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[ミヤザキコラム vol.2] タイアップコンテンツを成功させる引き算と足し算の話

UUUM インフルエンサーマーケティング コンサルタント・ミヤザキワタル のコラム vol.2です。前回多くのスキをいただきミヤザキの気持ちもぐっとあがった模様です。まだの方は vol.1 もぜひ!(編集モモヤマ)

今回のテーマは、UUUMにおける、企業様とクリエイターのタイアップコンテンツができるまでと、その工夫について です。

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こんにちは、UUUMのミヤザキワタルです。早いもので1か月が経ちました。前回、インフルエンサーマーケティングではクリエイターと視聴者の関係性を理解することが大切とお伝えしましたが、実際に、多数の企業様とクリエイターのタイアップを手がけてきたUUUMでは、成功するための様々な工夫をしています。
今回は、タイアップコンテンツができるまでについて詳しくお話しします。

目指すべきコンテンツ


いまクリエイターが制作する動画コンテンツの長さは、5〜10分前後が主流です。企業様あるいはご担当者様によっては、この5〜10分という時間を使って、商品やサービスの特長をすみずみまで説明してほしい、という要望をお持ちだったりすることも多いのではないでしょうか。

しかしながら、私たちは、コンテンツの多くを割いて、商品やサービスを細かく説明する形はご提案しません。もちろん、説明は盛り込みますが、バランスやタイミングが大切なのです。

視聴者は、当然、タイアップコンテンツであることを認識して視聴します。それでも、いきなりこと細かな商品説明が出てきたら、日常との乖離が大きすぎて、違和感だけを感じ、視聴を止めてしまいます。

せっかく制作したのに見られなかったら、企業様にも、クリエイターにも、視聴者にも、もう全方位的に不幸な結果ですよね。

タイアップ制作のプロセス


「見られないタイアップコンテンツ」という不幸な結果をつくらないために、UUUMは、クライアント様とクリエイターの架け橋として機能し、ベストバランスを目指しています。

企業様がタイアップを通じて伝えたいことと、クリエイターが表現したいこと、双方を理解して丁寧に会話していきます。進行上、クライアントとクリエイターの間でのやりとりは、とても多くなります。

ざくっとこのような流れですが・・・

・公開スケジュールを決める
・クライアント様から要望をいただく
・クリエイターの動画の構成を決める
・撮影編集を行い、動画公開

各場面で細かいコミュニケーションを要しますし、プロセスは少ないときでも30は超えます。さらに、公開日に間に合わせるため、時間にも追われることとなり、人が扱う以上、ミスなどもありえます。到底一人ですべて管理しきれるようなものではありません。

複雑なプロセス の中で、コミュニケーションを円滑に進め、ミスを防ぎ、目指すコンテンツを最大限実現させるため、UUUMではタイアップ制作進行の専門チームを設けています。

こちらは、テーマパークとフィッシャーズのタイアップで、広大な敷地を縦横無尽に駆け巡り、ドローンも使った大規模鬼ごっこ企画です。公開直後から大人気のコンテンツとなりました。実にたくさんのプロセスを経て制作されています


UUUM独自の「ディレクションチーム」


UUUMの「ディレクションチーム」とは、クリエイターのコンテンツを深く理解し、かつ、対象商品・サービスを理解した上で、タイアップコンテンツ制作を進行させる、プロ集団です。

ディレクションチームは、たとえば、対象商材の理解を深めるために実際に使用を重ねた上で臨むこともありますし、広告表現上、法規で定められている部分をチェックしたり、また、ロケ撮影を伴う企画では、ロケハンや撮影同行で、全国を飛び回ったりもします。
企業様とクリエイターが相互理解を深めるため、間を埋めるように動くことで、多くのタイアップコンテンツを成功へと着地させてきました。

学生向けスマホ料金割引プラン(2020年2月当時)と はじめしゃちょーのタイアップでは、「学生の夢」としてはじめさんが静岡→東京をヘリで通学するというストーリーの動画が制作されました。このような大掛かりな手配・撮影も UUUMディレクションチームがサポートしています。


大切なのはコンテンツの品質管理


UUUMが大切にしているタイアップコンテンツの「品質」とは・・・いわゆる美しい映像とか、壮大なプロジェクトといった意味ではありません。

タイアップコンテンツが、日常コンテンツと同じぐらい、あるいは、それ以上に視聴者に楽しんでもらえるものとなるよう「品質管理」しているのです。

万が一、企業様のご要望が最終「企業様が伝えたいことのみで構成されたコンテンツ」マストであった場合は、タイアップコンテンツより、企業様が主体となって制作するコンテンツ(例えば「インフォマーシャル」など)が適切かもしれませんとお答えしています。

タイアップコンテンツを成功させるためには、企業様には「伝えたいこと・もの」を絞り込んでいただく必要があり、そこがインフルエンサーマーケティングでカナメとなる部分です。
そして、クリエイターには、視聴者に楽しんでもらえるコンテンツとなるよう、それぞれのクリエイター・チャンネルが持つ「文脈」の延長上にPR要素を足してもらうのです。

ワイヤレスイヤフォンと HIKAKIN & SEIKIN のタイアップでは、HIKAKINさんSEIKINさんが、イヤフォンを実際に使用しながら「今」アカペラVer.を歌唱という、商品特長をわかりやすく伝えると同時に、視聴者にとってもスペシャルな動画となりました。



企業様は引き算で、クリエイターは足し算。UUUMはこのベストバランスを目指す。どちらかが多くなりすぎたらダメなんです。

インフルエンサーマーケティングの効果最大化のためには、コンテンツの「品質管理」に着目していただきたい。
これが、私たちの経験からお伝えしたいことです。

ミヤザキコラム vol.2はここまでです。圧倒的多数のタイアップコンテンツをお届けしてきたUUUMだからこそ、強く言い切る形でお伝えしたいことでした。クライアントのためでもあり、クリエイター、視聴者のためでもある、すべての「アソビナカマ」のためとも言い換えられますね。
ではでは、次回ミヤザキコラムもお楽しみに!

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