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オンライン診療のポテンシャルについて

オンライン診療は今後様々な場面での利活用が増えることと思います。
オンライン診療ってなんですか?
と聞かれたらなんと答えますか?
私ならオンライン診療ECですよと答えます。
みなさん初めてインターネットでお買い物したのはいつでしょうか?
私は覚えていません。
amazonの履歴を見てみると2006年まではさかのぼれました。

amazonの昔のサイト

昔のamazonのサイトです。
随分今と違いますね。
まったく購買意欲がわきませんね。
amazonはサイトの小変更でも多額の費用をかけて、
変更前後の両サイトでデータを取って、
より成績が良い方を採用するということをしています。
その積み重ねが今のサイト画面になります。
今はなんとなく実店舗で購買をしている感じになります。
EC感を払拭させているのです。
ちなみに2006年の購買履歴をみると書籍やDVDが多いようです。
その後電化製品や日用品が次第に増えていきます。
書籍やDVDは実店舗で商品を確認しなくても良いものと言えます。
amazonも1日で巨人になったわけではないのです。
今ではECも裾野が広がり、
急なニーズを満たすもの例えば
フードデリバリータクシーなど何でもネットで完結するようです。
コロナ前(厳密にはコロナがパンデミックになった頃)まで、
私はタクシー会社に運行委託をしていました。
自分の車をハイヤーの運転手さんに運転してもらうサービスです。
選りすぐりのプロドライバー3名が交代で対応してくれていました。
車内でお好みの音楽を聞きながらパソコン仕事をしたり新聞を読んだり、
もちろんタクシーを捕まえる時間や手間もいりません。
かなり費用がかかるサービスですが十分にペイしていました。
タクシーアプリを使う前のことです。
しかし、今はタクシーアプリがあるので、
費用対効果で運行委託はやめました。
なぜならドライバーを抱え込まなくても、
スマホ1つですぐにタクシーが来てくれます。
自分の車のようにパソコンや必要なものをおいておくことはできませんが、
ある場所に移動するのに、
すぐに近くのタクシーとマッチングして車が来るなら
ドライバーさんは要りません。
1年でベンツのSクラスが来るほど費用のかかる
お抱え運転手と同等程度に便利になったのです。
しかも費用は100分の1程度だと思います。
これがテクノロジーだと思います。
現在でもドライバーさんは複数名居ますが、
夜間や朝の移動はもっぱら必要に応じタクシーにしています。
少し不便ですがその分開発などに資金を回したいからです。
話があちらこちらに飛んでいるようですが一貫性があります。
私がインターネットを信じてカード情報を登録し、
インターネットを通じて購買活動を始めた頃、
それはyahooだたのかamazonだったのか、
あるいは学会の参加費や交通チケットのようやく購入だったのか、
それは覚えていませんが、
そういったところからはじまり、
購入するものが洋服などにも及び、
今は今すぐ必要な食事や移動の手配ECで行っているということです。

オンライン診療の初診からの恒久化は2022年4月からです。
オンライン診療の大手は、
初診からのオンライン診療の解禁以前からサービスインしています。
私は初診からオンライン診療ができることが
大きなポイントだと思っています。
Pubcare online出店型ECといえると思います。

Pubcare naviで自分に適した医療機関がみつかる。
そしてPubcare onlineで初診からのオンライン診療が受けられる。

今はまだ医療のECは実在するものの生活に浸透したサービスが
事実上存在していない状況といえると思います。

ですのでオンライン診療のイメージがまだ沸かないと思います。

私がいつからECを使い始めたかはわからないように、
いずれオンライン診療が爆発的に普及する日が来ることだけは確実です。

さてオンライン診療はどんなときに使えるでしょうか?
風邪や胃腸炎などの急性疾患にはあまり向かないかもしれません。
花粉症(アレルギー性鼻炎や結膜炎)などはとても相性がいいと思います。
高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病も
オンライン診療外来との組み合わせはとても有効だと思います。
高血圧を循環器でない先生に普段かかりつけで、
時々専門の先生に診てほしいなどのときにオンライン診療を組み合わせる。
などといったセカンドオピニオン的な使い方もあると思います。
当院があるビルは医科歯科合わせて6医療機関あります。
我々が他のクリニックに患者さんをお願いすることもあるし、
また逆もあります。
CTや検査はクリニックに来てもらわないといけませんが、
血圧の相談に関してはオンライン診療でもある程度対応が可能です。
今後はオンライン診療で先生の雰囲気をみてそれから外来へ
といった流れも起こってくるかもしれません。
逆に引っ越しで遠方になった患者さんがなかなか通院できないので、
普段はオンライン診療で、時々外来などというケースもありそうです。
もっとも便利な使い方は
特殊な疾患や不妊治療など高度な知識や特殊な経験が必要なケースです。
東京大学のある先生の困り事はある病気の専門家ですが、
患者家族会とも交えてビデオ会議をしたことがあります。
年に数回東大を受診していたけどコロナで通えなくなった。
紹介状も要るし、新幹線やその他の交通機関を乗り換えて、
時間や費用の負担も大きいとのことでした。
その先生はこちらが指示した項目をかかりつけで採血してもらって、
オンライン診療で皮膚の状況をみるだけで薬の調整もできるのだけど、
という声を聞いたときは切実だなとおもいました。
当院でお看取りまでさせていただいた元かかりつけ患者さんも、
全国の医療機関に治療やセカンドオピニオンで行かれていました。
希少疾患やがんのセカンドオピニオン外来などに、
オンライン診療はとても向いていると思います。
それにはPHRのあるPubcareがとても重宝だと思います。

Pubcareのオンライン診療で期待できることのまとめ
オンライン診療は医療のECである(自由診療も開始できる)
長期処方やリフィル処方箋対策で安心確実な医療や治療の継続率の向上
14日の処方制限のある薬も使いやすくなる
慢性疾患の診療時間は対面より短くできる
24時間365日マッチング
初診からのオンラインや自由診療での立地によらない収益の向上
初診でもPHRで患者情報を把握できる
帳票機能で毎月の計画書を作成可能
希少疾患患者など遠距離の患者への診療
在宅医療患者へのオンライン診療対応

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今日も1行1行のコードに愛をこめてPubcareは進化し続けています。

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