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【エクストラ】ゲンガー&ミミッキュ【デッキタイプ提案】

こんにちは、ゆうやまです。

まもなくCL愛知が開催されます。
今回はエクストラレギュレーションもあるのでエクストラの話題も増えていて楽しいですね。

今回はエクストラレギュレーションの環境メタ構築の提案です。

デッキタイプの提案もありますが、皆さんも「デッキ案」を軽率に世に出していただけると嬉しいなという意思表示でもあります。

革新的なデッキは突然の閃きで生み出されることもありますが、既存の環境外デッキを突き詰めることで生まれることもありますし、複数のデッキのコンセプトを1つにまとめることで生まれることもあります。
革新的なデッキの材料を「誰かが見つけるかもしれない場所」に放流していただけたら嬉しいです。
それを元にどこかの誰かが革新的なデッキを生み出すことがあればもっと嬉しいです。

3/24のリモート大会で使用したものです。

この記事内では文中で
《 》内にあるものはデッキタイプ
[ ]内にあるものはカード名
で表記しています
下線部は公式サイトへのリンクになっています。

1.デッキレシピ

画像1

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2.デッキコンセプト

デッキ案1
1.新しいデッキを作る上で《黒馬》に入る[サイレントラボ][アローラベトベトン]、《アルセウス+ダストダス》の[ダストダス]等の特性ロックで止まるのは困るので、これらを乗り越えられる構築にしたい
→[ブルーの探索]を軸にすることで特性ロックが全く効かない

2.今の環境は悪弱点でサイドを多く取られるポケモンが軸の《黒馬》、V・GXが多く並ぶ《カイリュー》が多い
→[ゲンガーVMAX]の通りが良さそう

《ブルー型ゲンガーVMAX》は強いのではないか?

デッキ案2
今の環境で純粋な殴り合いに特化した場合、最もパワーが高いのは《メロエッタ》だと考えている
→殴り合いを拒否することで《メロエッタ》に有利にしたい
→サイドを6枚取られる前に[ザオボー]を4回使うことができれば《メロエッタ》を完封できる
→[ブルーの探索][ミミッキュ]を利用すれば[ザオボー]を狙って連打できる

特殊エネルギー依存のデッキ以外をケアできれば《ミミッキュコントロール》は強いのではないか?

そして、この2つは
・[ゲンガーVMAX]で殴り合いで勝てない《メロエッタ》に対して[ザオボー]が強い
・[ザオボー]が効かない《黒馬》には[ゲンガーVMAX]がタイプと戦術の面で有利
・コントロールデッキでエネルギーを破壊した後の勝ち切る要素としてアタッカーを入れる選択肢もある
・どちらも[ブルーの探索]を軸に構築できる
・サーチが軸になるので、柔軟にプランを切り替えやすい
・[ゲンガーVMAX]は少ないエネルギーで特定の相手に対して高いダメージを出せるので、エネルギー枚数やエネルギー加速ギミックのために枠を大きく割く必要が無い
・[ミミッキュ]はこのデッキで必要なワザは無色エネルギーのみで使えるので、エネルギーの種類を増やす必要が無い
と、相性が良さそうに感じたので混ぜてみることにしました

デッキコンセプトは
・[ゲンガーVMAX]で勝てるデッキは[ゲンガーVMAX]で殴る
・特殊エネルギーに依存しているデッキは[ミミッキュ]を絡めた[ザオボー]連打で詰ませる
相手を見ながら切り替えるデッキです

3.採用カード

ポケモン
 ゲンガーVMAX 2
 ゲンガーV 3
このデッキのメインアタッカー
枠削減のためにゲンガープランで使う最低枚数
サイド落ちで足りなくなる場合は[レスキュータンカ]で補う
[ゲンガーV]は早いターンにポケモンVをワンパンしてくる相手に対して、ポケモンVの状態で2匹並べる必要があることと、V→VMAX→VMAXで取られるサイドを調整して[N]を使うルートを作るために3枚

 ミミッキュ 2
コントロールプランのメインアタッカー(?)かつ、どちらのプランでも展開札になりうるポケモン
他のカードの枠を作るために一旦減らして2枚なので、枠を作って3枚目を入れたい
[ザオボー]2連打ができれば《メロエッタ》には十分な仕事かつ、[リーリエのピッピ人形]を壁にしてザオボーを使うこともできるため、4枚は過剰に感じる

グッズ
 パソコン通信 ACE SPEC 1
仮組みの際は(特別強力なコンボが無い限りは)とりあえずパソコン通信が安定
動けないことには始まらないので、パソコン通信にしてある

 バトルサーチャー 4
トラッシュにある任意のサポートになる
このデッキではサポートをかなり多く使用するため、4枚で固定だと考えている

 ネストボール 3
 しんかのおこう 2
 ハイパーボール 1
[ブルーの探索]で持ってくる前提の枚数
[ハイパーボール]はたね/進化どちらでも持ってくることができるため、コントロールプランでも腐らずに、ゲンガープランでは[ゲンガーVMAX]に触れるグッズとして採用
[ダークパッチ]とのシナジーもある

 博士の手紙 2
[ブルーの探索]でエネルギーに触ることができるようになるため採用
エネルギーを素引きできない時に2回使うこと、サイド落ちした際に[ブルーの探索]がエネルギーにならないことを考慮して、2枚

 ダークパッチ 3
エネルギーが付いていない[ゲンガーVMAX]を即起動するために採用
元々コスパがいいため、[ダークパッチ]を打たなければならない場面が少なかったので、枚数を減らしてもいいように感じた

 レスキュータンカ 1
ポケモンの実質枚数を増やしてくれる
プランによって使うポケモンが全く違うので、片方のプランのポケモンを増やすよりは、どちらのプランでも必要なポケモンの実質枚数が増える[レスキュータンカ]を優先して採用してある
コントロールプランで[ミミッキュ]が不足していたので、2枚目を入れたい

 フィールドブロアー 1
[混沌のうねり]を剥がして特性ロック系のスタジアムを貼る、コントロールプランで縛りたいポケモンに付いた[かるいし]を剥がす、火力upどうぐや耐久upどうぐを剥がしてそれぞれの確定数をずらす、等使い勝手がいいので採用してある
もしかしたら優先して削っていい枠かもしれない

 やまびこホーン 1
[ゲンガーVMAX]の打点up、コントロールプランで縛るポケモンを生み出す、と、どちらでも活かせる妨害グッズなので採用
XYの[ターゲットホイッスル]でも問題ない
[やまびこホーン]の方が初心者からテキスト確認されることが少ないので、時短のためにこちらの方がオススメ

 ポケモンいれかえ 1
[ゲンガーVMAX]の逃げエネが多いため、[ブルーの探索]で持ってくる選択肢にあると強いため採用

 こだわりベルト 1
[アルセウスVSTAR]をキョダイマルノミでワンパンするために採用

 リーリエのピッピ人形 4
最強の壁
サイドを取られないことを活かしてコントロールプランの時間稼ぎ、[あなぬけのひも]への対策、[ダークパッチ]を使う際にバトル場に置くポケモン、等どちらのプランでも有効活用できる強力なカードなので採用

サポート
 ブルーの探索 4
メインのデッキエンジン
手札があまり多くならないので、持ってくるカードの選択は慎重に

 博士の研究 3
汎用ドローサポートなので採用
[ブルーの探索]だけでは手札が足りなくなってきた場合にこちらを使って選択肢を広げる
使用前のターンは[ブルーの探索]で手札を整えて、「この番サーチができないこと」が辛くならないプレイをできると強い
[博士の研究][アララギ博士][プラターヌ博士]はどれか1種類のみ採用できるルールになっているので注意

 ザオボー 3
デッキコンセプト
[ミミッキュ]のなりすますを有効活用しやすいように多めの3枚

 ルザミーネ 2
毎ターン「ルザミーネ+なにか」で拾っていると毎ターン好きなカードが回収できる
[ミミッキュ]のなりすますで[ルザミーネ]をトラッシュすると、「その後、」の後文に入る前にトラッシュされるので、「なりすますの効果で使用したルザミーネ」自身も回収できるため、実質[バトルサーチャー]として使える

画像2

 N 1
取られるサイドを調整しやすいデッキなので、最も強いハンデス&展開札として採用

 フレア団のしたっぱ 1
相手が基本エネルギー+特殊エネルギー構築の際に基本エネルギーをトラッシュできると強いと考えて採用

 グズマ 1
サイドを取りきって試合を終わらせるためのカードであり、相手の殴れないポケモンを縛るためのカード

スタジアム
 頂への雪道 2
 サイレントラボ 2
特性依存のデッキが多く、特性ロックできることが強いので採用
こちらがあまり速くないデッキのため、相手の速度をこちらに合わせることができる
とりあえずデッキ内の選択肢を増やすためにどちらも入れているが、環境見て片方に寄せていい

 プレイヤーズセレモニー 1
入れるなら[トロピカルビーチ]にしてください
最初の1ターンはやることが少ないVMAX系統のデッキであり、[リーリエのピッピ人形]を壁にして番を終わることがあるデッキなので、ドローして番を終わるスタジアムとして採用
入れるなら[トロピカルビーチ]にしてください

エネルギー
 基本悪エネルギー 8
[博士の手紙][ダークパッチ]との相性を考慮して全て基本エネルギーにしてある
キョダイマルノミ×2匹分の6エネルギーと余裕を持たせて8枚

4.採用候補カード

ポケモン
 キリンリキ
コントロールプランでサポートをロストして[バトルサーチャー]のバリュー下げる、基本エネルギーをロストできる、その他、純粋に書いてあることが強い
ただし、スタートしたら困るポケモンが入るので、入れる際は[ミミッキュ]を増量してスタート率を下げたり、[レスキュータンカ]を増量してスタートして倒された後にしっかり使えるよう構築したい

グッズ
 ダウジングマシン ACE SPEC
トレーナーズ回収できるので、このデッキでは触れないトラッシュのグッズを回収できる
相手によって戦い方を切り替えるデッキなので、片方のプランでしか使わないグッズの実質枚数が増えることで枠を削減できる
ただし、初動にならないので、展開札の枚数に気をつけたい

 ポケモン回収サイクロン ACE SPEC
[ゲンガーVMAX]を回復させる、取られるサイド枚数を調整する、実質[ポケモンいれかえ]、のように便利に使える場面が多い
ただし、こちらも初動にならないので、展開札の枚数に気をつけたい

 カウンターキャッチャー
Vが倒されてからスタートすることがある[ゲンガーVMAX]プラン、こちらからサイドを取らないコントロールプランのどちらでも、[ブルーの探索]でベンチを呼ぶ手段になる
入れる優先度は高いように感じた

 こだわりハチマキ
キョダイマルノミでタッグチームをワンパンできるようになる
パニックフィアーでもV・GXが4体の時に240ダメージのため、確定数をずらせる
環境を見て[こだわりベルト]と選択

 ロトムじてんしゃ
 殿堂の書
特性ロックスタジアムを出したまま、ターン終了する代わりに手札を増やせるカード
継続ドローできるスタジアムドローソースか、特性ロックしながら使えるグッズドローソースかは選択
[コトブキムラ]入れるよりはこっちの方が強そう

 みがわりロボ
[リーリエのピッピ人形]の5枚目以降

サポート
 プルメリ
 エール団のしたっぱ
相手のベンチの基本エネルギーもトラッシュできる
コントロールプランで選択肢が広がるのはもちろんのこと、[ゲンガーVMAX]プランでも準備できているアタッカーを攻撃不能にしてからバトル場を倒すことで、安全に殴ることができるようになる
[プルメリ]は手札トラッシュが辛く、[エール団のしたっぱ]はエネルギーの行き先が手札なのが辛い

スタジアム
 トロピカルビーチ
30万円を超える問題児
ドローして番を終わりたい場面では、こちらの手札はかなり少なくなっているので、[プレイヤーズセレモニー]より遥かに多くドローできる
また、《黒馬》から負ける可能性のあるハンデスに対して、[トロピカルビーチ]の方がトップで引いた際に強い

エネルギー
(特になし)

その他
 グッズでもサポートでもいいので、回復札が欲しい場面はあった

5.仮想的に対する立ち回り

VS《メロエッタ》
ザオボーでエネルギーを全てロストゾーンに送ることが目的です
全てロストゾーンに送ったら相手は詰むので、ゆっくり[ゲンガーVMAX]を育てて殴ります

VS《黒馬》
[ゲンガーVMAX]で殴ります
[オーロット&ヨノワールGX]のナイトウォッチャーで展開札が抜かれて負け、ペイルムーンGXで動けなくなり、育った[こくばバドレックスVMAX]と合わせて殴り切られて負け、の可能性があるので、余裕があれば[頂への雪道]を出したい

VS《カイリュー》
相手が[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]のオルタージェネシスGXを使いそうか考えながらベンチを並べていく
[ザオボー]も刺さるので、ワンパンできない場合は[ザオボー][フレア団のしたっぱ]で動きを止めて2パンする

6.改善点

デッキコンセプト自体はそこまで無理がないように思う
[ブルーの探索]を軸にする関係で、他のデッキと比べてボールがドローに繋がらないため、ドローソースやドローソースに繋がるカードの総数はもう少し多く必要だと感じた
実際、リモート大会中に仮想的である《メロエッタ》に対してサポートを引けずに負けているので、この点は優先して見直す必要がある

アマージョ》に対してクリティカルなカードが無いためサイレントラボで頑張るしかないので、《アマージョ》が多い環境であれば選択肢から外れるデッキになりそう

7.まとめ

新しいデッキタイプの提案でした。

デッキコンセプト自体は環境に刺さっていると感じているので、CL直前ですが、まだデッキが無い人はこれを調整して使ってみるのはどうでしょうか?

また、デッキ案は多ければ多いほどいいので、このように軽率に世に出していただけたら嬉しいです。

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