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僕らを見つけたときって、どんな目をもってたんですか 梅景さん! (水溜りボンド&UUUM COO 鼎談)


こんにちは!UUUM noteです。今回はGWということでじっくり読んでいただきたい企画を。水溜りボンドのカンタさん・トミーさんUUUM 梅景COOの鼎談です!見出し写真の場所、記憶にある方もいるかも…

水溜りボンドカンタさんトミーさんUUUM取締役COO 梅景匡之

水溜り梅景さん

「水溜りボンド」
2015年1月1日    YouTube動画投稿開始
2015年11月     UUUM専属クリエイターとして加入
2019年2月    「Quick Japan」の表紙&巻頭特集に登場
2019年5月      SHIBUYA109 シリンダー広告に登場
2019年9月      幕張メッセで単独イベント開催
2020年4月   「オールナイトニッポン0(ZERO)」パーソナリティー就任
2020年6月     毎日投稿連続2000日突破
2020年8月     毎日投稿終了を発表
2020年10月    「水溜りボンドの○○行くってよ」(TVK)スタート
2020年12月31日  毎日投稿終了
2021年4月      「水溜りボンドの青春動画荘」(ABEMA)スタート

 
2020年8月、冠番組発表の動画「相方(トミー)について。」でカンタさんが梅景COOを訪ねたときの場所が、今回と同じUUUMオフィス内スペース「Stadium」でした。

スクリーンショット 2021-04-26 21.22.15

というわけで、この動画から8ヶ月、毎日投稿終了から5ヶ月のいま、この場所に3人で集まって対話してもらおうという試みです。


毎日投稿はもう自分たちだけのものじゃないなと

─「Stadium」に集まっていただきありがとうございます。はじめに、毎日投稿終了の前後の心境についてすこし聞かせてください

(トミー)
「毎日投稿終了の発表」(2020年8月)をすると決めたとき「終わっちゃう」というよりはアニバーサリーチックでハッピーなものであるべきものだなと考えたんです。僕としてはそういう意味を込めたかったのでカンタに「こういう発表をやろうか」と話して。だから発表前と発表後というのは、すごくワクワクしていましたね。あの動画を世に出せる!って。

(カンタ)
2015年1月1日に始めた頃はここまで続けるとは思っていませんでした。当時は「水溜りボンドといえば毎日投稿」というよりは「YouTuberといえば毎日投稿」という時期でもあったし。忙しい時でも毎日投稿して、二人で力合わせて乗り越えてきて、気づいたらファンのみんなも「毎日投稿といえば水溜りボンドだよね」って言ってくれるようになって。

光栄だなと思う反面、もう自分たちのものだけじゃないなと。やめ方もファンのみんなが喜んでくれる形でなければ、という思いになっていきました。


(カンタ)

発表後はすごく優しく受け止めてもらえて。自分たちらしい形でがんばることをこんなにも求めてもらえるのかと思いました。もちろん、毎日投稿をしない経験がなかったので、怖さもありつつでしたけど。
ただ、1日24時間の中で1本動画投稿しなくても、僕らの生活というのは、日々YouTubeに向き合ってるんですよね。だから、終わってみて意識の上では意外と違いはなかったんです。本質は変わってないんだなと。

(トミー)
終了直後の1月とかはどうなるか見えにくいところもあったんですけど、現状を考えてみると、2021年の水溜りボンドにこの形がフィットしてる。前に進んだってことなのかなと思いますね。

(梅景)
発表前にバディ経由で報告を受けていましたが、僕としても不安な気持ちも半分ありつつ、毎日投稿をやめるのがアニバーサリーになるっていうのは、水溜りだからこそだなと。それを動画で表すのもふたりにしかできないこと。だから動画見た時は感動しましたよ。年末の終了に向けて寂しさもあったけど、活動の場が広がるという意味では、チャレンジするための一歩めとして、すごくいいタイミングだったんじゃないかと、今も思いますね。


認めてもらおうとする相手が最初は親だったのが、ニッポン放送になったということ


─ちょうど梅景さんから言葉が出ましたが、「活動の場を広げる」といえば水溜りボンドといえるぐらい広がりましたよね。活動や生活に変化を感じますか?

(トミー)
昔、僕たちはイベントを0円でやっていたんです。でも、梅景さんから、今後も活動していくなら有料にしていかなければ、まずは500円にしないかという話をいただいたんです。それで有料イベントにチャレンジしました。
そんな感じでひとつひとつチャレンジを重ねてきたんです。そういう意味では、カンタが編集とか企画とかやってくれていたので、制約なくいろんなことに挑戦できたと思っています。

活動の場を広げた先にあるのはYouTubeの水溜りボンドというコンビに返ってくるものだと思っているので、活動の場が広がる広がらないに関わらず、チャレンジすることは続けたいです。

(カンタ)
去年はいろんな今までやったことないようなことに力を入れました。世間的にみたらYouTubeへのやる気がなくなったと見えてしまうおそれもゼロではなかったんですが。

YouTubeを6年続けたことで、水溜りボンドはいろいろな経験させてもらえました。それはYouTubeに還元したり、自分たちがより楽しくやるためでもあったんですけど、経験をするのには去年というタイミング以外なかったし、とにかく経験の年だったと思ってます。



─梅景さん、そんな水溜りボンドのチャレンジに、UUUMはどう向き合ってきたんでしょう

(梅景)
うーん「イベントを500円にしましょう」から始まって、その時々に「こうなるといいな」と思っていたことを、水溜りが先陣を切ってやっていた感じ。テレビもラジオもふわっと始まったんじゃなくて、二人からこうしていきたいという明確な希望があって始まったことだし、そこに至るまでの地道なプロセスも含めて、場を広げていくことだと思ってます。その過程を近くでサポートさせてもらってよかったし、UUUMにとっても良かったと思っていて。
それに、いろんな会社さんやスタッフさんたちに「一緒にやろうよ」と言ってくれた方々がいたというのがすごく良かったし、昔では想像できなかったことですね。


─かつてよりも、信用とか信頼が上がったということですね

(梅景)
ひとつひとつの積み重ねで。イベントやメディア出演など「あれに出ていた」というのがつながって広がる感じ。

(トミー)
自分たちとしては「これぐらいできます、やる気があります」というのをどう見せるのかが難しいと感じていたんですけど、そういうことをまず言える場がUUUMでした。UUUMが話を受け入れて一緒に考えて動いてくれたことで、糸口につながっていったのかなと思っていて。
いろんな知識がない中で「こういうことってできます?」ときくと「それはこういう問題があって」と教えてくれたり。

(カンタ)
僕らがYouTubeを始めたとき信用ってほぼなかったと思うんです。当時は親も認めてくれなかったですし。でもUUUMが(当時)六本木ヒルズにあることだったり、梅景さんが話してくれたり、そういうことの延長上にあるなと。認めてもらおうとする相手が最初は親だったのが、ニッポン放送になったということで。

初めてテレビに出たときも、鎌田さん(CEO)が一緒に出てくれたから成立したんですよね。 新しい現場にいくときはバディが囲んでくれたり、上のひとが様子を見に来てくれたり。「この二人は信用に足る人だから大丈夫です」っていう僕らが言うだけではどうしようもない部分をサポートしてくれていたから、気持ちよく活動できたんだなと思ってます。

(梅景)
そこでいうと、UUUMが上場したのもヒルズに入居したのも、YouTuberと呼ばれるクリエイターたちの社会的信用を上げるために必要と考えたのが理由でしたから。クライアントや協業相手から見たときの信用度というのも変わるだろうし。

うめさん水溜り2

(トミー)
撮影できる場所が会社にあるというのも大きい気がしますね。当時の僕らにとってもそうでしたけど、今の若い子たちも、撮影や編集したりする場所がUUUMにあるのは心強いと思います。

(梅景)
UUUMで撮影するとき、普段会えないクリエイターさん同士が会ったりというのも楽しいしね。

2020年3月のミッドタウン移転とともに、RUUUM(スタジオ)が大進化&大充実!より多くのクリエイターさんが撮影に使っています


登録者数500人だった水溜りを見つけたとき、どれだけフレッシュな目をもってたんですか


─ここで、少し違うお話を。いま気になるコンテンツのことを聞きたいんです

(カンタ)
僕はTikTokが気になってめちゃめちゃ見てます。去年の音楽の流行りはだいたいTikTokからで、YOASOBIとか香水とか。
YouTubeをやっていくうちに有名になっていったというのが、今の若い世代にとってそれがTikTokになりつつあるなって。新しいYouTubeチャンネルで登録者数50万人とかのところをみると、けっこうTikTokから来てたりするから、ちゃんと目を通しておく必要あると思うんです。

@kantamizutamaribond

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♬ Star Wars - Musique Principale De L'armée De Terre

(カンタ)
これ、梅景さんに聞きたいんですけど!僕いま27歳で、もうTikTokがわかんなくなりそうだったりするんですよ。
梅景さんは、登録者数500人ぐらいの水溜りをいちばんに見つけてくれたんですよね。当時も大人だった梅景さんは、どれだけフレッシュな目で見ていたんですか、と。

(梅景)
いやー水溜りのコンテンツは、若干上向きだったから。当時30代の僕から見ても爆笑というよりはずっと笑っていられるようなコンテンツで、すごく見てたんですよね。

(カンタ)
梅景さん、いろんなセンサー張ってますよね。

(梅景)
UUUM社内でも面白いコンテンツを見つけたらシェアし合ってたんですよね。そこからクリエイターさんを見つけるというのもあったし。
TikTokは人によってトップ画面もかなり違うから、人前で開きにくいというのがあるけど(笑)

(カンタ)
かわいい子が踊ってるのだったりすると気まずいですよ(笑)

(トミー)
おっさんが見てるのはそういうのしかなくなる(笑)その人に当たるやつを表示するっていうのは優秀なプラットフォームですよね。

(カンタ)
わかりやすく何回も再生されるシステムになってるので一般の人でも1万再生とかあって。僕たち昔YouTube始めたときは100再生とかで喜んでたんで、けっこう変わってきてるんだなと思います。ただ、若い子の気持ちと同じにはなれないですけど、知ろうというのは大切だと思ってるんです。

(トミー)
僕がいま思っているのは、YouTubeに大人向けのコンテンツがめちゃくちゃ増えたなと。丸山ゴンザレスさんみたいなアウトローとか、ギャンブルとか、釣りとかキャンプとか、料理もおしゃれとかじゃないけど確かに食いたいなと思うような。そういうのがYouTubeである程度パイを持ち出したのは、明るい未来があるなと思っていて。
新しいものや若い子たちを知って歩み寄りながらなんだけど、僕らが人として進む先のYouTubeのあり方というのもすごく大切だと思ってるので、このいまの状況は将来に向けて明るさを感じます。

トミーさんから「北打ちの食べる動画見ながら腕立てしてます」というストイック発言もあったので、ここで北の打ち師達さんの飯テロ動画をどうぞ


─せっかくなので、TikTokで見てるアカウントも少し教えてください

(カンタ)
TikTokでいうと、フォロー文化じゃないというのもあって、まんべんなく見てる感じなんですけど、チュートリアル 徳井さんの日常のこととか、裏側を見せる感じ、好きです。YouTubeは今からやるにはちょっとという人、TikTokいいんじゃないかと思います。

(トミー)
僕はTikTokで「お金持ちの付き人」さんとか見ちゃいますね。大金持ちの付き人やってる人がモルディブとかで豪遊するんですけど、ボスのカップヌードルが切れたので旅費とか隔離期間の給料もボスが出すから日本から運んで来る人募集しますって言って、持ってきてもらったり。


普段から言いたいことあったら全部言ってるからなあ(笑)


─さて、今日はUUUM noteなので、カンタさんトミーさんから見た「UUUM」ってどうですか?というのも聞いてみたいです

(カンタ)
いま改めて、UUUMに所属していてよかったなというのは実感します。YouTuberのイメージというのも、UUUMが作り上げてきたものが大きいのかなとも思いますし。YouTuberの社会的信用が上がっていったり、いろんなところに出演できたり、いろんな分野で活躍する方々に会えるというのもそうですよね。僕らが所属した頃からまっすぐに突き進み続けられたのもそうだなと。

(トミー)
僕ら、UUUMネットワークの一期生から専属に上がったというのもあるしUUUMの成長と自分たちの成長を重ねる瞬間も多いのかなと。僕らがYouTubeで成功するには、UUUMっていう選択肢が最善だったんだなって感謝してます。

YouTube以外の活動にも理解があってサポートしてくれていることも、いい形で一緒にお仕事ができているなと感じるし、僕ら自身はUUUMにいることでできることの幅が広がったと思います。若いクリエイターとかもUUUMを活用していろいろ動き出したら、さらに活気が出るのかなあと思ったりしますね。

うめさん水溜り


─いやー、UUUM社員としては嬉しくなる言葉ですが、梅景さんに言いたいことなどもぜひ

(カンタ)
今は転換期に近いのかなと思うんですけど、クリエイターが増えていってパイを食い合うように感じたとき、梅景さんはどう見てるのかなっっていうのは聞いてみたいです。

(梅景)
YouTubeに著名人が参入してきたりというのもあるけど、一方で、視聴者側も変化があって、コメント欄を見てると、けっこうニッチなタイプのクリエイターさんを見ている方が、YouTuberとして有名なクリエイターのことは知らなくて、コラボきっかけで「はじめて知りました、おもしろいですね!」とかコメントしてたりするというのもあって。まだまだ可能性とか広がりを感じる瞬間ですね。

複数プラットフォームをまたいで活躍する人が増えているのもあって、たとえば、YouTubeとInstagramとか、InstagramとTikTokとか。そういう人が活躍する場を作っていきたいと思ってます。で、結局のところは、コンテンツって大事だなと思いますね。作っている人の思いとか感性とか、適当にやっている人じゃなくて、こだわりを持って取り組んでいる人が、やっぱり活躍していると思っています。

(トミー)
僕「総合格闘技になる」と昔から言ってきたんですけど、今ボーナス・トラックは終わったと思ってます。一回チャンネルが増えてそこからふるいにかけられて、もう一回選抜されるということかなと。

梅景さんに言いたいこと・・・うーん・・・言ってますしねー。普段から言いたいことあったら全部言ってるからなあ(笑)

(梅景さん)
僕にということもですけど、バディなどの社員にもしっかりと言いたいことを伝えてくれるのもひとつの力だと思いますね。

(トミー)
逆に言うと「言わせる能力」でもあると思うので。言いたいことを言えない状況にしなかったのがUUUMで、そういう場があってよかったなあと思います。

毎日投稿終わった今、僕らの根っこは大きくは変わらないのかなと思っていますが、応援してくれているみんなに、応援していてよかったなと思ってもらえる2人でありたいです。
自分たちらしい選択や、やりたいと思う企画をやっていきたい。そして、それがやりやすい時代になりそうですよね。

─ありがとうございました!今日はあらためていろいろ聞けてうれしかったです。
クリエイターさんが言いたいことや相談を言いやすい環境づくりを目指すUUUMなので、これからもどんどん言ってもらえる存在でありたいです。水溜りボンドのおふたりのさらなるチャレンジも楽しみです!(編集モモヤマ)


本日はここまでです。読んでいただきありがとうございました。ぜひぜひフォロースキ(ハート)をお願いします! フォローもスキもほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとにうれしいので!フォローはこちらから⇓


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