それはジェノサイド
ここは忍殺世界。
現世から来るのは私には造作もない。
いきなり現れたのは鎖付きバズソーの男。
ジェノサイド。
だが今目にした彼は所々が人間に戻っている。
アイサツはせず、こっそり後をつけることにした。
彼は薄暗がりの隠れ家でニンジャの肉をくっていた。誰の肉だろう。
「こそこそ覗き見する奴ぁ誰だ?」
ドーモ!別世界のモータルです!
私はアイサツもそこそこに聞いた。
「なぜ人間にもどりかかってるの?」
「ああ、慈善事業のおかげでな」
慈善事業?
「サツバツナイトの野郎が定期的にモモ肉の一部を送ってきやがったのさ。腐らせるのは勿体ねぇ。ありがたくいただいてるって訳さ」
「それでそんなに戻ったの?」
「さあな?今のところ要因はほかには考えられんな」
サツバツナイトならモモ肉くらいすぐ再生するだろう。
「人間になっちゃうの?」
「さあな、おそらく無理だろう。効き目が薄れてやがる」
残念だがそういうものだ。
私はまだそこにいたいのを我慢して立ち去った。
終わり
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