますので、ずーっと見ていても飽きることはありません。

ちなみに以下サイトにて大型船の入航予定が確認出来るので、どこの国の船か、何を運んでいるのかなどをチェックしながら、ウズハウスの屋上でのんびり過ごすのもオススメです。

ちなみに関門海峡は「壇ノ浦の戦い」や、高杉晋作が外国船を砲撃したことから始まった「四国艦隊下関砲撃事件」の舞台となったり、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をした巌流島もあったりで、歴史ネタも豊富ですがこれもまたいつかの機会に。

対岸としての門司港

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関門海峡の先は九州・門司港。
住所でいうと福岡県北九州市門司区です。
九州がこんなに近いと思わない人も多いらしく、ゲストさんと一緒に屋上に上がった時に、向かい側はどこですか?って聞かれることもちょくちょくあります。
門司港までは連絡船で5分で渡れるし、トンネルを歩いても15分
下関にとっても身近な門司港は風景としても美しいのですが、特に山の中からひょこっとアタマを出している「世界平和パゴダ」が特に印象的な気がしています。

ちなみにウチの屋上よりもーっと高いところから関門海峡を見たくなったら、「海峡ゆめタワー(高さ143m)」もしくは「門司港レトロ展望室(高さ103m)」へどうぞ。

対岸に見える門司港は景色も良いけど、観光にもオススメのスポットがいっぱい。下関とは雰囲気が異なって魅力がたくさん詰まった場所なので、また別の機会にnoteに書きたいと思います。

屋上の正しい楽しみ方は?

正しいなんて書きましたが、そんなものはありません。笑
泊まってくださるゲストさんが楽しい!と思う使い方がベストだと思います。
のぼる朝日を楽しむために早起きしたり、沈む夕日を眺めるため早めにチェックインしたりするゲストさんもいます。
ちなみに上の動画は今年の初日の出の様子です。
そして気候が良い時期の夜は屋上に置かれたソファに座ってビールを飲むのも正解です。
ホントは24時間開放したいのですが、近隣にマンションもあることから、23時から日の出前くらいまでは出入りNGとさせていただいています。

屋上から目の前を行き交う船を眺めたり、ここで繰り広げられた歴史を回想したり。
潮風を感じながらのんびり過ごしてほしい場所。
ウズハウス最大の魅力は言葉で表現しづらく、ぜひ体感してほしいと思います。


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