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CES行ってきました!!(エンジニアの話)

どうも池戸です。また会いましたね。池戸さん2回目の投稿です。
それにしても寒いですね。これでも暖冬みたいですよ。

そんな僕は年明けからアメリカに行ってきました。

目的はCESに参加する事。ユカイ工学は今年もCESに出展しました!

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ユカイ工学ではCESに何年もブースを出していますが、今まで行ったことはありませんでした。お前はEngineer だからNew Year早々JAPANでWORKしてろと・・・( ;∀;)
はい。入社5年目ですがEvery Year 働いてました、私。

しかし!昨年は違いました。わがまま行って、CES2020に行けることになりました!

頑張ってブースで説め・・・気持ちはSightseeingなので

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異常な食事をし

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Amazon で買い物をし

アメリカ滞在を楽しみました!

みなさんお分かりかと思いますが、滞在を楽しんで終わりではなく、CESのブースめぐりもしっかりしてきました!
とういうことで、CESのお話をしたいと思います。

そもそもCESとは?

コンシューマー・エレクトロニクス・ショーの略称で、アメリカで行われる最大級の電子機器の見本市です。日本でも同様な見本市でCEATECというのがありますが、さすがアメリカさん。規模が違います。1日では回りきれません。CEATECの何倍もの規模です。

そして電子機器見本市と言いながら、非常に多くの分野の製品が展示されています。それだけ、色々なものに電子機器が搭載されてきたということでしょう。
-自動車
-家電(テレビやスマホ、スマートホーム等)
-ロボット
-スタートアップ
他にも色々とありました。

CESでは何を見てきたの?

基本的に回れるだけ回るようにしました。自分が車好きということで、自動車系も見てきましたし、もちろんロボットも見てきました。今回の記事では、面白かったものや、そこから見えた動向などを紹介していきます。

○自動車

自動車関連のテクノロジーは、大きく3つありました。

1.EV化

ガソリンからEVへ。コンセプトカーが多く展示されていました。
ちょっとしたモーターショーです。下の写真はFordのマスタング・マッハEというモデル。2020年後半にリリースらしい。電動化に関して個人的には歓迎してないのですが、電動化により嬉しいこともあります。

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それがこのテクノロジー

2.自動運転

EV化することで自動車の駆動部分の構造がシンプルになったり、自動車自体の制御が一歩進んだものになるというメリットがあります。
EVというのは自動運転と相性が良いんです。そのため、EVにするなら、自動運転にしようよ!この波に乗ろう!ということで自動運転関連技術の展示が多くありました。
下の写真のように、LiDARという光センサー技術を使って、全方位で空間(実際の距離がわかる)を認識したり、カメラで撮影した映像で画像認識をして自動運転に役立てるといった、自動運転を実現するための技術展示が多かったです。

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では、自動運転ができるようになると、人間は運転という行為から解放されますよね。ということで、

3.車内のエンタメ

自動運転ができると、運転に集中する必要がなくなるため、暇になるわけです。そういう理由で、最先端のエンタメシステム提案も多くありました。下の写真はAudiのブース。シースルーの画面で映画を見たり、ナビを開いたり、状況に応じてディスプレイのサイズが変わるようになっていました。

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話題になっていたSONYの自動車も、SONYはこれからEVを作るんだぞ!という話ではなく、車内のエンタメ空間の提案がメイン。各人が好きな動画見たりできるようになる未来が、もうちょっとでやって来るかも?

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車内のエンタメというのは、映像だけではありません。ロボットが自動車にいる未来があると思っています。ユカイもこのような分野に攻めていく日が来るかもしれませんね。

○ロボット

ユカイはロボットの会社なので、ロボットを見てきましたが・・・

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!?

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??

色々なロボットがいました笑 なんなんだこの顔は・・・
ロボットと言われてイメージするロボットたちは、飲食分野や広告、宣伝への活用が想定されているものが多かったです。
その中でもLG電子のロボット、デモが一番印象的でした。
ウェイトレスロボット、注文を聞いてくれるロボット、そして料理をつくってくれるロボットが人間の支援をしてくれるというデモを見てきました。

ロボットより前に、こんなイケメンが料理してくれるという世界の方が早く来て欲しいですね!ちなみに、僕は生まれ変わったらこんな顔になりたいと思いました💮

ユカイが考えるようなコミュニケーションロボットは正直あまりありませんでした。それはアメリカの文化かもしれません。ロボットはあくまで道具。パートナーなんて考えられない!ということかなと思います。

だからか、ロボットのエリアは広義なロボットという意味で主にドローンやセグウェイをはじめとした電動スクーターが多く展示されていました。

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昨年行ったメンバーによると、水中ドローンが今年は増えていたとのこと。
僕個人もスキューバダイビングをよくやる人間(MSDまで持ってます!)なので、ドローンや水中スクーターの展示で欲しいなぁ・・・と思いつつ見ていました。でもこれ、自分が見たかったロボットじゃない!!

ロボット関係のほとんどはこんな感じで、寂しいと思いつつ、ロボットで面白さを表現しているものを探し回っていて見つけたのがこれでした!

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あら可愛い!こういう実用的じゃないけど、より表現を豊かにするためのロボット大好き!!
BOCCO emoも負けないように作り込みしないといけませんね!!

○スタートアップエリア

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スタートアップエリアに行ったのですが、とても楽しかった!
起業して間もない世界中の会社が自社の商品の展示をしています。CESの中でここは唯一雰囲気が違いました。ブースもハードウェアがなければ出展できないというわけではなく、サービスなどの展示も多くありました。

その中で個人的面白いなと思ったものをいくつか紹介!

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ジャガイモからアンテナ生えとる!!!

最初見た時なんやこれ?と思いました。話を聞くと、ジャガイモに電極がついた基板を刺すことで発電をし、ジャガイモの電力でBluetooth通信を行うことでジャガイモとコミュニケーションを取ろうという、ぶっ飛んだ製品。システムはいたって真面目で、機械学習を使ってジャガイモの感情を推定し、その結果に基づいてユーザーにレスポンスを返すというものでした。やっぱりぶっ飛んでる!
この製品、Indiegogoで出資を募っていたので、その日のうちにバッカーになりました笑
https://www.indiegogo.com/projects/the-world-s-first-smart-potato-smartpotato/x/17598752#/

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全部画面のルービックキューブ??

ルービックキューブとは違い、全部の面を合わせるのではなく、6面を利用したパズルや、迷路などで遊ぶという製品。パズルのデモはとても面白くて、バラバラになった蝶々の絵を1面で揃えると、蝶々が動き出すなんてことができるようになってました!
最先端のおもちゃという感じがしました。
こちら、2020年の終わりには販売みたいですね。欲しいなぁ
https://wowcube.com/

さいごに

初めて行ったCES、なかなか面白かったです。日本では見ることのできないような企業がいっぱいあって、とても刺激的でした。

またエンジニア視点で面白い発見もありました。日本はもう世界で勝てないのかというと、そんな事はないんだなと。日本と世界で技術的に大きな差があるかと言うと、そのような感じは受けませんでした。

情熱を持って製品を作れば、世界で戦える。そんな事が感じれた良い出張になりました。

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