日経平均株価(先物)に関して 11/27 23時 :28日9時追記

ツイッターの方では、「既に天井をつけた」と発言したが、どうもそうでもないようなので、チャートをみて解説していきたいと思う。

月足

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長期的な視点として月足を見てみると、RSIやStochRSIと言ったオシレータの状況、もしくはボリンジャーバンド(BB)の+2σラインとの位置関係を見ても、まだもう少し上昇余地があると見て取れる。

RSIは2018年1月ー9月にかけてのダイバージェンスが形成されており、そのダイバージェンスラインに向けてもまだ余地があるため、同ラインにタッチするまで上昇する可能性は十分に考えられる。
StochRSIも上昇傾斜となっており、流れが上向きであることを示す。

BB+2σへの余地をみても、同様。

2018年1月の高値ー2018年9月10月のローソク足実体を抑えている24170円前後まではまだ伸びる可能性が十分あるといえる環境となっている。

勿論単純に考えれば、最近のダウ平均、ナスダック等外国株式の状況を鑑みるに、高値更新も十分考えられる。

週足

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週足を見ても、こちらも同様にRSIは70%ラインまで余地があり、上昇が70%ラインで止められるとしてもそこまでは上昇余地があると言える。
勿論70%ラインを超える場合は上昇に拍車がかかる可能性模試的できる。

単純に週足のローソク足を見ても、現在内側のチャネルラインでの支持が確認できており、この状況だと外側のチャネルラインまでの上昇可能性は十分あるといえる。

少なくとも、8月の安値から伸びるトレンドラインが割れるまでは、この上昇の状況が終わったと考えるには早い。

日足

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日足は11月中のフラッグパターンを上抜け、再度上昇基調。

直近の問題としては、果たして11/7の高値をしっかりと超えることができるのかどうか。
これはStochRSIの上昇基調をみても、抜けることができる可能性は十分あると言える。

ただ、再度日足の20日移動平均線を割れるようであれば、気配はどうか、と言う感じにはなる。
RSIも高値から減衰傾向にあり、弱々しい印象がある
週足、月足とまだ上昇の気配を十分残す形だが、まずは直近の環境がどう転ぶかが大事になる。

再度20日移動平均線を割れてしまうのであれば、同線が抵抗化し、8月からのトレンドラインをブレイクする圧力になり得る。

ただ、現状は20日移動平均線もフラッグを上抜けて来ているため、フラッグ抜けからの支持基盤の形成に一役買っている。

ひとまず流れはまだ上に余地を残すが、11月上旬の高値を越えられるかが最初の課題である。
確実に23600円前後にかけては売りが強い。
日足から崩して、上記週足、月足の環境が悪くなる可能性は十分ある。
日足の20日移動平均線でもう一度支えられて反発するかどうかを確認してから上を見たほうがいい。

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